ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

朝日俳壇

2019年09月09日 10時58分48秒 | 俳句

 昨日の朝刊の朝日俳壇、心にひっかかった句が、こちらです。

稲畑汀子選より

自転車の先へ先へと赤とんぼ     米子市 山下しげ人

 

高山れおな選より

生きたしと生きたしと鳴くつくつくし    善通寺市  合田豊

色変へぬ松や洩れくるカンタータ   ドイツ ハルツォーク洋子

 

 最後の句は、とても好きです。バッハのカンタータは、確かに松という感じが合いますね。

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2 コメント

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素敵なブログ感謝 (ぱらお)
2019-09-10 14:35:36
私はこの何年か宅配の新聞をとっていませんので朝日俳壇なんて見たこともなかったのですが、この俳句の記事にすっかり感動してます。ありがとうございました。自分で作る能力はまるでないくせに人様の作品をみて、これは良いとかこれ嫌だ等と勝手なことを言ってます。松からカンタータを聴くなんてその感受性に圧倒されて、ただ「すげえなー」と思うばかりです。恥ずかしながら小生の好きな俳句が一つあります。「手鏡の重さよ紫苑るり深く」。1967年に54歳で死んだ私の母が死の前日に作った句。私は25歳。手鏡が重くてもう持てないという女性らしい命の嘆きか。あなたのブログに刺激されて、これから駅売りで新聞を買ったら俳句の欄をしっかり読みます。感謝!
ありがとう (黒二毛(管理人))
2019-09-10 18:36:37
ぱらおさん、こちらこそ、ありがとう。
このところ、俳句に向いていないのかと悩んでいたのでした。
要するに努力が足りないのはわかっているのです。
そして、言葉の神様が降りてこない・・。
そういうときもあるから、日々を大切に過ごしていればいつかきっと、パッと句が浮かぶ時も来るでしょう。
今日は、猛暑でした、ほんとに。
令の検便を病院に持ち込み、午後は地元の仲間が集まっての会議。
仕事がないのに会議とはなんぞや、ですね。
異常な暑さですが、どうぞご自愛ください。こんな暑さで停電とは、本当にお気の毒です。
9月も中旬なのに・・・・。

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