何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

神の宿る山、わんこ①

2020-07-19 01:08:50 | ニュース
少し前のことになるが知人から、山と渓谷などによる、山小屋のためのCFがあると聞いており、幾ばくかは協力したいと思っていたのだが、こんなニュースまで見つけたので、事態は思っているよりずっと深刻なのかもしれない。
 
<長野県、山小屋支援にCF寄付を> 共同通信より引用
長野県は、新型コロナウイルスの影響で経営が悪化している山小屋を支援しようと、クラウドファンディング(CF)による寄付を呼び掛けている。県によると、都道府県が山小屋支援でCFを行うのは全国で初めて。15日午前10時時点で約250万円が集まった。目標額は1千万円で、8月31日まで受け付ける。山小屋は登山者のごみ処理のほか、災害時の緊急避難先にもなる。登山道の整備のため倒木の除去や除雪も負担しており、山岳観光には不可欠な存在だ。長野県は県内約150軒の山小屋に一律30万円の支援金支給を決定。今回のCFで集まった寄付も均等に配分する方針だ。
 
お願い
記事を全文引用させていただくが、ここを読んでくださった方が、趣旨に賛同して寄付して下さることを願ってのことなので、許可して頂きたい。
 
おうちで上高地の趣旨に賛同し、何度かお世話になった徳澤園の蜂蜜やTシャツを購入した、その写真。
購入時にも書いたが、「ほんの気持ち」のメッセージが添えられたマスクとお手紙が、温かいもてなしをされる、徳澤園の人柄を表している。
 
 
お布団一枚に2~3人詰め込まれることもある山小屋に、密を避けよというのは土台無理な話で、今年はこの私ですら夏山歩きは泣く泣く諦めた。
特に、私が大好きな槍穂山域は、コロナ禍だけでなく、豪雨被害や四月後半からの群発地震による土砂災害も重なり、大変な事態となっているようだ。
それは、客としての登山者が入山しないという収益の問題にとどまらない。
山小屋が機能しないと、いや登山者が山を歩かないことには、登山道は荒れるばかりになるのだ。
そのようなことを少しでも避けるための、CFだ。
 
お世話になったことのある、涸沢小屋、穂高岳山荘、槍ヶ岳山荘、槍沢ロッヂ、蝶が岳ヒュッテ、北穂高小屋、横尾山荘
どの小屋を思い出しても、それぞれに居心地の良い工夫が凝らしてあり、疲れた体を癒してくれた。
そんな山小屋に少しでも恩返しをしなければと思い、その方法を考えている。
 
そんな長野の山を舞台にした本を執筆されることが多い作家さんが、今年の直木賞を受賞された。
その本こそ、先月のワンコお告げ本の意図が汲めず、感想報告をするのを諦めかけていた私に、再読を促したものだ。
 
引っ張るようだが、それについては又つづく

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