寒さがゆるんで陽射しがポカポカしたとたんに、鼻はつまったり水鼻がでたりと、だらしなくなり、目は痒いわ、ショボつくわで視界不良、いよいよ来ました、受難の季節。今年の飛散は去年の4倍なんて恐ろしい情報も流れている。もう外に出られない。洗濯物は干せない。ただ我が部屋を花粉シェルターとして籠もるしかない。花粉情報も開花情報もいらん。無意味。萩原朔太郎は「憂鬱なる花見」で桜の花の酢えたる匂ひと書いた。その通り、春は酢えたる季節だ。世間様は飲めや歌えやで浮かれるが良い。これより5月の連休までの2ヶ月間は観念して辛抱、ひたすら辛抱。しかし毎年そうなのだが、ゴールデンウィーク前にピタッと症状がなくなるのが不思議でならん。
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体育の時間に、先生の話を折るくしゃみを連発して、叱られたことがあります・・・・もう半世紀近く前のこと。
辛いですが、やっぱり春は好きです。
明るい陽射し、花の便り、朔太郎の「フランスに行きたしとおもえど・・・」も大好きです。
なんだかんだ言っても、現代詩は朔太郎からだと思っています。「廣瀬川白く流れたり / 時さればみな幻想は消えゆかん。」同じ純情小曲集の「廣瀬川」もいいですね。十数年前歩いてきました。