No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

湯沢絵どうろう祭り(2022)は美しかった

2022-08-07 | お祭り













秋田県湯沢市の「絵どうろう祭り」。2020年からコロナ禍で開催が中止されていたが、3年振りに開催された。秋田県では今年は竿燈祭りも3年振りに開催された。そちらには行くことが出来なったが、絵どうろう祭りに行ってきた。この祭り、詳しくは知らないが、佐竹家の奥方(この奥方は若くして京都から嫁いできた姫さまだった)が寂しい思いをしないように絵燈籠を飾ったことが起源だとされている。多分、多少の脚色はあるだろうが、何ともロマン溢れる祭りなのである。祭りといっても、要は絵どうろうを通行止めにした大通りに展示するだけ。それが刻々と暮れていく町のなかで輝きを増していく様子は、とても美しい。立地条件や交通事情、開催時期の問題はあるが、もっと注目されて良い祭りである。

X-PRO3 / XF16-80mmF4 R OIS WR








X-PRO3 / XF16-80mmF4 R OIS WR
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竿灯〜炎天下の競技会にて

2019-08-06 | お祭り






昨日掲載した「竿灯祭り妙技会」、別名は昼竿灯である。炎天下の演技はクラクラで、熱中症になるかと思った。今回のカットは望遠レンズのもので、竿灯関係の写真はこれで終わりである。

X-PRO2 / XF90mm F2.0 LM WR
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それでも真昼の竿灯を見てきた

2019-08-05 | お祭り
竿灯祭りといえば、明かりの灯った竿灯が見ものであり、祭りも夜に開催される。でも、昼間には「竿灯競技会」という、竿灯の技術を競う競技会が開催されている。体調不良(+腰痛)で、夜の撮影は無理なので、この昼間の競技会を少しだけ見てきた。やっぱり夜空に揺らぐ竿灯を見たいものだ。


X-PRO2 / XF14mm F2.8R
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ヒトかまくら

2019-02-17 | お祭り










諸般の事情で、写真撮影に出かけることができない。仕事の合間とか、何かの用事のついでに無理無理どこかに寄るものの、気持ちもそぞろで、なかなかスッキリと撮ることができない。ここは秋田県の旧・雄物川町。現在は横手市と合併している。江戸から明治の古民家数軒を移築して見学施設とした「木戸五郎兵衛村」では、かまくらが展示されていた。少し時間が早かったので、まだ準備中だった。かまくらは、やはり夜に行きたいものだ。



X-PRO2 / XF23mm f1.4R
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西馬音内盆踊り2018

2018-08-20 | お祭り












長野シリーズはまだ残っている。でも季節物なので、こちらを先に掲載する。国の重要無形民俗文化財にも指定されている、秋田県羽後町の西馬音内盆踊り。当ブログには何度か登場しているので、説明は割愛する。秋田県羽後町という全国的には無名の町で、このような盆踊りが継承されていることは驚きに値する。初めて、この踊りを見たのは、まだ秋田県に移住する前で、神秘的で官能的な様子に衝撃を受けたことを覚えている。当時は、祭りの運営もまだまだ素人運営で、撮影だって自由に出来た。今では数え切れない観光客が押し寄せ、有料の観覧席でないと良い位置で撮影することは難しい。また多くの浅ましいアマチュア写真家があちこちでルール無視の傍若無人ぶりを発揮していて、いささかうんざりする。
でも、こうやって開催し、地元にもお金が還元されることが、担い手の確保や文化の継承に繋がっていくのである。今年は、撮影場所を変えたことで、フラッシュ撮影が思い通りにいかず、アベイラベルライトで撮影した。まあこれは観光イベントなので、観光が優先されるべきなのだ。ちなみに、そうは言っても数百枚の写真を撮った。家でチェックするのも面倒なくらいなので、今年はこれで終わりにしておく。

X-PRO2 / XF23mm F1.4R
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湯沢絵どうろう祭り2017

2017-08-09 | お祭り








秋田県湯沢市で開催される「湯沢絵どうろう」祭り。とても素敵な祭りで、毎年のように行っている。言い訳大王みたいにまた言い訳するけど、数年前にアマチュアカメラマンの醜態を見てから、真剣に撮影することはヤメている。散歩しつつ、ビールを飲みつつ、まったりと撮影というイケないパターンである。しかもあとで気づいたのだが、今回はjpegオンリーの記録でRAWデータもない。夜の撮影で、かつ色々な光源が入るので、jpegオンリーは厳しい。でも雰囲気だけ感じとってもらえば、それで良いかなと思う。

X-PRO2 / XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
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もし竿燈祭りをモノクロで撮ったなら

2017-08-07 | お祭り










竿灯祭りとモノクロ。まったく異質な組み合わせのようでいて、何となくしっくりくるから不思議だ。それは僕が実際に竿灯祭りに何度も行っているからしれない。そのイメージを持つ状態でモノクロ写真を見ると、一瞬時間が止まったような静寂を感じる。静寂を噛み締めると、少し遅れて鮮やかな色と音と振動が蘇る。というと格好良いが逆に、祭りを見たことのない方がこの写真を見ても、何の感動もないのではないかと危惧している。


X-PRO2 / レンズ各種
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竿燈祭り2017〜やはり行きました

2017-08-06 | お祭り










竿燈まつりは、真剣に撮影しようと思えばキリがない世界だけど、眼の色を変えて撮ったりはしない。意外とハイエンド一眼レフと大型フラッシュで撮ったハイアマの写真より、沿道の最前列で観光客のお姉ちゃんがiPhoneで撮った写真の方が出来栄えが良かったりする現実も見てきた。僕はもう観ることがメインで、撮影はついでくらいの感覚にしている。ビール片手の撮影である。この祭りほど、その場にいないと良さが実感できない祭りも珍しい。クライマックスまでジワジワと盛り上がる熱狂の仕方は独特で、稀有な祭りだと思う。



X-PRO2 / レンズ各種
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村祭り

2016-09-09 | お祭り









本来は秋晴れの涼しげな天候の下で行われる祭りなのだと思う。真夏日の炎天下、男衆はビールを何本も喰らい、子供達も汗だくだ。衣装からいっても、30度以上の炎天下で行う祭りではない。大人にとってせめてもの救いは、出てくるものがビールであること。これが日本酒であれば、かなり辛いだろうから。


X-PRO2 / XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS


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竿燈祭り2016

2016-08-04 | お祭り








言い訳から入る。もうね、こういうものは真剣に眼の色変えて撮るもんじゃないんですよ。例えば、僕が立った位置と隣の人との間に僅かなスペースがあって、その間から少年が眼を輝かせて竿燈を見ていたとしよう。やはり入れてあげなきゃ、大人として問題あるよね。それで自分の位置が多少不利になっても仕方ないよね。これは撮影イベントではなくて、風物詩なんだから。見物のついでにパシャっと撮るくらいじゃなきゃ。といって家で写真をみたところ、一枚目の下の方に写っているiPad、良い写真撮っていますね。更にいえば、どんな状況でも撮る人が撮れば、それなりの写真になるのかなって。

以上、大人の夏のつぶやきでした。


X-PRO2 / XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS


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