受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

強化ガラス

2006年10月31日 | Weblog
厚さ4mmの、強化ガラスを入れました。

店ではカットできないので、工場で加工したという事です。

雨戸は入れませんが、叩いても割れないというガラスで、頼りになりそうです。

後門壁(ごうもんかべ)土佐漆喰塗り

2006年10月28日 | Weblog

壁工事の土佐漆喰塗りは、ブログには載せていませんが、毎日のように続けられています。

何度かの土佐漆喰塗りの工程を重ねていますが、外壁、外陣、板の間と終了し、今日の作業は廊下と後門壁でした。

振り返ってみると、五月下旬の竹小舞、6月からの荒壁付けと、今日まで5ヶ月かかっています。


丁寧に工程を重ね、 厚い壁を塗り重ねていきます。


リボスオイル

2006年10月26日 | Weblog

外陣のガラス戸は桧製の枠で、引き手もシデ材となります。

この木製の枠に、リボスオイルという自然塗料を塗りました。

商品の説明に、

自然塗料は従来の有機溶剤と違って、植物成分からできた、環境にも健康にも害のない塗料です。今、化学物質過敏症とかアレルギーの方が多くなっていますが、理由は室内の空気が接着剤や、塗料によって汚染されているからであって、それらの改善が必要です。昔から使われていた物を使うのが望ましいです。

原料は有機栽培をした亜麻草より取れる食品品質の物で、古代エジプトのミイラの保存や、船の甲板を塗るのに使われていたということもあり、防腐性能・撥水性は非常に高いようです。

 

値段も有機溶剤と比べて高いそうですが、桧に良く馴染んで、美しさを良く引き立てています。


浜縁板切り取り

2006年10月24日 | Weblog
一度浜縁板を取り付けた後で、揃えて切り取りました。

切り取った後は、丁寧にカンナをかけていきます。

美しい材ですが、何度も磨かれて、その木の本来の美しさを現してます。

廊下舞良戸

2006年10月23日 | Weblog
浜縁から、本堂内部への舞良戸。

板も桧板で、廊下側から真鍮の釘で止めています。

建物の正面から見ると、まだ輝きのある銅板との組み合わせが、綺麗です。

玄関棟の棟・梁・垂木

2006年10月22日 | Weblog
日曜ですが作業があり、玄関棟の棟・梁・垂木などを入れて、空間の大きさがわかるようになりました。

本堂に比べると、作業の量が少なく、すぐに終ります。

昼過ぎから雨が降り、シートで覆われました。