2020東京五輪を考える・ミネラルランチの部屋

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佐野の亀倉雄策賞受賞の言葉が笑える

2015-09-05 | 佐野研二郎

佐野いわく 「 言い訳はいわない。
目の前の画面は世界に確実につながっている。
デザインはシンプルで深い。」


2015年 第17回・亀倉雄策賞受賞の作品

ポスター「HOKUSAI_LINE」





選ばれたポスター「HOKUSAI_LINE」は、
「TOKYO DESIGNERS WEEK 2014」で行われた53名のクリエイターによる
「北斎漫画インスパイア展」の出品作。
選考会において、「佐野氏のこれまでとは違う新たな一面が見られる」
「細やかで不思議な表現」と評された。

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佐野の受賞のことば・全文


いいたいことはたくさんあるが、それはデザインで還す。

亀倉雄策の仕事で一番好きなのは1964年の東京オリンピックのエンブレムだ。
シンプルで力強く、唯一無二のデザイン。
いつの日かこのようなシンプルで骨太な仕事がしてみたい、
と思うようになった。ニッポンを、世界を、あっといわせる仕事。
一生に一度でいいからそういうデザインをしてみたい。シンプルであること。
明快であること。太くあること。
Simple. Clear. Bold. ある日から僕のデザインの指針となった。
デザインとはなんだ。デザインにはなにができる。そういう自問自答を繰り返した。
去年、あるきっかけがあり、亀倉雄策の本を読み漁った。
そしてその本にあったポートレイトを見るとちょっと怒っているような、
(まだだめだ)といわれているような気がしたのでまた長いデザインの旅にでた。
それがあるとき再びそのポートレイトを見るとすこし微笑んでくれた気がした。
その後まもなく、まさかの受賞の電話がかかってきた。
忙しいなんて絶対に口にしない。
言い訳はいわない。
目の前の画面は世界に確実につながっている。

デザインはシンプルで深い。
考え、それを超えるべく手を動かし、また考え、また手を動かす。邪念はいらない。
デザインは思想だ。簡単に。深く。明快に。太く。でも簡単に。
ストレスはある。でもいつも朗らかである。そういうデザイナーでありたい。
デザインの道はまだまだ続くのだ。負けない。僕には亀がついている。
亀はゆっくり、確実にやってくる。

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この、「北斎漫画インスパイア展」は
歴史上の芸術家にインスパイアされた現代作家が作品を制作

更に、この発表の場の「TOKYO DESIGNERS WEEK」は開催29年今年は30年目なる
いわば、クリエイティブ達のお祭りだ
デザイン・アート・ミュージック・ファッションの4本を柱に
プロ、アマ、海外からの参加も可能らしい

過去に佐野が参加したかどうか解らないが、勇気あるよ

各ジャンルのプロが集う所によく出せたね

さて、佐野のこの作品
確かに、作風が違う
私は、彼の作品では無いと思う。

理由は

1-まず佐野は北斎にインスパイヤなどされない
2-得意の白黒だが、タッチが繊細で計算されている
3-北斎漫画は人間のさまざまなシーンでの動きを
一瞬でとらえ、時を止める。
このデザインはそれに成功している。佐野にはムリ

初め私は、一浪しても一年しか勉強しないで
多摩美に合格したすごいと思った。

しかし、出回っている佐野のデザインノートを見て
こいつ、デッサンできないぜっと

これは、人物が描ける人の作品だ

ではどなたが、代筆されたのでしょう?

佐野に亀倉雄策賞受を取らせたかった人?

2014年の東京デザインウィークは

会期 10月25日(土)ー11月3日(月・祝) 10日間

応募は更に前でしょう

作品は遅くても夏までには仕上がってないとね

あれ、五輪公募時期と被ってませんか

五輪のエントリー受付の期日は
2014年 10月10日 12:00まで。
審査対象となる制作物の受付期間は11月4日~11日 12:00正午(必着)。

佐野は参加資格はすでにあったが

エンブレムを作るにはどうしても
この賞が欲しかったハクをつけて国民を納得させるにも






こちらが、受賞後の展覧会のポスター

バカじゃないの、亀倉雄策賞受賞だから亀・カメ

誰の背中に乗ってたのだろう~~