今日から6月。

と、わかりきったタイトルをつけてしまったが、早いものだ。
今年も今月で半分が過ぎることになる。

今日も少し寒いような気もする気候。雨は降らなかったが空はスッキリしないまま。
朝から洗濯ものを片付け、部屋も片付け少し整理をして週末のお出かけに備える。

夕方近くなり、いそいそと出かける支度をして飛び出す。
今日は、都内では最後のバンド練習だ。
もぅ、今からでは、音はそう変わらない。皆で集まり弾く機会を作り、ヨシ、行くぞ、といった感じで
直前のリハーサルのつもりでの練習だ。

今日借りた部屋はＹ楽器のスタジオ。その中でもドラムの練習をする部屋なようで、立派なドラムセットが
2セットと、打つ練習台のようなものが数台置いてある部屋だった。
練習台の方に譜面台があり、そこで立って弾く練習。あちらにあるドラム、ひとつひとつ、シンバルひとつひとつが
客席のお客様だと、イメージしてそちらに向かって、無理やり笑ってみたり・・リズムを取りながら弾いたり・・。
そんな事をした。

なぜかこの部屋にはチェロが置いてあった・・。
バイオリンやチェロといった弦楽器・・正直今まで
触って音を出したことあったろうか。見たことは何度もあるけど・・。
珍しくて、チェロをギーッとやってみた。チェロってコントラバスよりも大きさは小さいので、なんだか親しみが湧く。
ボーーンと低く存在感のある音がする。なんだか楽しそうだな・・チェロも。

その大き目の優雅なルックスも素敵・・。いつものウクが焼きもちやきそう・・。
並べて写真を取ってみた。⇒なんの意味もないけれど(笑)
並べてみるとウクレレもその存在感は負けていない・・。ボディは小さいけれど、私だって、色々やれるよ・・と
言っているような。

今日の練習では、お仲間の音がより、より素直に耳に入ってくるような気がした。ちょっとしたことだけど、
やっとここまで来た・・という感じがした。
お仲間と息を合わせて弾くには相手の音を聴こう、聴かなきゃと思っているうちは多分マダマダ駄目で・・
そんな事思わなくても自然と音が入ってくるようになると、弾くのがより楽しい。

たぶん・・本番では何かうっかりミスもあるかもしれない。
もちろん間違わないように弾こうも大切だが、
それよりも、今まで練習してきた事を弾けるな・・弾きたいな、聴いて頂きたいな、
そういう気持ちになれて、本番に臨める予感がした。荷造りもしなくては・・と思いながら帰路についた日だった。