昨日のフィギュアのエキシビション、気になって明け方に目が覚め、テレビにかじりつきました。
楽しかったオリンピックも、あっという間に終わってしまいました。専業主婦だったころは、何時だろうがBSでしっかり見られたのに、勤め人はそうも行きません。
日本人は何かとメダルを勝手に期待して、選手にプレッシャーを与えてひどいものでした。あなた自身の運動能力と知力を考えたら、人に期待するのは許せることじゃないでしょうが。運動能力は、ある程度頭がよくないと発揮できないものなのですよ。義兄がレベルの低い工業高校に体育の教師として赴任したとき、とても悩んでいました。生徒がまったく動けないのですって。
昔は、「あいつは頭が悪いけれど、運動は得意なんだ」という話がありましたが、今は違います。バカはスポーツもできません!スポーツは科学です。精神だとかいうのは、無理無理。
日本はスポーツ選手にお金も出さないし、ひどい境遇に貶めていますよね。愚かな体勢ですよ。彼らは、一番「日本」を外に向けて表現している人たちじゃあないですか。国も会社も自治体も、もっとアスリートを支援すべきなのです。
という私は、子供の頃から目が悪く(内斜視で両眼視機能がありません)球技が苦手。だからかな、バカです。唯一、水泳だけが人並みにできるスポーツでした。
浅田真央さんのフリーの演技は、日本だけではなく、世界中で感動したと思います。
さて、フィギュアのフリーは3分の2の採点ですが、その前の失敗したショートプログラム。羽生選手がショートで最高の得点を取ったからこそ、金メダルが取れたと私は思っています。
ショパンのノクターン、これは平板なメロディーです。個人的に、ショパンは嫌いです。
なぜ、この極を選んだのでしょうか?純真さを強調するためだったのでしょうが、つまらない極です。ショートプログラムでも、編曲すればもっともっと冒険できるj曲があったはずです。だって、羽生選手、あの、サラリーマンNEOのセクスィー部長のテーマソングだったじゃあないですか!
クラシックオタクはたくさんいます。プロの作曲家もたくさんいます。あの、ゴーストライターの新垣さんだって!私の所属していた弦楽合奏団の先生は、NHKの名曲アルバムの編曲を担当していたそうです。3分に編集するのが結構大変だとか。ショートプログラムは2分40秒。どうぞ、プロに任せてください!
バロック音楽の中でも、ショートに使える曲がありますよ!ラモーのオペラとかたくさんあります。バッハは、それこそ、泉のようにあふれ出てきます。バロックの名曲も素敵なものがあります。それに、私が真央ちゃんに特にお薦めするのは、モーツァルトのヴァイオリンソナタK.304ホ短調の2楽章。とても切ない曲です。これをショートの時間内に編曲したら、素敵じゃないかと思います。この曲は、モーツァルトがお母さんを亡くしたときに作曲したものです。職業音楽家の彼が個人的な感情で作曲することは稀です。私も母を30代で亡くしました。それ以来、この曲がずっと自分のテーマになっている気がします。
真央ちゃんの人生です、どうか自分の思うように生きてください。私たちは、いつでも応援しています。本当に、素晴らしいフリーの演技を、ありがとうございました!私たちはあなたを忘れません。
次の冬季オリンピックは、韓国ですよね。早く、仲直りしてくださいよー。選手がかわいそうですから!