ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ!

2015年09月27日 11時55分05秒 | 食に関して

 昨夜、久しぶりにBS番組をじっくり見ました。NHKBSプレミアムの「チョイ住み」という番組で、今回の部隊がフィレンツェだったからです。

 思えば、最初にイタリアに行ったのが、父の代理で日仏芸術祭という、あれは詐欺だったのではと思うアマチュア画家をターゲットにしたツアーでした。父ががん闘病で行かれなかったので(もともと飛行機嫌いでしたし)半分旅行代金払ってもらって、OLの私が参加したときです。カンヌで芸術祭(小さな文化祭程度の物)があり、その前にイタリア観光がついていました。ローマ、ピサ、フィレンツェだったかな。その時に、フィレンツェが好きになりました。でも、ツアー企画が間が抜けていて、画家の集まりなのに、ウフィツィ美術館が休館日に滞在だったので、見ることかなわず、再度来ることを誓ったのでした。

 そして、アッシジにひとりで行くという親友に「私も!」と瞳孔hして、ローマ、フィレンツェも行くことにしたのです。個人旅行は不安もあるけれど、楽しいですよ。その後、シエナ1週間研修に2回参加したので、その時もフィレンツェに行きましたから、生涯4度訪問している、大好きな街です。その、あこがれの都市に、それもあのクーポラが身近に見られるアパートに1週間滞在するなんて、絶対に観たい!と、食事を用意hして白ワインで飲みながら、鑑賞しました。

 旅人は若い渡部秀さんと料理人の斉藤辰夫さん、年齢差が35歳という男二人の同居生活、面白かったですよ。斉藤さんは同世代でした。そして、彼がワイナリーに生きたがっていて、キャンティ村を希望していたのですが、モンタルチーノ村に行くことになって、最初、辰夫さんはちょっと迷ったのですが、結局行くことになりました。レンタカーを借りて秀君の運転で2時間かけていったワイナリーで、辰夫さんは満喫しました。それもそのはず、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、私は個人的にはバローロよりもおいしいと思っている、イタリア最高のワインですもの。今は手が出ませんが、ひところ、このワインを買っていたものでした。

 イタリアワインは、大好きです。辰夫さんの手料理もとってもおいしそうでした。

 観光で行くのとは違い、短期滞在で観光客がいかない、そこに住む人たちの日常に触れるというのは、本当に感動があります。

 本来、旅というのは、そういうものだったと思うのですが・・・。

 そうそう、通ったワインのお店に並んでいるワインのラベル、一生懸命見ていましたが、シエナ滞在の時に遠足で逝ったワイナリーのラベルがあって、うれしくなりました。ディエヴォレです。あそこのアグリツーリズモに行ってみるのが夢でした。イタリアは、人生の楽園みたいです。いいなあーー。

 昨日は、生さだを最後まで頑張ってみてしまったので、今朝は寝坊しました。まあ、月に1回程度のことだから、それに予定があるわけじゃなし、ということで、どんどん自堕落な人間になってきてしまいました。早く、膝曲げられるようになれば!!

 2002年6月に、行ったときの写真です。もう13年も前の話なんですね・・。

コメント
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