久しぶりに拝観した奈良の大仏さま。
大仏殿の中に入った瞬間に「うわー!でかっ!」と
思わず声が出ました
大仏さまの鼻と同じ大きさの穴があいている柱は大行列でしたが
もちろん私は無理…肩が入りませ~ん
今日は不思議と、ものすごく大きく感じました。
二月堂から奈良の街を一望し、
改修中の法華堂(三月堂)へ。
日光・月光菩薩、弁財天、梵天、帝釈天、地蔵菩薩、不動明王の7躰の拝観でした。
不空羂索観音像が拝めなかったのが心残りです。。
続いて向かった興福寺では、国宝特別公開期間中ということで、
五重塔初層と、東金堂後堂が公開されていました。
もちろん、国宝の五重塔に入るのは初めてです。どきどき…
中に入ると、心柱を囲んで、
西に阿弥陀三尊像、北に弥勒三尊像、
東に薬師三尊像、南に釈迦三尊像、
が安置されています。
思ったより心柱って細いんだ…と驚き。
柱の下の一部分が見えるようになっており、花崗岩の上に心柱が建てられているとのこと。
東金堂の後堂では、阿弥陀如来像の板絵と、正了知大将像(しょうりょうちたいしょうぞう)を拝観しました。
こちらももちろん入るのは初めてです。
正了知大将像は、仏法の守護神で、
東金堂創建当初から後堂に安置され
寛仁元年(1017)の火災の時に、踊り出て焼失から助かったことから、
「踊り大将」と呼ばれ、希代の霊像とたたえられたそうです。
(現在の像は室町時代に再興されたもの)
像高167センチ、均整のとれた姿が美しい像でした。