受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

水切瓦

2006年07月27日 | Weblog
水切瓦で検索すると、雨の多い高知の建物の壁面の取り付けた平瓦が出てきます。

土佐派の家では、この水切瓦の意匠を取り入れて雨仕舞いを良くするために、銅版などで加工したもの取り付けています。
庫裏の漆喰壁にも、この銅版の水切瓦を取り付けています。

本堂の妻下に取り付けるのは熨斗瓦3段で、面戸瓦の上に葺き、水の侵入を防ぎ、建物の側面を強い印象にしています。