お茶の国から ～2010～ ダメだこりゃ

昨日、お茶刈り。今日、台切り・・・

今年は、冷害＝新芽の霜、凍結被害により、茶葉の品質が・・・

ばらん・ばらん・・・

運良く被害を免れたところは、それなりの茶葉となったが、
全体として「量」が少ない。ということで、お茶工場では、十分な茶葉が集まらない、
という事態になるところも。

さらに大抵のところは、被害が出たので、茶葉の生育が大幅に遅れた。
ワシの家でも、ふつうはG.W.には終了する刈入れも、まだ全ては終わっていない。
巷では１番茶ではなく、１．５茶なんて言ってたりする。

茶葉は硬くなるし、２番茶の生育も同様にずれ込むことが予想され、イイことなんて無い。




一見、普通に伸びているように見えるけどね

社長（おばば）が、「この葉っぱは刈るな！」と小さな葉を指差す。


ふつう、こういう葉は、深いところにある（と記憶しているが？）。
少し芽が出たとこで凍ったから、こうなったんでは？

今ごろ出たのかな？という、「芽」


これも、入れないように・・・。


となると、茶の木の上っ面を刈っていく感じ＝収穫量少ない。

農薬代、肥料代、燃料代・・・とても賄えんわ！

まいった、まいった。


そういえば、何にもせんむ（専務）＝兄貴も珍しく手伝う新茶刈りの週末であった。

来週末もお茶刈りで、今年の１番茶は、そこで終了予定。

はたして茶葉（生葉）の単価はいくらなのだろう？


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五月晴れの休日に