つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

スマさん9/30チケット

2008-09-23 11:58:57 | SMAPが好き
定価でお譲りします

スマップ 9/30 東京ドーム 40ゲート2通路1塁側2階21列 2枚
…ってスマファンでここ見てる人いるのかなしかも超お星様席…
お手数ですがN.マッピーで好きな曲をお書きの上メールくださいませ。


9/20マリンメッセ福岡・小田さんお誕生日ライブレポ

2008-09-23 03:40:56 | 小田和正ツアー2008今日もどこかで
小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
9月20日・マリンメッセ福岡、お誕生日ライブレポ、その1。

やって参りました、博多はまだ夏です!
会場のマリンメッセ福岡は海の近く、陽射しが明るくて、周囲は夏の光に満ちてます。

以下ネタばれです。実際の内容と同じではありません。
 
 
小田さんが61才になって、最初のライブです。

心からの『おめでとう』と『ありがとう』
ほんの少しでも小田さんに伝わるといいな…と思いつつ参加したのに

結局はまた、小田さんから受け取るばっかりで

「泣くか歌うか、どっちかにしろと隣人に言われる始末(笑)




『こころ』のインスト、雨の中を走る、やがて空は晴れて、上着を高々と放り投げ、勢い良く水たまりを飛び越える…

画面の中でジャンプするK.ODAと、
花道を颯爽と歩いてくる小田さんの姿が、重なって…
コンサートの始まりです!

ダークグレーのTシャツにパンツ、黒のスニーカー。
白いシャツはいつものように袖をきっちり二つ折りにしています。
小田さん、髪切った?


『こころ』
『正義は勝つ』
『愛を止めないで』


なにがびっくりって、小田さんてば!(笑)
ステージ後ろに特設の階段を造って、やや高い位置にある後方スタンドの前に、通路を設置しちゃったよ
2階ほどの高さを一気に駆け上がり、突然目の前に現れた小田さんに、
バックスタンドの皆さん、大喜び!

『伝えたいことがあるんだ』

客席から「がんばれー」と声援が飛ぶほどの猛ダッシュ!
しびれる~!!


「あ~、どうも~!!(わーーー!!
なんと今日、私の誕生日であります!(おめでとうー!!

ところで、今日が誕生日だと知らなかった人は…
(数人?手が挙がる。)あー、どうも(笑)

昨日からいろいろ、不意打ちみたいになんかやってくれる…連続でやってくるので、出てくるときもなんかあるんじゃねーか、とオドオドしてしまいました(笑)
なんか隠してないよね?(かなり疑心暗鬼な様子…

いろんなことがありましたが、ツアーもここが終わるとあとは大阪だけ。
とっても名残惜しいけれど、
終わっていかないと、次が無いので、
最後まで、張り切っていきたいと思います!
…くれぐれもおどかさないように(笑)お願いします。

このツアーが始まった頃は、この歌がぴったりな季節だった。
あっという間に時は流れております。」


『Re』

『僕らの街で』


若者たちのために作った曲だけれど、
61才の誕生日という日に、とっても似合っていると思いました。


『いつか どこかで』

いつもより長い花道を、少し小走りで花道先のステージへ。
薄明かりに照らされて、白のシャツから細い体躯が透けて見えます。
(何を見とるんじゃ

巨大な四面のスクリーンに映る4人の小田さん、四方に向けて小田さんの歌が流れているスピーカーを見ていて…
あれ、うちに欲しい!!と願う。もちろんミニサイズ(笑)天井から吊るしたい~


「これから歌う歌は、たぶん次の総理になりそうな?麻生太郎さんが、
この歌が好きだ、と言ったそうで…
それを聞くと『あ、なんか、いい奴なんじゃないか』(笑)
漫画とか好きなんでしょ?
親近感を覚えます(笑)なんたって、この歌が好きなんだから。

それでは、あの人の顔はできるだけ思い浮かべない方がいいかと思いますが(笑)『たしかなこと』歌います。」


『たしかなこと』

「えー、みんなにあの顔を思い浮かべないでと言っておきながら、
自分は歌ってる間、あの顔がずっと浮かんでた(爆笑)
どこが気に入ったのかなー?とか。。

政治の話題が続きますが、伸晃ってのが、石原家の。
1980年か81年にあった『若い広場』というトーク番組の座談会で、
なぜか私が呼ばれた時に、一緒に出てまして。

土光さんの後を継いだ、経団連の(名前聞き取れず)を囲んで、
若いヤツが論争をふっかけるような…そこに慶応在学中の伸晃も来てた。
それが、今は総理大臣の候補ですよ。
時が流れるっつーのは、何が起こるかわかりません。」

「(客席に応えて)…あ、どうも。(びくびく気味)
オレが勝手に、かたくなってるんだよねー。(笑)
そやって笑ってくれると、心が安らぎます。

昨日から夏が戻ってきました!『夏の日』をやります。」


『夏の日』

「ちょっときくけど、福岡県外から来た人はどれくらい…?
(ハイハーイ!半数近く手が挙がる。さすが
で、福岡の人は…県外4割、福岡6割といったところですか。。
だからどう、ってことはないんですが(笑)

ツアーの行程が決まって、あ、誕生日は福岡なんだって思いました。
ま、そりゃいいんだけど…
瞬く間に来た、という感じがします。」

「ここで昔の歌を。オフコースの歌をやりたいと思います。
たくさん曲を書いてきましたが、
これはいいぞ、と思うのと、いまいち、と思うのと、
自分では判断できないですね。
人の曲は『ダメだな』(笑)とかすぐわかるのに。
自分の曲は悪いとこばっかり気になって…」

「ここで、『僕の贈りもの』2番を歌いましょう。
私が伴奏しますから。
♪夏と~(高く) ♪夏と~(笑)(1オクターブ低く)
どっちでもいいですよ(笑)」


『僕の贈りもの』

「えー、今になって、なかなかいい歌じゃん!(笑)と思います。
当時は、カッコ良かったり、ロックっぽかったりというのがよくて、
幼稚園の子が歌うみたいな…あまりにやさしいんじゃないか君たち?みたいな(笑)歌を、歌っていいのかな、なんて思いましたが。」

「なんかオドオドしちゃう…おどかそうとしてないよね?

当時、洋楽とか好きじゃん?(地元の人は『じゃん?』にウケていた。)
で、好きな曲の譜面を買ってくるでしょ。でも、ほとんどオリジナルと違ってて、よくこんなの売るな、金返してよみたいな。
正しい譜面は皆無だった。
だから、自分たちのアルバムは、コード譜をつけてくれ、と言った。
OKしてくれたけど…次のアルバムでは、無くなりました(笑)」


『地球は狭くなりました』

小田さん「あっ!」イントロのギターをトチってやり直し

「当時は、レコーディングシステムも今みたいにはいかず、
何回も音をかぶせたりは、ダビングはできましたが、
ヤスと…ヤスって僕の相棒ですけど、
なかなか合わなくて。ふたり一緒に演奏するから。
延々、同時に録音してたんです。」


「2枚目のアルバムは『この道をゆけば』

(じっとメモを見つめる)(くすくす笑)

言っていい話と、悪い話があるんだよ(笑)
…もめましてね(笑)
もめて、もう、東芝やめちゃおう!と思いまして。
そしたら、別の方が、一緒にやらないかい、と言ってくれて、
『ワインの匂い』を作りました。
東芝やめるつもりだったから最後だと思って一生懸命作って、
いいアルバムができた。

いい曲ができると『早く、みんなに届けたい』と思う。
そんな時、災害になってレコードが発売できなかったらどうしよう…
なんて心配したりして。
今はね、そんなこと思いませんが。」


『倖せなんて』

「タイトルの『倖せ』に、にんべんがついてる。
どっちでもいいんですけど(笑)変なこだわりがあった。
若いってそういうことなんだな。
年とってもこだわりが無いわけじゃないけど…

では、このアルバムで、みんなが良く知ってる歌を。」


『眠れぬ夜』(ワンコーラス)

「最初はバラードでね。♪たとえ君が目の前に…(ゆったりと)
これをプロデューサーがアップ(テンポ)にしよう、と。
それまで書いたことがなかったから。
自分じゃないような、不思議な感じがしましたけど。」


『愛の唄』

メモを見ます(笑)

「えー、9月。昔、

 九月は季節の曲がり角
 曲がりくねったその道は
 自分の来た道に 似ている


えへへ(笑)みたいな詞を書いたことがあって、
それで曲を書こうとしたけど未だに書けない。違うんだろうね。」

「オフコース。
オフコースは2人だったり3人だったりいろいろあったけど、
5人のときにどーんと盛り上がった。
で、4人になって…

あれ?今、なんの話しようとしたのか忘れちゃった(爆笑)

この旅に出て、いろいろ旅先から忘れたものを送り返されるんだ(笑)

5人のオフコースより、4人の方が長くなって…
ドラムスの大間から『小田さん、4人の方が長くなったよ』と言われて、
あ、そうなのかと思った。


では、5人のオフコースの時のヒット曲をやります。」


『さよなら』

間奏のギターは、オリジナルに近いアレンジでした。
いなぴー、ありがとう。
でも、いなぴーのフレーズも好きだから、両方やって(ムリだって)


「曲を書いたのも歌ったのも自分なんだけど、
あの頃と、今と、同じ自分とは思えない…
(客席でうなずく人がいたらしく)あるあるってさ(笑)
もちろん、中学生と今と同じってことはないけれど。

つくづく思うのは、
自分の書きたい曲と、書くべき曲と、頼まれる曲と、
一致してできたらいいな。
それでも、昔に比べるとそういう(一致する)ことがあるかな?

(花道を歩くと、客席から「小田さーん!」と悲鳴のような歓声)

「『小田さん』騒いでます(笑)女の人っていうのはホントに…

ババアになっても騒ぐよね。(爆笑)

ジジイは年取ったら賑やかじゃなくなるよね?」

と、男性の野太い声で『小田さーーーん』(爆笑!)


「自分は、こういう曲書きたいっつって書きましたね。」

『言葉にできない』

「この歌は『over』という5人最後のアルバムの時に書きました。
この歌を書いた瞬間があって、
今こやって歌って、大勢の人に…福岡の人に聴いてもらう瞬間があって、
感慨深いものがありますね。」

「では、このツアーのテーマ曲にもなっている
『今日も どこかで』を歌います。」


『今日も どこかで』


キーボードを弾きながら歌う、小田さんの背中を、
じっと見つめていました。
「歌う」という行為は、とても厳かで尊いものだと思いながら。

この歌は、どこから来るんだろう。
小田さんの体から。心から。

何度聴こうとも、決して同じ歌ではない。
20年前に聴いた『言葉にできない』があって、
今日ここで聴いている『言葉にできない』があって、

『言葉にできない』も、
『今日も どこかで』も、

今日が一番、新しい日だから、
今日が一番、私にとって最高なんだと思いました。


まだまだ続きます。