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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

石窯

2005年07月20日 14時49分08秒 | 食に関して
 記事の途中に画像を入れる方法がわからないので、再度、書きます。
 石窯は、ビルトインになっていて、当初は特にパンのためにというわけではなかったそうです。リンデンバウムというこのペンション(ガストハウス)は、スイスのある建物を参考に、建築家さんといろいろアイデアを出し合って、理想的な形を考えたそうです(私は、その内観がイタリアの建物のように感じました。99年に友人と泊まったアッシジのウィンザーサヴォイアホテルによく似ていたのです。厚い木の扉、漆喰の壁・・・)。そのなかでこのオーフェンも、ダイニングの入口にどっかと居座り、独特な雰囲気を生み出しているのです。のちに、料理やパンで大活躍することになりました。今回、夏場で火を入れるのは珍しかったそうで、およそ2時間前から薪を入れて、調理焼成の際も、温度を一定に保つのは至難の業のようでした。だいたい、250~260度くらいの高熱になります。オーナーのご子息が火の管理をし、島津先生の指導で、仕上げ発酵が終わってクープやトッピングをしたパンを一人ずつ入れていくのですが、これがとても難しいのです。なんと、置く処の両脇はすっぽりあいていて、下の薪を燃やしているところと直結しているのです。私たちのパンの1本が、そこに落ちてしまいました。もちろん下は薪を燃やしていますから明るいけれど、実際にパンを置く台は真っ暗で、先生が持つ懐中電灯で、なんとか入れる場所を確認できる程度です。長時間発酵のパンは、コーンブレッドとスイートブレッド、2種類作りましたが、4テーブル4名ずつの分というので、石窯で焼くのは、コーンブレッドにして、あとは厨房の大きなオーブンで焼きました。この石窯で、冬場はいろんな料理も作るそうです。ピッツァなどはとっても美味しく焼けそうですね。本当、貴重な経験をさせていただきました。楽しかったです。
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