受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

屋根 木工事

2015年04月02日 | Weblog
ネットで、薬医門とは、
①倒壊しやすい棟門の欠点を補い、本柱の後方に控柱を建てた門。
②本柱が門の中心線上から前方にずれる。
③本柱と控柱を結ぶ梁の中間の上に束(つか)をのせて切妻屋根をのせた門。
④すなわち、棟は本柱の垂直線上から後方にずれている
と説明がありました。

スモールサイズながら、設計図だけではわからない箕甲の下地となる板も微妙な勾配をつけられています。

今日は時折小雨を心配する中で、垂木、野地板、ルーフィングを貼って屋根部分は終わりました。


薬医門建前

2015年04月01日 | Weblog
雨も上がり、昼から薬医門の建前となりました。

満開となっていた桜の枝がつかえるので、もったいないのですが少し切ることになりました。

作業場で刻んで一度組み立て、バラして運び、再度組み立てていきますので、2日ほどで終了します。