音を立てて冬が来たぞ

いいじゃないか
ちぢこまって
身をまもる
重ね着でふくれあがって
唯一の暖房器具
石油ストーブは
つけたり消したり
それでもいいじゃないか
ありがたいじゃないか
灯りのない
極寒の焦土で
必死に
生きようとしている
母と子
お年寄りにも
厳しい風が
音を立てて吹き付けているのだろうか
同じ空の下なのに

時の足音

やっぱり秋はこれだなあ

　　　　　それはとほく枯葉ふみゆく　時のあしおと
　　　　　あをぞらのあてどない彼方への渇き････

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「秋」より　〈現代詩文庫〉続・那珂太郎詩集より

　　　　　　　　　　　　　

深呼吸して
さあ　のぼるか

まさかなのか、ふつうなのか

中京のチャンピオンズカップ
テーオーケインズの強さは本物か

まだ熱気がさめていない
これがサッカー
なんて書いてあったが
いやいや
これが予想なのよ
ゼッタイはない
下駄をはくまでわからない

芭蕉の
物言えば唇寒し秋の風
だが
C・ルメールとD・レーンのライン
⑦－⑪でいこう

山頭火の
うしろすがたのしぐれてゆくか
が沁みる

　　　　　うしろ姿を追っている曠野かな

　　　　　すす払いツキ見る月や年の暮れ　　　扇酔

よし！師走じゃい

べつに
だからって
こともないが
なんとなく
キモチをいれて
もちべぇしょんを
あげようか
なんて
おもってはみるが
さて
なにをしていいのか
わからん
とりあえず
ゲンカン　トイレ　フロバ　ダイドコロ
ぴあのノウエ　シンシツ　イマ　ツクエノまえ　
かれんだぁを
めくって
よし！
師走じゃい！
ぐっとひえてきた
O Holy Night,