何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

パサパサにウンと潤いを

2015-05-05 01:04:28 | ひとりごと
例年なら今頃は夏野菜の土の準備は出来て苗を植えるばかりになっているのだが、今年は3月半ばから週末ごとに雨が続いて何事も準備が遅れ気味になっていた。
この連休は日照時間を取り戻すがごとく晴れているので、連日土いじりをしているが、どうもイケない。

イケない理由1
毎年、地面を掘り起こしプランターをひっくり返し、古い土と自家製生ごみ堆肥と腐葉土を混ぜると、それなりにホッコリとした土になるが、どうも元々ある土の質がだいぶ傷んでいる。
運動場の土、いや、砂場の砂か砂漠の砂かというくらいパサパサで目もあてられない。これでは何を植えても、苗が土から栄養をとるのでなく、土に苗の水分を取られてしまう感じすらする。
化成肥料と液体肥料を使い続けたせいで土が弱ってしまったのかもしれない。

ついにアレに頼らなければならない日が来たか。

牛ふん
以前から良いとは聞きながらも、猫の額には多すぎる一袋40リットルという量と臭いがネックで避けてきたが、これほどパサパサな土となってしまっては、出来ることは何でも試さなければ仕方がない。
かなり大量に混ぜ込んで、苗を植えるまでの、土ならし中。


イケない理由2
家庭菜園がブームなのかホームセンターで苗を求める人は多いようだが、その需要に応えようというよりは、先んじて根こそぎ集客してしまおうという魂胆だと思われる、年々苗を売る時期が早くなっている気がする。
温度も安定してきて、そろそろか!と出かけたら、売れ残りの情けない苗しかない。それでもあれば良いが、プチトマト愛子様の苗は何軒か回ってやっと手に入ったほどだ。
それほどの家庭菜園ブームのせいか、病気に強い苗をウリにしたブランド苗は続々と出回っている。「予防接種苗」には驚いたが、土の状態も悪いのでブランド苗も買ってみた。

さて、売れ残って情けない状態の一般的な苗と、その4倍の値はするブランド苗の出来は如何に?

今年は初の牛ふん入り土壌と、ブランド苗という二つの挑戦。
経過はおいおい書いていく。


ところで、土がパサパサと書いていて、自分の言葉もパサパサで無味乾燥だと反省している。
きっかけは敬宮愛子様

災害救助犬を伝えるニュース1 ニュース2も「捨て犬」だったと表現しているので、私も「捨て犬」「野良ちゃん」と書いたが、敬宮様の作文「動物達の大切な命」を拝見すると、決して「捨て犬」とは書かれていない。
「保護された動物」
「命をつなぐ夢(5/1)」で「捨てられてもよい命はない」と書きながら、「捨て犬」「野良ちゃん」と書く私はガサツなんだろうか。

敬宮様の「保護された動物」という表現には、どんな命も守られ慈しまれるべきだというお気持ちが込められているのかもしれない。
そんな繊細な御心の敬宮様に向けられるマスコミの無神経な罵詈雑言は愚かしく情けないが、一昨日3日に御料牧場に向かわれる敬宮様のお元気な姿を拝見すると、また一つ壁を乗り越え大きく成長された感じがする。

幼いころに可愛がっておられた御料牧場の豚ちゃんと再会されただろうか。
それとも御料牧場の目的からすると、もう・・・・・。

命の循環を知るのは厳しいことだが、繊細であることは弱いことを意味しない。
厳しい現実を繊細な御心で感じ取られながらも、優しさと強さに変えて一歩ずつ歩んでいかれると信じている。

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