goo blog サービス終了のお知らせ 

ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

投票率は相変わらず、低い

2022年07月10日 20時27分05秒 | 社会

 選挙権は、国民の誰もが行使できる権利なのに、それを使わない人が多いなんて。おとといの安倍元総理の暗殺事件で、この参院選の結果がどうなるか、不安でした。結局、与党に有利に働いたようです。でも、これっていいのでしょうか?狙撃犯は、政治的な信条ではなく、自分の母親がある宗教団体にのめり込んで財産をなくしたために、その宗教団体と関係があると思った安倍元総理を狙ったそうです。

 結局、政治は変わらない。こんなことがあっていいのか?アメリカの中絶禁止と同じように、日本がこれからも自公の与党で政策を続けるということは、戦後の悪しき慣例の組織がそのまま、結局経済的にも泥沼から抜け出せないということなんですよ。私にとっては絶望でしかないです。

 年功序列、終身雇用は、若者たちには過酷な現実です。そして、イエ中心の社会は、女性にはきつい現実です。女性活躍なんて、嘘っぱちです。私が大学を出て就職したときには、「結婚退職制度」がありました。今はさすがにそれはないけれど、大して変わりがない現実です。本当に社会が変わるためには、国会議員の半数近くが女性が占めること、当然、地方自治体もそうあるべきです。弱者を奴隷のように使う時代は終わりました。皆が平等です。皆に人権があります、権利があります。少子高齢化も、女性への政策を根本から考え直さない限り、解決しませんよ。それに、多様性の社会です。生まれた子を養子にする制度があれば、少子化は少しは良くなるのではないでしょうか。先日の、孫への虐待で、3日も平気で放ったらかしにした女性はひどいです。

 日本の刑務所の制度もおかしいと思います。再犯防止のプログラムができていません。特に、性犯罪の再犯防止に関しては最悪です。私は、性犯罪に関しては、通常の刑の倍を単純計算して科する必要があると思います。強姦殺人なら、二人の殺人とカウントするべき。女性としての人生と、命を奪われるのですから。

 とにかく、明治以来あまり改訂されていない刑法は、すぐにでも見直す必要があります。女性が13歳で性交を認めるなんて、絶対にあってはならないことです。結婚が許される年齢だって16歳だったのですよね。それだって早すぎる。ともに、選挙権を得る18歳がいいのではないでしょうか。

 先日、エルサルバドルで、死産した女性が罪に問われる事例がありました。ありえないことです。いいですか、無事に出産するということがとても大変なことなんですよ。命がけで女性は出産しています。それを当たり前のように思っている社会が許せないです。男女ともに平等に、出産後の育児を担当するべきです。もう、24時間働く男性の時代は終わりました。年功序列も、終身雇用もなくさなくてはありません。その上で、100年人生の計画を立てるべきなのです。いいですか、世の中に、うまい話なんかありません。ただで儲かる話なんかうそです。男も女もないのです。ともに手をつないで行きなくてはならないのですから、プライドを捨てて、ともに本音で話し合いましょう。無理をしないでともに幸せになる道を見つけましょう。中身のないプライドは捨ててください。

 この国は、本当に民主主義国家といえるのでしょうか。私は疑問を持っています。独裁ではないけれど、与党圧勝で、これでいいのかと思います。暗殺された安倍元総理も、結局は自分の言葉で説明責任は果たしていませんでしたよね。国会の論議も、説明にはなっていなかった。こういうことが当たり前のように続くのは、国会の存在意義が問われます。国民が支持したからと言って、与党がはぐらかしていいわけはないんですよ。本当に、悔しいです。このまま、足りなければ国債乱発ばかりして、利上げもできない状況なら、いつ日本がスリランカのように破産してもおかしくないと思いますよ。借金はしないでください。議員も無駄使いしないでください。選挙だけのために、活動しないでください。ああ、最低な国なんじゃないでしょうかねえ!


朝日歌壇7月10日

2022年07月10日 17時28分54秒 | 短歌

高野公彦選

沖縄をふるさとに持つ妻の瞳(め)はいつも青空さがしておりぬ 横浜市 岡本公純

階級も搾取も民族差別もないマルクスの夢壊す独裁       神戸市 橋本重梅

 一首目、沖縄の空はとても青いのでしょう(行ったことないので)。ウクライナ国旗も小麦畑の黄色と青い空の青でしたものね。誰もがほっとする青空です。東京の参院選投票日の今日は、青空でしたよ。二首目、独裁とは、ロシアなのか中国なのか、さてどっちでしょう。どっちもですね。権力を持つと、人はそれを手放したくなくなり、人間が卑しくなります。皆同じということがわからなくなり、自分だけが特別だと思うのは、恐ろしいことです。同じ命の重さなのにね。

永田和宏選

名を呼ばれ頬撫でられるためせめて母国へ帰れ兵士の遺体    観音寺市 篠原俊則

 ロシア兵なのか、ウクライナ兵なのか、どっちにしても、母なる大地に母に会わせてあげたいですよね。若者が戦争で亡くなるなんてこんな悲しいことはありません。プーチンとゼレンスキーが相撲とって勝負を決めればいいのに。こんなに人の命や物を壊して、よく平気でいられますよね!

馬場あき子選

鳩胸も鳥目も猫背も動物は己が由来と知る由もなし       川越市 西村健児

 なるほど、そういえばそうですね。それぞれが、「私のこと?」とびっくりしているかもです。動物好きなので、ついつい選んでしまいます。