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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

市役所へ・・・

2012年06月29日 16時47分45秒 | 日常

 人が死ぬということは、後の手続きがたくさんあるので、遺された者はちょっと戸惑ってしまいます。

今日は、うっかり書類を別のと間違えて、市役所に2回も行ってしまいました。

 勝手に逝くほうは、楽だよね・・・・。私は毎日病院に行き、終わってからも毎日なにかしらバタバタして、夜もあまり眠れない。病室のベッドにへばりついていた時間が長かったせいか、腰が痛いのかおなかが痛いのかわからないけれど、なんだかとても痛い。

 公共料金引き落としの変更はまだしていなくて、先ほどは聖蹟桜ヶ丘で、夫の銀行の口座から少し引き出しました。まだロックされていない・・。残金少ないからでしょう。

 クレジットカードが面倒です。8月まで引き落とされるから、とにかく来月のが無事に引き落とされているか確認し、だめならこちらが振り込む。夫はセールスが大嫌いなはずなのに、クレジットカードの無料保険の追加プランなんて入っちゃって、傷害保険だから病死では何も出ない。お金が無駄だったわけです。

 保険というのは、そもそも、もしかしたらを考えてのことだから、ほとんどは無駄なもの。安心のためにかけているんですもの。日本で初めて保険というものを作ったのは、あの坂本龍馬だとか。さすがです。

 住民票は私は間違って自分のを取ってしまいました。印鑑証明もこれから必要だし。住民票は、除票というのをもらわなくてはいけなかったとわかり、夕方、また取りに行きました。

 昨日の夫の火葬、しばらく会っていない人は本人とわからないほどやせ細っていたようです。仏教徒ではないみたいだから、ジャケットにいつものボタンダウンのYシャツに着替えさせてもらってよかった。もう火葬されるというところで、はっと気がつき、持ってきたものを親友が控室に取りに行ってくれて、金の延べ棒は手に入らなかったけれど入院の時にお守りに持たせていた私の手作りの金熊と、紙パックのミニサイズの日本酒、そして、食べることが一番好きだったので小さなタッパーに入れた白いご飯、そして結婚当初からずっと着てぼろぼろになっても手放さなかったベストを入れてあげました。あなたは、幸せものです。大好きだったよー。骨はしっかりしていて、骨壺に入れるのに苦労していました。骨になっちゃったんだね。生まれて、そして骨になる。私の時は、姉が見てくれるかなー。楽しい人生でしたね。

 

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