受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

屋根葺き工事終了

2006年07月28日 | Weblog
2ヶ月間をかけた、屋根瓦工事が終了しました。

施行されたのは、須崎の「トヨテック」さん。

土を使わない桟瓦葺きの入母屋の寺院の屋根でしたが、、これほど複雑で伝統の技術の集積によるとは思っていませんでした。

その工事をよく研究され、複雑な曲線を生かすために、炎天下で一枚一枚の瓦を丁寧に削り、積み上げた職人の技に、改めて頭が下がります。

最後に瓦の位置を調整して銅線を結び、汚れを拭き取り、粉塵をを落としました。