小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

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隠岐 西ノ島波止釣りガイド完

2009年02月25日 | 釣り

今日は最後のガイドです

場所は西ノ島最北東端の宇賀波止です。ここは旧波止と新大波止に分かれます。まずは2008_107 旧波止です。ここは元々クロの住処のような場所ですが、最近は少ないようです。ここでつれるのは潮が早いときに限ります。潮がゆっくりとしていると餌取りのスズメダイの餌食になってしまいます。倉の谷もここもチヌは40センチまでの小型が多いように思います。水深は10メートル程度です。波止周りの捨石にはハタの種類が多く、それを狙っても面白いと思いますが、思ったよりもすれていて食いつくと思った瞬間に身をひるがえすのが見えます。手前の方は藻がありメバルが良型交じりで釣れます。常夜灯がありアジの中、大型が数釣れます。そのため鯛の夜釣りはまず無理です。イカはよくつれます。

2008_112 2008_108 沖の大波止では外海と同じものが釣れます。大鯛も良く出ます。50前後の鯛は日により数が出ます。ただし潮は東にゆっくり出るときがチャンスになります。水深は20メートル近くありますが、樽ウキのふかせがよく釣れます。クロは潜りさんの話では40~50センチの魚影も多く見られるそうです。昨年10月には61センチの尾長が釣れて島の太公望の話題をさらいました。クロも大型にどうして餌を届けるのかが課題です。潮が早く、渦巻く時も多く当たり外れの大きい場所ですが、挑戦してください。底もののハタ類も大型がいて専門で狙っても面白いと思います。時々石鯛の大型が浮いてくることがありますが、誰もねらう人はいません。ただ、ここは足場が高く狭いことが難点です。足元には気をつけてください。

総括  西ノ島の波止では遠投ふかせでは大鯛(70センチ)の可能性はどこでもあると考えておく必要があります。夜は外磯と異なり明かりがありアジが多く寄ってくるので、苦戦することが多いと思います。私の感じでは鯛の魚影の多さは外海をはるかにしのぐと思います。夜のアジを交わせるともっと釣れるはずです。鯛はその美しさから人気がありますが、食べては身が水っぽくそんなに美味しいとは思いません。カナ(ハタ)やクロにははるかにおよびません。チヌは独特の臭みがあり、地元では食べません。特にのっこみの大型は臭みが強く、40センチまでは臭みが少ないように思います。

仕掛けはアジが多いこともあり、ふかせ、樽カゴがお勧めです。なぜか分かりませんが底カゴは一瞬にアジの餌食になるようです。アジも20~30センチのため、避けることが困難です。西ノ島の波止はいつでもほとんどの波止は貸切状態で釣りができるのも魅力です。


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