いやー、面白かったです。実は私はこの映画、一度も見たことがなかったので、たまたま今日の午後、BSプレミアムでやっているので見たら、かなり燃えてみてしまいました。すごいですね、ブルース・リーのカッコよさは未だに不滅です。それに、香港の70年代の雑踏など、見ることが出来て楽しかった。まあ、女性は男の奴隷化などど、ジェンダー視点からはかなり問題がありましたが、73年の作品ですからしょうがないですね。そして、アジア風の描写がなんとも・・。歓迎の宴会の会場で、なぜか力士が相撲とっていたりと、摩訶不思議。それは、刑事コロンボでも東洋の描写で、同じことが言えますね。そのうえでも、やはりかっこいい!
73年当時、私は高校生で、同級生が夢中になってブルース・リーの真似をしていたのを冷笑していたのですが、今になってその気持ち、わかりましたわ。ヌンチャク、流行りましたものね。タイトルのつけかたが、また憎い!原題は「Enter the Dragon」、これを「燃えよドラゴン」にしたのは、秀逸です。当時見てはいなかったのに、なぜか懐かしかったです。50年も前なんですよ~。