消えゆくものに・・・

ホントにあったかくなってきたようで、今週末は「ふじてん」では厳しいかなぁ？


さて、今年で平成が終わる。
昭和も遠くなりにけり・・・　・・・

色々なものが世に出てきて、その一方で色々なものが姿を消して行った。

来年のオリンピックに向けて、政府は「キャッシュレス」を進めたいらしい。

まぁ、便利な面が多いのだろう。
万が一、というのは、「稀」なので万が一なのであって、乗り切れないことはないだろう。
多少の不便よりは、大きな便利が優先されるのが常だからね。


が、失くしたものの価値は、しっかりと確認しておきたい。

レスリングが日本で生まれたスポーツでないのに、「お家芸」と
言われるまでになったのは、日本の生活様式と関係があるとか無いとか？

つまり、しゃがむ姿勢をよくしていたので、脚が短い＝重心が低い。
足腰、体幹が強い・・・など。

蹲踞（そんきょ）の姿勢など、西洋人にはとても難しいとか？


で、キャッシュレス。

認知症になると、お金を数えるのが苦手になるらしい・・・
財布の中の硬貨を数えるのが難しくなり、いつも「紙幣」でお買い上げ。

結果、財布の中は小銭でいっぱい・・・

６３０円の買い物に、１１３０円出して、５００円玉でお釣りを貰う。
こんなことをするのは日本人くらいと言われる。

まぁ、そんな些細な頭の体操が、認知症の予防になっているのかもしれない。


便利になるのは、いいことであるが、その変化の中で消えていくものの価値を認識しよう。




　　　　　　　　　　　　　　　　　雨の後は春なのか？