なんということでしょう、安倍総理はいまだに憲法9条改正を狙っています。あたかも、後藤さんや湯川さんが殺害されたのは9条があるからのような発言。
9条があるから、いままで日本人はテロの標的にはされなかったのです。武器を持たないということがどれだけ大事なことか。
戦争、武力、すべて武器を競うことに始まっているではないですか。きりのない、果てしのない地獄になります。
イスラム国の卑怯なやり方を許すことはできません。だからといって、すべてのイスラム教徒を敵視すべきではありません。
元来、宗教は平和を、平穏をもたらすもののはず。命を奪う宗教は、すでに宗教ではないのです。
絶対に憲法9条を守らなければならないのに。恐ろしい社会に、日本も加わることになりますよ。もう、奪われた命を悼み、祈るしかないのですね。
アメリカも、当事者の日本の政府も、邦人を見殺しにしました。憲法を改正しても結果はもっと悪くなるだけ。今の政府は、憲法9条なんか関係なく、国民を守ることができないのです。この国は、とんでもない方向に行きますよ。原発事故の反省もないまま、原発再稼働をするし、東北の復興はまだまだ先が見えないし。それで、コントロールしてるって???
未来あるはずの子どもが犠牲になる紛争、すべての人類の英知でなんとかならないのでしょうか・・。
どんなことがあっても、人の命を奪ってはいけないのです。戦争は、正義で人殺しをするものです。許されることではありません。
後藤さんの著書が売り切れになっているとのこと。彼が伝えたかったことを、知ろうとする動きがあることが、せめてもの救いです。
イスラム教徒にも、キリスト教徒にも、仏教徒にも、無宗教の人にも、同じ血が流れているのです。