つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

『今日も どこかで』6/29沖縄・宜野湾市海浜公園屋外劇場レポその3

2008-07-04 23:03:03 | 小田和正ツアー2008今日もどこかで


プールサイドから見上げた空。

小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
6月29日、沖縄・宜野湾市海浜公園屋外劇場レポ、その3です。

 その1はこちら→     その2はこちら→

以下ネタばれです。実際の内容と同じではありません。
 
 
『キラキラ』で会場を見事にぐるっと一周し、
花道のステージへと戻ってきた小田さん。

『そのままの君が好き』

宜野湾沿いの、街の明かりが灯り始めました。
徐々に深まりゆく紫の空、静かに波立つ海、
遠くにきらめくイルミネーション。

『時に愛は』

間奏のギターの音に、街のイルミネーションの映像が重なります。

この場所で、空の下で演奏されることを、曲たちが喜んでる…
そんな気がしました。

『風のようにうたが流れていた』
『東京の空』


流れる風と雲。

空。

夕闇の最後の色。

海。

360度、なにもかもが美しいです。


「あっという間に日も暮れて、
あっという間に、最後の曲になってしまいました。」

(えええーーーーー!!)

(ここで、いたずらっぽい表情になり…)

「私は開演前、急きょいいことを考えつきました!

ここで、史上最大の記念写真を、みんなと一緒に撮ろうと思います!!」


ええっ
会場全員で記念写真??すごいぞ~~!!


「メンバーはこっちのでべそに来て、
オンステージの人たちも…その辺(花道)にたむろして(笑)
はい、移動してくださ~い(にこにこ)」


バンドのメンバーがでべそに集合、オンステージの人は花道に移動。

「みんな、おしり濡れてない?(笑)

どうせできた写真は誰が誰だかわかんないんだから(笑)
(カメラマンさんの指示)・・ん?あ、あまり君らがこっちに来ると、
僕らが写んないんだって(笑)」

スタッフさんがいい位置を探しつつ…
「ちょっと、ちゃんと指示してあげて」小田さん、仕切ってます(笑)

少しでも写ろうと真ん中寄りに移動する人もいて、
「なんだきみたち。そんなに写りたいの?
(反対側は皆きちんと自分の席についている)
こちらは節操のある方たちで(笑)」←やった!ほめられた♪

「では、5枚に分けて撮りまーす!3、2、1、ハイ!!」
 「動かないでください!もう一枚!」


会場を縦に5つに分けて、巨大記念写真の撮影です!
きっとブレちゃってわかんないだろうけど、思いっきり笑顔でポーズ
なんとなく楽しそうな点に写ってるといいなあ…

最後に中央の小田さんとバンドメンバーのブロックを撮影し、
史上最大の記念写真作戦、完了~!!
撮影終了後、なぜか私までしみじみ達成感を感じているのであった。。

「みなさん、コンサートは続いております!(笑)(はっ!
席に戻ってね~。

(どさくさでタッチしようとした人に)さわるんじゃない!(笑)」

「写真は、みなさんの手には渡りませんが(笑)
迷惑はかけませんから(笑)一生懸命、大事にします。


焼き増し…はムリとしても
いつか、目にできる機会があるといいなと思います。


「ホントに、こんな歳になるとは…夢にも思わなかったね(笑)
また次、とはなかなか言えないけれど、
でも、体に気をつけて、また会える機会を、楽しみにしましょう!
(拍手!!

というわけで、最後に『ダイジョウブ』
ちゅらさんは見てなかったですが(笑)
『ダイジョウブ』、一緒に歌いましょう!」


『ダイジョウブ』

小田さん、会場のみんなと一緒に歌いながら、再び客席の通路へ。
左端から、真ん中を横断する通路へと向きを変えます。


…って、またここを通ってくれるの?!Σ( ̄口 ̄;

いやったーーーー!!ヽ(´ ∇ `)ノ



 その笑顔は どんな哀しみにも
 決して 負けたりはしないから
 君の 大切な人にも 風に乗って きっと 届いてる



ゆっくりと、手拍子をしながら。

小田さんが、こちらへと歩いて来ます。


みんな、笑顔で、

一緒に手を叩き、歌いながら。


2メートル…1メートル…


小田さんが、徐々に近づいて来て…



 明日へつながる あの広い空へ 
 高く 高く 心 解き放つんだ



至近距離に近づいた、その瞬間!



♪わすれ… …ひろーいそらへー


小田さん、痛恨の歌詞間違い(笑)


 ×忘れないで  ◯明日へ


「あっ、やべえっという顔をした小田さんが、

口元にいたずらっぽい笑みを浮かべながら(笑)

目の前を、風のように通り過ぎてゆきました。。


。。 (= ̄▽ ̄)ノおださあああああん。。。




アンコールは沖縄らしく、お祭りのような指笛で。
ピィ、ピィ♪という軽やかな音に合わせて、
「アンコールっ!!」と叫びます。

「どうもありがっとーーーう!!」

『またたく星に願いを』

小田さんの真似をして、飛び跳ねながら手を振ってみました!
いやっほーーーい!!

最初のうち→(ぶんぶんぶん

最後のほう→(ぶん…ぶん…ぶん…

小田さん、タフすぎる…


『君住む街へ』

小田さんがアンコールで着ているTシャツが、いつものツアーTと違うことに気付きます。
初めは北島選手が着ていたのと同じ?なのかと思いましたが、
よーく見ると、文章が違うような…
カモン双眼鏡!(シャキーン

 『 I AM THE
  RUNNNER
  走るのは俺だ
  (中国語)』


Tシャツの胸に、はっきりと、書かれていました。
『走るのは俺だ。』

じーーーん(感動)


2度目のアンコールを求める拍手は、さらに激しく。
指笛の音が鳴り響き、お祭りはクライマックスへ!

『YES-YES-YES』

夜空に届けとばかりに、力いっぱい歌いました。


「いつまでもこうしていたいけど…(?)
あんま長くてもアレなんで(笑)
最後に、『今日も どこかで』一緒に歌って終わりましょう、ね!


『今日も どこかで』

小田さんが、目を閉じる。
みんなの歌声を、じっと聴いている。

 誰かが いつも君を見ている
 今日もどこかで 君のこと 想ってる

 巡り逢って そして愛し合って
 許し合って 僕らは つながってゆくんだ



胸の前でぱちぱちぱち、と拍手をし、
そのまま、小田さんは、すっとステージを去って行きました。

えっ、もう行っちゃうの…と切ない気持ちになった、次の瞬間!!

頭上に、大きな音が炸裂!
と同時に、空いっぱいに、大きな花火が広がりました!

覆いかぶさるように、
次々と。
次々と!
休みなく。。

キラキラと、大輪の花火が、夜空に散ってゆきます。
こんな近くで花火を見たこと、あったでしょうか。
一瞬で消えゆく光に、あっと思う間もなく、次の花火が。
漆黒の夜空に、惜しげもなく咲き続けます。
たくさんの光。
たくさんの音。
これでもか、これでもかと。。

音と光の雨に包まれて、
どれぐらいの間、空を見上げていたでしょうか。

最後は、せくように駆け足で次々と打ち上げられ、
まるで天の川の真ん中にいるみたいに、
無数の光の筋が、私たちの頭上に降り注ぎ…

この日いちばんの大きな花火の、最後の光が、
すうっと残像を残して、夜空に消えてゆきました。

サイコーだあああ!!


エンディングの映像が流れ始めました。
拍手はやがて手拍子に変わり、
アンコールを求める声は、映像の間もやむことなく、

それでも、終わりは来る。


『きっと また いつか』

その言葉に、最後の大きな拍手を送って、
コンサートは終了しました。




実は、ひょっとして、もう一曲…という期待があったのですが、
それは、いつかまたの機会に、とっておきます。
大好きな、夏の歌。


混雑を避けるため、しばらく待っていたら、
撤収のため、スタッフさんたちが会場に入って来ました。
その姿に席を立ち、すれ違った時、
ひとりのスタッフの人が着ていたTシャツの文字が、目に止まりました。

 『 I AM THE
  STAFF
  縁の下は俺だ
  (中国語)』



ありがとう。ありがとう。ありがとう。

最高の夜を、

心から、ありがとう!


乾杯。


部屋に戻って、窓を開けて風を入れていたら。
大型トラックのエンジン音が、聞こえてきました。

慌ててバルコニーに出て下を見ると、
撤収を終えたツアートラックが、続々と出発したところでした。
コンサート終了からおよそ3時間後の、
午後11時45分。

数時間前の喧噪はすっかり去り、周辺は暗く静まり返って、
街灯の光が、走るK.ODAの姿を照らしています。

 

 

おつかれさま。
ありがとう。

後ろ姿が見えなくなるまで、お見送り。
トラックは何台も連なって、次の街へと走り去って行きました。

行っちゃった…( ´ ‐ `)ノ


ぱらぱらと、細かな雨が落ちてきました。

またきっと、いつか、どこかで。