松浦からFUKUOKAへ

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☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

或るナルシストの憂鬱と苦悩  - 創作 -

2009年06月20日 17時08分57秒 | Creation(創作品)




彼の苦悩は、昨年末から始まっていた

職場の喫煙室でのため息を思わせるような

煙草のスタイル

理解できない周囲の状況のなかにあって

独り、焦り、喘ぐ

ただ、何も出来ないまま、

時間だけが過ぎてゆく。

考えるのは、現在の課題と解決策のこと、そして、その未来。

そして、静かに、灰皿に花をちかづけ、絵になるように

セッティングした。

しかし、苦悩の日々は続く。










長い時間が経過して

結果が見えてきた

それは、良いことも、悪いことも

彼を取り巻く現実の情勢を反映し、それに対し

しっかりと無力さを痛感し、鬱になる。

このために・・・・・後ろ向きに、ネガティブな心理状態

或る人はいった。

見方、考えた形しだいと

そう、一理ある。

しかしである、誠実に、真剣に、

取り組み、追求した そのナルシストには、

やはり、現実に発生するストレスと怒りは、

苦悩の日々であることには、間違いなく。


口先だけでりっぱな挨拶をする人々をみると

吐き気すら感じるのである。


それでも、そのナルシストは、

生き続けなければならない

宿命をもっているのである。