60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

私の好きなコース 3 北太平洋シーサイドライン

2020年12月21日 | 好きな○○

北海道・道東 道々142号、根室市から浜中町浜中間 約59km

北太平洋の眺めが素晴らしい、しかし晴天でも海霧が良く出る、霧に包まれる
と凄く寒いので雨具・防寒具は必須。北太平洋シーサイドラインと呼ばれて
いる、交通量はかなり少ない。
根室からd142に乗るが、d142は内陸部の牧場を走るので市道に乗り換え
花咲港に向かう。根室本線と併走して走るコースで運が良ければルパンⅢ世
ファミリーの気動車に出会える、少し走ると案内に従いd310に乗り換える。
少し南下して車石に寄った後海岸に到る、花咲灯台の先に平坦なユルリ島が
美しい、モユルリはユルリに重なり見え辛い。

花咲岬6月2018


花咲市街を抜け牧場地帯を走りd780に出合うと高架から下りd142に乗る、
すぐに西和田駅、駅舎は古い車掌車と簡易トイレを置いただけ、根室本線駅舎
の標準タイプのようだ。

西和田駅7月2010


d142を更に南下し昆布盛の小集落に到る、この付近からもユルリ・モユルリ
が美しい、風車発電所から台地上を海岸に出て両島と北太平洋を眺める。昆布
盛のすぐ南に浜松海岸PA、眺めは昆布盛の方が良好。

昆布盛7月2011


昆布盛6月2018


昆布盛6月2018


浜松海岸6月2018


PAから原野の林間を少し走ると落石、d1123に乗ると落石漁港から落石岬に
到る、落石岬は草原をエゾシカの群れが疾走し、湿原には高山植物が咲き誇る、
バイク乗り入れは不可。落石からd142は内陸を走る、トド松林の湿地を直線
で貫いて西進、林間の湿地にはヒオウギアヤメの群落が広がる、ほとんど車の
走らない快走路。中程の別当賀からダートを少し南下するとフレシマ湿原、
タンチョウも営巣する野鳥観察スポット。

落石港6月2018


落石港6月2015


別当賀駅6月2015


フレシマ湿原6月2015


別当賀から更に西進するとd142は、初田牛から再び海岸に向かい海沿いの
コースを行く、ここからが私の最も好きなコース。白波が寄せる青い北太平洋
を左に見て、緩いアップダウンを繰り返し海辺の丘陵草原を行く快走路、周囲
には人家はもちろん山も木も見えない。時折、丘の間を流れる小川の河口に
漁師の家が数軒身を寄せ合っていることも有るが、犬も吠えずほとんど廃屋の
ようだ。恵茶人附近は打ち寄せる波が霧となりコースに流れている、バイクや
衣服に塩分が纏わり付くが諦めて突っ込む、すぐにシールドは白く曇る。
マップルは「青と緑のコントラストが美しい道」と案内しているが、晴天なら
ばその通り、霧や曇天では「荒涼とした不毛の地を行く道」かな、細道が
見つかれば乗り入れて左右の丘に登れば新たな感動が有るかも、内地では高山
でしか見られない草花に出会え、多くの野鳥にも出会える、時間を掛けて
ゆっくり走りたいコース。恵茶人のすぐ西に羨古丹展望台、浜中湾の先に霧多
布が見える。

初田牛駅6月2015


東恵茶人6月2015


東恵茶人6月2015


東恵茶人6月2015


東恵茶人6月2015


東恵茶人7月2011


西恵茶人7月2012


西恵茶人6月2018


羨古丹7月2012


羨古丹展望台より7月2017


羨古丹の丘陵を下ると幌戸、右手に小さな湿原が在る、野鳥観察
スポットなのか高倍率レンズを構える人が居ることも。再び丘陵に登り少し
内陸に入る、この附近から樹木が現れ林間を行く。丘陵を下り再び海岸に出る
とd123に出合う、d123に乗り継ぎ浜中湾の砂浜に沿って快走すると霧多布に
到る、この砂浜は波打ち際を走行出来たが今はどうかな。

幌戸6月2015


幌戸7月2012


浜中湾岸d123出合附近7月2012


浜中湾岸d123出合附近7月2017



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