電通が2月22日発表した09年の日本の広告費によると、
インターネット広告は前年比1・2%増の7069億円、
一方、新聞広告が18・6%減の6739億円となり、
1947年の調査開始以来初めて媒体別でネット向けが新聞を
上回り、ネット広告は、携帯電話向けのモバイル広告に加えて、
パソコンで検索結果に連動して表示される広告が牽引し、
ネット広告の成長ぶりが裏付けられたと発表した。
また、先日は、ローソン、ADK(アサツ-ディ・ケイ)ドコモが
デジタルサイネージの新会社(クロスオーシャンメディア予定)を3月
に設立し、6月からサービスを展開するとの報道。
デジタルサイーネージ
これらのように、「デジタルサイネージ」という言葉がIT業界、広告業界を
ネットワーク業界を中心にして、話題になり、Webサイト、ブログでも、その
動向、設置後の写真投稿等も数多く見られるようになった。
私自身も、RSS機能を生かし情報を収集すると、瞬く間に「関する」記事を
集めることが出来るようになった。
数年前から、この「デジタルサイネージ」には関心があり、調査・研究をして
きた私には、普及度、ビジネス展開(競争)、認知度・話題性から見ても
新情報メディアとして、2010年は、デジタルサイネージ元年になるのでは
ないかと思うが。
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デジタルサイネージの定義
デジタルサイネ-ジコンソーシアム(DSC)の指標ガイドラインの中から定義を引用する
と「屋外・店頭・公共機関・交通機関など、あらゆる場所で、ネットワークに接続した
ディスプレイ-などの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステム」としている。
文:松瀬 徹(次回へ続く)
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