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つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

心は武道館へ

2006-04-26 16:55:49 | オフコース
昨日はあいぽどに『オフコース1982.6.30武道館コンサート』の音を入れて出かけました。

ひたりすぎて電車の中でおかしな人になるわたくし。

一億の夜を越えて~のがすなチャンスを~YES-NO~愛を止めないで。

「オフコースばんざい!」から続くフリューゲルホルン。
楽屋のメンバー映像を脳内再生。。

こりゃいかん。(危うく溢れそうな涙)(注:電車です)

間奏のヤスさんと松尾さんのギターが炸裂するとこで、
うっかり「っちゃっちゃららつちゃっ」とか声に出して歌ってた。
はっ!( ̄口 ̄;

おのれはギターか!

公共の乗り物でオフコースのライブを聴くのはやめようと思った。
挙動不審すぎる。

新幹線の隣の席で、五輪真弓「恋人よ」をエンドレスで聴きながらちっさい声でずっと口ずさんでた女の人ぐらい挙動不審すぎる(それほどじゃないと思いたい。)


iTMSにオフコース『愛を止めないで』

2006-04-25 02:01:18 | オフコース
iTunes Music Store に4/19、OFF COURSE 初登場!
ただし『愛を止めないで』一曲のみ!限定トラック!

・・なんでだろ (・_・)?

とりあえず200円でダウンロードしてみた。
シングルバージョンではなく、『Three and Two』バージョンだった。
しかし名曲だねえ・・もってかれるねえ・・(どっぷり)

そして現在うちのまっくには愛を止めないでが7こ入っている。
(LIVE、SELECTION 1978-81、Three and Two、1982.6.30武道館、
LOOKING BACK、自己ベスト、ダウンロードした分。)


LPを必死に買っていた頃

2005-12-16 21:59:34 | オフコース

初めて、自分の小遣いで買ったLP。
オフコース。

どれを買えばいいのか全くわからなかったので、お店の人に聞いた。
お店の人はなぜかすごく喜んで(たぶんファンだったんだろう)「この子がオフコース聴きたいって!」と店長らしき人を呼んできた。
「小さいのにえらいね~。特別だよ」と言って、”Off Course"とロゴの入った単三乾電池と、ハンカチをくれた。乾電池の台紙にはメンバー5人の写真。
使えずに、今も大事にとってあります。

オフコースのLP全部揃えるぞ!と決心したものの、当時の自分にとって、LPはとてつもなく高い買い物であった。
  
  
欲しいモノがあって、値段を見て、別の欲しいモノと比較してみて、買うのを思いとどまったり。それよりも欲しい!と衝動買いしたり。
…という「買い物の基準」となるモノがある。
それと比べて、価格は割高か割安か。
それを我慢してでも、買いたいか。

昔、部活をやっていた頃の基準は「ピクニック」だった。
校舎に設置されていた自販機の紙パックジュースである。60円。

あの頃、厳しい練習の後で飲むジュースが、何にも代え難い幸せであった。
一日ジュース2個も飲むのは贅沢すぎる。
だから、お昼のお弁当は飲み物無しで食べた。
食べ終わってから、水道の水をごくごく飲む。

実は「お弁当用」の飲み物代を、小遣いとは別でもらっていたのだが。
放課後まで使わずとっておく。練習の後はとにかく腹ぺこだったからだ。

よく行ったのは、ディッパーダンアイスクリーム&クレープ
一番安い「生クリームチョコクレープ」が130円。
たまに大奮発!してラムレーズンやバナナチョコを食べる。
ハンバーガー店に行けるのは、シェイク半額セール時のみ。

月末は皆、お小遣いが残り少ないので、学校前のパン屋で売っていた醤油堅焼きせんべい・一枚10円を、2枚買って食べる。20円。
堅いので、食べるのに時間がかかるのが、運動部の連中に人気なのである。
(なんか書いてて切なくなってきた…)

あの頃はいつも空腹で、ついでに眠くて寒かった。
冬の朝練が終わると、まだほんのり温かいお弁当が食べたくてたまらない。
つか、食べちゃって昼からおなかすいて辛かった(あほ)

その頃の「買い物の基準」、60円の紙パックジュース・ピクニック。
モノの値段はすべてピクニックに換算!
「ピクニック○個分だよ!」が我々の日常会話であった。
まんがや文庫本は6~10個分。チョコレートパフェも10個分。
洋服代はかかんなかった、いつもジャージだったから(笑)

その基準でいくと、LP一枚は、ピクニック47個分。
一枚でピクニック約2ヶ月分!
ありえないほどの超・贅沢品でした。
ちなみにCDプレイヤーなんて雲の上の存在であった。

「好きなLPのために、部活後のジュースとおやつを我慢する」
これが辛かった…

節約してから買おうとすると挫折するので、月初め、お小遣いをもらってすぐに、思い切ってLPを買ってしまう。
で、仲間がジュース飲んでるときに、ひとり寂しく(または同じくLP買っちゃった奴と)水道の水で我慢。切ない。
さっさと帰りゃいいのに、友達としゃべってたいんだよね。

そうやって買ったLPは、すぐにカセットテープに録音して、そのテープを繰り返し聴いた。万が一傷をつけたらと思うと、簡単にLPには針を落とせなかった。
とてもとても大切なモノだった。ピクニック47個分の我慢と引き換えに、やっと手にしたのだ。
大切に、ひとつのLPのカセットを、何度も何度も聴いた。

オフコースのLP。



大人になって良かったことのひとつは、好きなだけCDが買えることだ。
もちろん、そのために他でいろいろな我慢をしているのだろうけど、
少なくとも、レコード店でLPを手に取って、じっと眺めては帰っていた頃のような、聴きたくてたまらないのに聴けない我慢ではない。
おやつを我慢するのは…今でもたまにあるけど。

あの頃と今とでは「音楽が無ければ…(イキテハイケナイ)」、の度合いが違っていただろうな。

「風のようにうたが流れていた」第4話・”YOU'VE GOT A FRIEND”

2005-11-18 16:38:24 | オフコース
昨年の10月~12月、TBS系で深夜に放送されていた、
小田和正「風のようにうたが流れていた」

最近めっきり寒くなり、しっとりした音楽番組でも…ということで、
DVDでぼちぼち観ています。何度観ても素晴らしい番組です。
放送ではカットされていたトークも、存分に聴けるし(笑)
秋から冬にかけて、この季節に観返すのが恒例になりそう。
小田さんのニット帽があったかそうです


2004年11月2日放送の第4回、ゲストは山本潤子さん。
一曲目は ”WITHOUT YOU"
最近たまたまラジオで流れてるのを聴いて、風うた小田さんバージョンを思い出した。

緊張感溢れる弾き語り。
ピアノにつぶやきかけるような、静かな歌声から、
サビでいきなりぽんっ!と、高音のシャウトに飛ぶ。

I can't live if living is without you
I can't live, I can't give anymore

”I can't live,” 
小田さんの張りつめた声が、いっそう切なく苦しい感情をかき立てる。

" I can't give anymore"
すうっと透明に伸びた声が、ふっといなくなってしまうように消える。
そして、その後を引き取って語るような、ギターソロ。

いい歌だにゃ~。小田さんの歌がまたいいの。
わ、わたしもキャントリブだよう~!!わーん!!
…とか、うっかりつられて思い込んでしまいそうな(違)、そんな歌い方でございます。


「ポールにとってのジョン」に例えて、ライバルの大切さを話した後、
最大のライバルであった「赤い鳥」の、潤子ばばあ(爆)「稀代のボーカリスト」と紹介され、登場した山本潤子さんと、
当時をあれこれ振り返りながら、デビューのきっかけとなったコンテストで、演奏した曲を歌います。

「赤い鳥」の歌った「竹田の子守唄」
そして、「ジ・オフコース」が歌ったのは、
「ヤスがコピーして、教わって、一夏中まいにち練習した」難しい曲、
”JANE,JANE"
 
 
DVDでは、「卒業写真」のあとで、
小田さんがハイファイセットのために書いた名曲、「忘れないわ」も歌ってるのだ!
これはぜひ放送して欲しかった!
潤子さんの凛としたボーカルと、優しく寄り添うような小田さんのハモリ。まさにこの歌の世界である、懐かしくも切ない思い出、そんな気持ちを見事に表現していると思います。


八景島カウントダウンで歌った、「歌を捧げて」も再び披露されます♪
潤子さんの「小田くん」いいねえ~(←何者)


小田さん:「歳をとってくるとですね、何と言っても、友達、そして思い出。これをたよりに生きてくしかない、ね(笑)」
「それがまた楽しく…とっても楽しいですよ最近ね。
財津とか、拓郎とか、泉谷とか会うとね。
本来同級生とかそういうことではないんすけど、まるで同級生のような気持ち。アーティストとか、まあそんなことはどうでもいい感じで、
『おめぇ、なんだ!』『なんだ!』って言うだけで楽しいですね(笑)
皆さんもお友達を大事にして欲しいと思います。」



潤子さんとのラストの曲は
”YOU'VE GOT A FRIEND”、キャロル・キングの名曲。

Winter,spring,summer or fall
All you have to do is call
And I'll be there

…しみじみと感動していたら、
突然画面が「ジ・オフコース」の写真に。
当時3人だった頃の、ヤスさんが真ん中でウッドベース弾いてる、あのモノクロ写真が映ったですよ!
続いて「赤い鳥」の写真、彼らとやった「8人の音楽会」の写真…

画面は会場に戻り、歌が終わりました。
潤子さんとがっちり握手をかわします。


放送当時、観終わったわたくしは、完全にノックアウトでした。
泣かすなー!


”WITHOUT YOU"で始まり、
”YOU'VE GOT A FRIEND”で終わった。
大切な友と、強力なライバルを得て、真剣に音楽に情熱を注ぎ始めた頃を、
友であり、かつてライバルでもあった潤子さんと、振り返る回でした。
彼女とのハーモニーも素晴らしく、この回は特に良かったと思います。


しかし。財津さんとか泉谷さんとかは同級生みたいなもんで…って。
肝心な、本物の同級生、スーパー同級生がひとりいるだろう!


この回で小田さんが語る「ヤスの話」。
ヤスがコンテストの曲を一生懸命コピーして、教えてくれただの、
ヤスの結婚式で、潤子さんの歌う「卒業写真」を初めて聴いて、とってもいい歌だと思っただの、
そんときヤスに結婚行進曲頼まれて、譜面買ってきて弾いたけどボロボロだった(笑)だの。
しかも「何度も出てきて意味深ですが…」とまで。

小田さん。ヤスとの思い出が楽しくてしょうがないんですね!
じゃあいっそ、ヤス呼んじゃえよ!
そんで潤子さんと三人で、なんならふたりで歌っちゃいなよ!ね!
そうしよう!
しかも「意味深ですが」てなに?!なんかあんの?!

ま、まーさーかー!!


…と放送当時大騒ぎしたものです(ため息)
あれから1年たったのか~。
あの時の自分の中だけでの盛り上がりは、全くの空振りだった訳ですが。
いい夢見さしてもらいました…


「風のようにうたが流れていた」DVD第4話より一部引用
”WITHOUT YOU” 作詞・作曲:Evans Thomas / Ham Peter,Williams
”YOU'VE GOT A FRIEND” 作詞・作曲:Carole King
より歌詞一部引用

緑の日々

2005-09-16 15:24:50 | オフコース

先週スマコン国立に行く時、神宮外苑の絵画館の前を通った。
絵画館。といえば緑の日々、ジョギングする仁さんである。

懐かしくなってオフコース「緑の日々」のプロモが収められている「Movie The Best Year Of My Life」を観る。
監督小田和正、主演清水仁。

絵画館前を走るボクサー役の仁さん。
と、画面左手に突然現れたのは、田中美佐子さんの乗ったオープンカーと、それを必死に走って追いかけるジローさん。
「夏の日」再びだよ!また振られたのか?(笑)
あっという間に仁さんを追い抜き、去ってゆく(大笑)

  ←ジローさん  ←仁さん (ホントは右向き)

こういうの大好き!
ジローさんいい味出し過ぎ。
飲んだくれ医者の松尾さん、似合い過ぎ(爆笑)
トレーナー役の小田さん、エディ・タウンゼント氏(本物)にシルエット似過ぎ。ほそっ!

試合後、たったひとりでリングに立つ仁さん。
歌のクライマックスとともにライトがつき、シャドーボクシングを始めるシーンは感動しましたねえ。
うわー今そのシーン思い出したら鳥肌たっちゃった。
冒頭の緑の大地を走るシーンも良かった。
これと「夏の日」は、今見返しても傑作です。
成田空港のロビーで、「夏の日」プロモごっこしたね~ジローさんになりきって。あの時撮ったビデオはどこかな(がさごそ)

一緒に収録されていたメイキングもたいそう面白かった。
大雨のシーン、水の量がすごくて全身ずぶぬれで笑う仁さん
雨降らし機がすぐに止まらず、悲鳴の中「カットー!!」と必死で叫ぶ小田さん(笑)
 
Running Through '84 にもメイキングシーンが入っていた。
現在のLIFE-SIZEの原型ですね。
LIFE-SIZEに比べると、うっそおーん、てくらい短いけど。
このビデオ、今のカフェとは反対側の青学の横にあった
OFF COURSE SHOPで買いました…(遠い目)

しかもベータだし

もう観ることは叶わないと思っていたら、2001年に出たDVD、
”Off Course 1969-1989 Digital dictionary” にダイジェスト版ですが収録されてた♪
”call” をレコーディング中、何度も繰り返し歌い続ける小田さんの姿にシビレました…