受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

ボルト穴寸法取り

2006年03月25日 | Weblog
コンクリートに埋め込まれたアンカーボルト(土台と基礎を緊結するボルト)は、必ずしも図面通りに中央に、設置されているわけではありません。

そこで土台にアンカーボルトが通る穴を、ずれないように予め貫通させる為にパネルに対角線を引き、位置を確認しました。

4月10日頃に、加工された材木が現場に搬入の予定です。

犬走り

2006年03月24日 | Weblog
犬走りにモルタル(コンクリート)を張っていきました。
このコンクリートの上に、後で豆砂利洗い出しを敷きます。

犬走りは建物の外周部で、本堂の軒下にあたります。
前の本堂では赤土で、雨水の跳ね返りありましたが、この仕様により建物が直接地面に接する部分を保護することになります。

亀腹の透明フィルムも外しています。

なお今日は躯体工事に入るため、木工事の澤匠さんが基礎の天端に墨出を行いました。



天端均し

2006年03月23日 | Weblog
基礎上部の土台を載せる面を正確な高さに揃えるために、モルタル(砂、セメント、水を混ぜたもの)を用いて基礎の天端(てんば)均しを行いました。

型枠を組み、正確な高さになるようにはさみ金物で固定し、定規の間にモルタルを詰め、鏝(こて)を使って丁寧に天端上面を仕上げます。

排水溝

2006年03月23日 | Weblog
亀腹中塗りに、透明フィルム・霜除けの保護シートを架けていましたが、上の保護シートを外しました。

本堂内部の水を抜く為に、排水溝を設けています。