やまとしうるはし(大和し美し)

2017-05-18 00:32:37 | 健康
      

仏様にお供えする果物を道の駅まで行って見てこようと家を出てすぐに、踏切が下りてしまった。っと「そうだ飛鳥行こう」とスイッチが入れ替わった。「そうだ京都行こう」のJRポスターのパクリでお供え物は明日にして、そのまま電車に乗った。もうこの精神状態は3ヶ月の花粉受難の反動でしかない。薄い曇り空でさほど暑さも感じずに、ときどき吹く心地よい飛鳥風に涼を感じながら、飛鳥駅→高松塚古墳→石舞台→飛鳥川沿いを甘樫丘まで歩いた。広い明日香村の丘陵の<うるはしき>緑に言われているようだ。「そんな嬉しそうな顔するなよ」

    

甘樫丘に登る<万葉の植物道路>が楽しくていい。木の側に「この木の名前は」という札が立ててあって目隠しがしてある。その目隠しをめくると答えが書いてある。このクイズは道々の楽しみになった。甘樫丘からの眺望は<うるはし>の一言に尽きる。まさに「衣ほすてふ天の香具山」である。畝傍山のはるか後ろには金剛葛城山系の北端、我が唯心の浄土二上山が見える。ぼくはこの眺望が大好きだ。ここから二上山を見るたびに今ここに居る自分が、まだ信じられない。ひょっとしたらぼくはまだ夢心地でいるのかもしれない。昔登った時には夕方4時だったか、下から「平城山」(ならやま)のメロディーが上がってきて、その時の感動が今も消えていない。帰りは橿原神宮まで歩いた。明日は夢から覚めてお供え物を買いに行こう。

  
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二上山登山

2017-05-14 21:28:16 | 健康
      

花粉受難明け、二度目の二上山登山でした。9時半出発、曇り空から夏の日差しが指して来てすぐに汗が吹き出してきた。山の木漏れ日は色々な表情を見せてくれて楽しいです。町での木漏れ日とは違います。ちょうどヤマツツジが見頃でした。ピンクの小振りの花は山の少女ですね。雄岳山頂の大津皇子のお墓から馬の背を通って雌岳山頂へ、視界はこっちでしか楽しめないので、あちこちで弁当を広げていました。

      

馬の背から一度下ったけど調子がいいので、以前から思っていた祐泉寺の左側のコースで再アタック。これにはもうひとつ理由があったのです。受難休養と先日の飲み食いでゆるんだ身体と脳ミソを締めるためだった。ぼくが40年前、当麻寺に寄ってから登って竹内峠に出たのはこっちのコースだっった。シダの坂道がその日のことを思い出させてくれた。このコースは野趣に富んでいて面白い。13時下山、たいま温泉でクールダウンならぬホットダウン。いくらか身体も脳ミソも締まったようだ。競馬はスカンを食ったが、ソロソロ予想は脳ミソがゆるんでいたせいだろう。と言うことで・・・。
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ぶらKAZU

2017-05-07 11:57:23 | 健康
立夏とはよく言ったもんだ。6日は汗をかく陽射しを浴びながら我が当麻二上をぶらぶらしてきた。ほんとうに自然界の営みは目を洗ってくれて、気持ちを和らげてくれる。二上パークは今日も車車車で人人人、自然界の法なんて無視して好き勝手に営んでいるのは人間だけでしょうね。


最近は川の両岸にロープを渡して何百匹もの鯉を泳がす鯉のぼりの様子をテレビなどで見ますが、やはり「屋根より高く」の鯉のぼりはこれでしょう。太い竹に大きな吹き流しが印象にあるけどなあ。住環境が変わってこういう鯉のぼりが年々減ってきました。いい生活をしているようだけどコソコソ生きてるのかなあって・・・・。

    

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扮害終息五月晴

2017-05-04 06:45:00 | 健康
受難が去って生まれ変わったような気分です。ほんとうに不思議だ。毎年5月3日に生まれ変わる。この毎年のまるまる3ヶ月の受難は神様へのツケを払っているのかもしれない。ぼくは過去世に一生かけても償いきれない相当深い悪業を持っているに違いない。一年通して返していくのは大変だから神様のご慈悲で毎年3ヶ月はツケの返済分ということじゃないかと諦めている。

受難明けの今日は晴れて二上山に登ってきた。山頂の大津皇子のお墓にも手を合わせたらなんかホッとした。申し訳ないが友達のような気がしている。
幼稚園ぐらいの子でも登れるので家族連れがたくさん来ていた。見ていて気持ちがいいね。2時間半でお昼前に下山、いつものように「たいま温泉」でゆっくり汗を流して、帰りがけに<居酒屋セブンイレブン>で登ってきた山を眺めながら一杯!旨いのなんのってこの一杯!ツマミはよりどりみどり、すっかりお気に入りに登録です。イロハモミジがきれいだった。
      
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恨めしい青空

2017-04-24 10:28:35 | 健康
恐るべし今シーズンの扮害。完膚なきまでに痛めつけてくれますわ。昨日今日の青空。我が心は蒼白。脳は無政府状態。無呼吸、無酸素、不整脈がいつ止まってしまうのか。為す術もなく。

水鼻吐息なんの青空かな
望んでいなかったものをいただくこともある
いただくものがない目と鼻でいただく
           * いただくものがない両手でいただく(尾崎放哉)
風よ心あらば迂回してよ
目は心を映す濁った赤
終息を待つも堪忍切れるも堪忍
                     扇酔憐句      
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