術後の辛さ

手術そのものは、全身麻酔のため、

なんとも無いが、

術後の辛さは壮絶なものである。

おまけに、ベットに寝た状態で、身体に直接

導入されている、色んな針、チューブで

完全武装となった私の姿。

麻酔がさめても、感覚がもどるには、時間がかかるなかで、

次第に痛みが発生してくる。武装のため、身動きもままならぬ。





その時を句にして、表現した１２月１２日制作したもの。

★自らの　意思で放つ　術後尿


★痛さゆえ　思考も止まり　狂いそう

辛さのなかでも、余裕をもてた　句


★マスク顔　取ってください　白い女





そして、術後で注意しなければならぬのが、肺炎である

喫煙歴がある私には特に注意しなければならぬもので、

痰には、まいった。

飲み込むことは、絶対禁止であるので、痰を切ることに

呻きながら痰を切った。


我に訴えた　句

★　この痰は　悪魔の痰ぞ　飲み込むな！

痛い辛さのなかでの　希望をもって

創った句。


★　死ぬほどの　辛さの中で　無我祈る　　★


★　開腹し　旧い気捨てて　　希を創る　★


★　いま理解　　病の中　　愛と増　★




　句のすべては、辛さの中で　メモしていたもの。




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