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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

西武の拝島ライナー

2023年12月11日 21時52分35秒 | 日常

 昨日は彼氏と、高田馬場のライブに行ってきました。その帰り、拝島ライナーに乗ったのです。小平からは指定券なしで乗ったことはあったのですが、座席指定券を買って乗ったのは初めてでした。なんか、わくわくしました。

 ちょっとした旅行気分になりますね。

 記念に取っておきましょう。

 って、写真撮ってからどこに置いたのか、見つかりません、とほほ。高齢になると、物をどこにしまったのかよくわからなくなります。残りの人生は探し物ばかりすることになりそう。

 あっ、見つけました。裏返って落ちていたので全然わからなかった~。


朝日歌壇12月10日

2023年12月11日 21時06分50秒 | 短歌

高野公彦選

熊鈴をつけて下校児歩道ゆく令和五年の盛岡の秋    盛岡市 福田栄紀

柿を取る空の青さに深入りし一個一個を大切に取る   熊谷市 内野修

鹿の鳴く声聞いて入場を待つ時間も正倉院展のうち   奈良市 山添聖子

 一首目、この歌は永田和宏氏も選んでいます。今年は異常なほどのクマの人的被害が多く、クマ好きの私としては本当に心苦しい毎日です。毎日の気温の変化も激しくて、クマはちゃんと冬眠できるのでしょうか、心配です。東京では圏央道は越えないだろうと予想していたのに、最近、それを越えて八王子市役所近辺に出没したとのこと。お願いだから、クマさん、山に帰りましょう。人間のいるところには来ないでください。二首目、柿はクマの好物です。秋の青空にとても映えますよね。深入りという表現がとても面白くて選びました。三首目、そうです、正倉院展は私も学生時代に何度か行きましたよ、史学科ですから。同じ古代史専攻のクラスメートと勉強会を作ってあこがれの助教授に正倉院文書を習いましたっけ。鹿も今では害獣ですが、短歌では昔から鹿の鳴く声はたくさん詠まれていました。うちの猫も、今なんだか鳴いています。最近はだみ声か声が出ないか、彼女も高齢になってしまいましたから。困るのは、なんで鳴いているか理由がよくわからない。

 最近、感性が鈍っているのか、歌壇の歌を読んでもよくわからなくなりました。中近両用メガネもなかなか慣れないし、年を取るということは、今までと少しずつ変わっていくことなんですね。あまり気が滅入らないようにしたいと思います。