雨があがり・・

明日からは、まずまずのお天気がのぞめそう、と思いながら荷物の点検だ。

いよいよ、出発が間近だ。神戸行き、一年ぶりだ。
一年、一年が早い。初めて右も左もわからないままに連れて行っていただき、お仲間のバッキングを笑顔で・・と心がけながら、
大先輩と共もに務めた日。

次年も伴奏だったが、今度は大人数で賑やかに・・。

去年は初のバンド演奏でチャレンジ。バンド経験豊かなお仲間のおかげでなんとか終えられた。

今年は震災という未曽有の出来事で心身共に悲しかったが、なんとか再開出来たのはお仲間がいたから・・。

その合い間にハワイ旅行が絡んだり色々あったなあ・・。たった一年しか経ってないのに
去年から今年も色々な体験を積ませて頂いた気がする。

一緒に行って下さるお仲間に大感謝。そういう機会に大感謝。なんどか体験すると色々と見えてくることがあって、
趣味とはいえ、人さまに伝えることの大変さと楽しさと、奥深さを感じさせられた。

弾ければいいだけでない・・集まって練習すればいいだけでもない、
音もちゃんと、人間関係もそれぞれが思いやりながらパランスを取る、これも重要なポイントだ、と去年今年とやってみて
思った。

音は各自が練習すれば、ある程度のところまでは済むといえば済むかもしれない・・
だけど、一人で弾くのではなく、お仲間と弾く場合には、練習日の約束、日程の調整、お互いの仕事や家庭や自宅の場所を把握したり
譜面がどの程度までわかるのか・・パソコンでどこまで連絡が付けられるのか・・譜面ソフトはどの程度までわかるのか・・だとか
実に音づくり意外にも色々な要素で色々な感情が渦巻く・・。そしてそれを誰がどう、呼びかけるのか・・収集するのか、
誰がどうフォローするのか・・。そしてそれをお仲間達がヨシとして受け入れられるのか、音づくりの時も呼吸を合わせられるのか・・

非常に色々とある。

だから、バンドの場合は音がひとつできたとき、そういう背景も乗り越えるからこそ、楽しいし、嬉しいんだと思う。

　明日からどうやら晴れ間があるらしい・・

縮こまってしまったかのようなゴーヤー達も、元気を出してくれるだろうか・・。
帰ってきたらゆっくり観察しよう、と思いながら神戸へ思いをはせた日だった。