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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

ひき肉料理、続く・・・

2008年05月03日 22時56分28秒 | 食に関して

 先日、夫がハンバーグのために大量のひき肉を買ってきてしまいました。

 姪たちとの宴会でまず、オーソドックスなハンバーグを作り、翌日は、和風のピーマン肉詰め。たれは、私がずっとためこんでいた蒲焼のたれを使ってみました。まあまあのできです。そして、今日は夫婦二人のためのハンバーグ。やっと使い切りました。

 明日は、おから料理に挑戦です。なんといっても、安い食材。それを有効に使わないと。乾物やそういうものを利用して、エンゲル係数を低くするようにしなくちゃ。がんばります。

 母を看病するために高尾の実家に通っていた頃、大豆を煮ておからと豆乳にわけ、豆乳は母に飲ませていたことがありました。そして、おからはなんとか煮物にしたりもしていたので、懐かしいです。

 ご隠居と暮らすのも、節約しないとね!


うれしい、すみれの花の砂糖漬け

2008年04月24日 16時05分37秒 | 食に関して

 昨日、久しぶりに弦楽五重奏の練習がありました。そのとき、メンバーのチェロのTさんから、ウィーン土産でお願いをしていたエリザベート王妃のすみれの花の砂糖漬けを受け取りました。やっとまた会えたのです、彼女に!そう、5年ぶりです。
 ユーロ高で、すっかり高値になってしまったようで、申し訳ない・・・。



 Tさんは、ウィーンに日本のアマチュアオケのメンバーとして参加し、あの有名な楽友協会でモツレクを演奏したそうです。でも、ウィーンフィルがニューイヤーコンサートをするホールではないんですって。もっと近代的な建物のホールだったとか・・。いろいろあるんですね。そして、毎日練習に追われたから、レストランで夕食なんて1回だけだったとか。それでも頼んだシシーの砂糖漬け、買ってきてくれてうれしかったです。

 カフェもゆっくりすごす時間がなかったから、今度は演奏ではなく純粋に観光としていきたいとのことでした。でも、やはり10時間以上のエコノミーでのフライトはきつかったそうです。

 ウィーンの有名なカフェのデメルは、原宿にありますし、デメルのチョコレートは有名百貨店でたいてい、売っていますが、このゲルストナーは、日本にはどこにもないのです!この老舗カフェのサイトはこちらです。Tさんから、紙袋まで貰って、感激です。袋に入った小さい箱が、例のスミレの花の砂糖漬け。


あんこうをフライに

2008年04月18日 10時30分45秒 | 食に関して

 夫が、以前、「てんや」で食べたあんこうの天麩羅がおいしかったからと、なぜか、今度はフライにしたらおいしいにちがいないと考えたのでした。そして、たまたま、都心に歯医者に行った帰り、小田急ハルクで上等なあんこうが格安で売っているのを買ってきて、夕食にフライを作ろうと言い出しました。その日は朝早く起きて、私は義母に会いに特急わかしおで大原に行き、お互いの愚痴や近況を放しながら、寿司屋のカウンターでビールに日本酒、握りを食べたのでした。当然、おなかいっぱい、大満足・・・。そんな日の帰宅後の夕食なんて、軽めにいいに決まっているハズなのに、そして、そのメニューも、ラタトュイユのパスタと決めていたはずなのに、なんとフライとは!
 そもそも、揚げ物は、準備が大変。手を粉と卵とパン粉でどろどろにしながら衣をつけるのは、私です。夫は揚げる係り。そして、気が向けば、後片付けもしてくれます。でも、衣をつけるのが一番大変でしょう??
 我家のフライは、カキフライが一番多く、あとは、サーモンフライかコロッケ程度。そのときには、残ったとき卵を全部使うために、野菜を一緒に揚げ、最後のお掃除にはエリンギと相場が決まっています。そして、去年北海道からいただいたかぼちゃを最近やっと切り分け、今はかぼちゃもフライにしようと思ったのかどうか・・・。ところが、私はあんこうのフライははじめてなのです。どうなるものか心配でした、身の厚い部分は削ぎ切りにしたりして小分けにしますが、皮のべろーっとしたところは、まとめてだんごにして揚げました。なかなかのものです。一体、あんこうのフライって、誰が今まで食べたことがあるのか・・・。卵2個のとき卵は、ほかの野菜にまわすことは不可能にちかく、あんこうはたくさんありました。最後は舞茸を少し、衣をつけて、揚げ上がりは10時をとっくに回って、それでも、やけくそになりながらの盛大な晩餐になりました。

 後片付けはご隠居がやってくれましたが、なんと夜中の3時までかかったそうです。たいしたものです。やはり、油を使った料理の後始末はかなり大変。だから、最近は家庭でもあまりしなくなったのですよね・・・。

 結局、揚げたてを食べたのは私のほうが多く、残りは、サンドにしたり、一番おいしかったのは、EXヴァージンオリーヴオイルとゆずポンでドレッシングにしてサラダで食べたものでした。

 うーん、私はぐにゅぐにゅしたものを扱うのが好きなほうですが、あんこうの皮には、さすがに閉口しました。


サルディーニャのワイン

2008年03月28日 10時45分48秒 | 食に関して

 今年に入って買ったものだと思うのですが、日野のパワーラークスで珍しいサルディーニャのワインをみつけたのです。我家のデイリーワインは千円以下ですが、このときは千円ちょっとでした。でも、サルディーニャというイタリアの島の風土と料理には特別感心があって、シチリアと同じ、かなり魅力を感じる地域なのです。というのも、以前、長本和子さんのict食文化セミナーの郷土料理の講座を受講して、特に興味を持ったことがあったのです。
 先日、このワインを飲んでみたら、なんだか微発泡していて味もよくわからないのでした。これっていいのかなー?と思い、ハズレと勘違いしてしまいました。後日、残りのワインを飲んだときに、まるで違っていて香りもよく出て濃厚な味に驚きました。なんと私はもったいないことをしてしまったのでしょうか・・・。だったら、最初からデキャンタして飲めばよかったと後悔したのです。そして、携帯カメラでラベルを撮っておいたので、昨日、その店に車で出かけたとき、まだ数本あるのを見つけ、2本購入しました。

 ご隠居生活の夫と3食共にしてほとんど一緒にすごすなんて、いいんだか悪いんだか(自由がない!!)。昨日も、八王子の自宅からまず、中央図書館に行って予約してある本を受け取り、それから高倉町のリンガーハットで昼食を取り、それからパワーラークス。そして豊田を通って堀之内経由で南大沢のONEで猫砂、猫缶を買い、さらに多摩境のパン処SHOJIに久しぶりに行って、その夜のブイヤベースのためのパンを買って帰宅しました。楽しいドライブということになるのですが、夫はペーパードライバー、たまに助手席で眠っています。

 まあ、ご隠居だからしょうがないですけど。

 サルディーニャという島は料理も風土も歴史も独特です。まるで、夫みたいです(どうやって、彼をデキャンタしよう?)このワイン、ネットで調べたけれど、イトーヨーカドーのネット通販でしか見つけられませんでした。でも、かなりのおすすめです。


つくしづくし!

2008年03月28日 10時30分44秒 | 食に関して
 このところ、急に寒くなったり春らしくなったりの繰り返しでした。
 雨が降った翌朝、日が射してくると元気に出てくるのが「つくし」です。本当に不思議なくらい、にょきにょきと生えてきます。ついつい、夢中になって収穫してしまい、このときは、なんと160本もありました。それを全部、はかまを取るので、連日私の指は真っ黒。
 土筆の煮物だけで生きていけたらいいけれど、そうもいきません。
 いままでは、湯葉豆腐などのトッピングとして土筆の煮物を少量のせていましたが、今日の昼は、厚焼き玉子に入れてみることにします。ただ、大量に食べて、あの胞子の粉末を体に入れて二人とも病気になっちゃったりして・・。最近、夫はなんだかくしゃみや鼻水がよく出るみたいで、花粉症かな、と言っていますが、実際はどうなのか・・・。

今年も出てきました!

2008年03月15日 13時03分56秒 | 食に関して

 昨日は夜から雨が降り、今朝は太陽がさんさんと輝いています。こういう日は、春の訪れが早いかも、と庭でじっと観察していたら・・・、ありました、今年も「つくし」がにょきにょきと土から顔を覗かせていました。なんともかわいいです。

 本格的に春が到来ですね!今年も、この春の味をいただきます。


トスカーナのパン

2008年02月29日 21時28分14秒 | 食に関して

 昨日、久しぶりにトスカーナのパンを焼きました。これは、中だね法を使って、まず最初にゆるい生地を作り、それを発酵させて種落ちしてから、それに粉と水を加えて本ごねする方法で、ちょっと時間がかかるのです。それに、フランスパンを作るときのように、蒸気注入もします。
 家庭のオーブンでこれをする場合には、天板に小石を並べて250度~300度で15分以上焼いて、パンを焼くとき、その直前に小石に200ccの水をかけて蒸気を出させてすぐにオーブンのふたを閉めて焼き始めます。
 我家の小石は、父がいた高尾の家の庭から、無断で御影石を少しもらってきたものです。ありがたい・・・?!

 さて、3年ぶりくらいのこのトスカーナのパン、最初、分量は通常の4/5にしたのですが、単純計算してほかの分量もそうしてはいけないのです。それは、シエナのレラ先生にも言われたことでした。うっかり、単純計算での分量で中だねを作ったら、どうもゆるくなくて、失敗してしまいました。それで、4/5でも、水の量は通常のとおりに作り直したらなんとか思ったような中だねになりました。4時間後、ふつふつと気泡が出てきて、なんとか種落ちしたようで、それから本こねをして1時間弱の一次発酵、そして分割とベンチタイム、そして仕上げ発酵して、久々の蒸気注入、そして焼成と、なんとか無事、やりとげたのでした。そして、焼きあがって並べたパンは、懐かしい、あのパンの歌をうたいはじめたのです。この焼きたてのパンが奏でる音楽、パチパチという音は本当に私を幸せにしてくれます。まあ、水分が抜けていく音なんですけれど、それがとても素敵なんです。フランスパンや食パンといったリーンなパンの焼いたあとに、よく聞かれます。

 さすがに、久しぶりで成形もうまくできなかったので、けっこうふぞろいになってしまいました。でも、粉の味がよくわかる、シンプルでとてもおいしいパンです。夜は、夫が作ったラタトィユをオムレツにかけて、そのパンで食べました。あと、このパンは、最高のエキストラヴァージンオイルに浸して食べるだけでもワインに合うつまみになります。イタリアではそうして食べていました。

 


ワインバーに行きました

2008年02月22日 10時24分18秒 | 食に関して

昨夜、夫が聴きに行きたいというので、私が定期会員になっているOLC(オーケストラ・リベラ・クラシカ)のチケットを譲り、終わってから一緒に新橋のワインバーAteに行こうと計画していました。
 というのも、いつもはOLC、空席があるのに、この回はシリーズの最後でモーツァルトのジュピターを演奏するのです。最近私はちょっと集中力がないから、あまり行く気がなかったし、一緒に行こうと夫が言うので、主催者やホールに電話しても、チケット完売ということで当日券も出ないとのこと。それで、泣く泣くでもなく、夫に行ってもらうことにして、一緒に寄ろうといった新橋のワインバーAteには、私が先に行って待っていることになっちゃったんです。
 その新橋のワインバーは、手指の痺れで清水治療室に通っていた頃、一人で2回ほどランチを食べに行き、あまりにおいしいので感動し、夫にぜひ、と薦めたのです。夫も実は、腰痛でたびたび、清水治療室に通っていました。その治療室は、ニュー新橋ビルにあります。そしてすぐ近くにAteがあったのです。でも、引っ越してしまったのですが、その引越し先に、それもはじめて夜に行くことにしました。浜離宮朝日ホールからはなんとか徒歩でも行かれそうです。
 そして、出かけようとしたそのとき、夫から電話が・・・。彼は携帯を持っていません。その時間は7時前。おいおい、演奏始まっちゃうよ!?
 引越し先に行ってみて、9時前後はとても混むから一応、私の携帯番号を店に教えたので、8時45分ごろに電話があるかも、ちゃんと電話に出られるようにしておけという内容でした。そして、前の店のあったところから新しい場所への道順を延々としゃべりだしたのです。私は出かけようとしいたので、途中でやめさせたら、かなり怒りましたね。
 結局、新宿のヨドバシで買い物という計画も諦め、予定の2本後の電車で都心に向かいました。
 電話に出る準備はしていましたが、けっこう混むというので直接店に行き、わかりにくいという夫の話だったけれど方向音痴の私にしては珍しく迷わず店を見つけて、夫の話をして、満席なら待つからといったら、なんとありがたいことに、カウンター奥の席を予約しておいてくれたのでした。店に着いたのが、8時45分ちょっとまえ。
 本当、満席でした。一人客は私だけ・・。ま、隣にそのうち来るはずだからいいか、とシャンパンをグラスでもらい、たことセロリのマリネを頼み、いつ来るかわからない夫を、友人が貸してくれた姜尚中の「在日」を読みながら、ちびちび飲み食いして待っていました。待つこと1時間、何で遅いんだよー、来ないのかよー、と情けなく待ち続け、やっと来た夫はそれから一緒にグラスで白ワイン赤ワイン、食べ物もトリッパ煮込みや猪のラグー手打ちパスタなど、いろいろ頼み、堪能しました。とはいえ、夫が来るまでの1時間、さっきの料理のあと、牡蠣のクレープとシチリアの白ワインも頼んでいたのでした。
 10時半が本日のおすすめ料理のラストオーダーでした。でも、その後も11時15分までいて、あとはJRで帰りました。

 とにかく、二人なのでフルボトルは無理だし、いろんなのが飲みたいからとグラスワインだけでしたが、種類も豊富で、とにかくおいしい!とても大きなグラスで飲むワインのおいしいこと!赤は、大好きなミネルヴォワからメルロー、カベルネソーヴィニヨン、白はシチリアだけでしたが、本当にちょうどいい温度で香りもよくて、家で飲むワインとどうしてこんなに違うの?と、二人で考えてしまいました。料理も凝っていておいしかったです。何せ、厨房が広くなりました!前の店では本当に狭い厨房でおじさんひとり、がんばっていましたが、今は厨房スタッフも3人になったのです。カウンターは、いろいろ見えるから楽しい!
 広い厨房で店も変わって、なんだか、おじさん(シェフ)も違う人のように見えちゃって、夫に、前と同じおじさん?ときいてしまいました。

 人気があるのも当然の、素敵な店でした。もう、OLCも定期会員制度もなくなったし、清水治療室はこれからも行くかもしれないけれど、また二人でいつか来る日があればいいなーー。満足な外食でした。当然、JPで帰り、最寄り駅からタクシーで、なんとか午前1時には寝ました。今日も、睡眠不足です。

 そうそう、演奏がおそくなったのも、鈴木秀美さんが、いつものように寄付のお願いの演説を延々としていたそうです。でも、チケットを買って聴きに来ている客に、ちょっとそれはないのでは??確かに、経済面では大変なのはわかりますが、遠くから来ている客もいるんだし、毎回それではどうかと思います。待っているのは私だけじゃないと思いますもの。感動を薄めない工夫をしてくださいな。


かわいい落しブタ!!

2008年02月16日 12時53分53秒 | 食に関して

 この前、たまたまNHKで、食彩浪漫を見ていたら、ゲストの荻野アンナさんが使っていた落しブタがあまりにかわいくて、さっそくネットで検索して見つけ、購入しました。

 マーナのブタの落しブタと、コブタの落しブタ2種類あり、私は両方、買いました。そして、先日はじめて、煮物で使ってみたら、それはそれは優れもの!いい感じでしたよー。鼻の穴に菜ばしをさして取るのがなんともユニーク!陶器の上に載せて電子レンジでチンしてもいいらしいの。ラップ節約になります。

 いやー、これを見たときは、もう一目ぼれ状態でした。かわいいし、使いやすいので、ぜひ、みなさんもご覧ください。


食品テロでは?

2008年02月05日 20時16分36秒 | 食に関して

 いまだにニュースのトップを飾る、あの中国毒入り餃子事件、どうも、製造過程で混入はありえなさそうです。もしかしたら、梱包のときに、故意に入れられたのではないでしょうか。

 つまり、何らかの目的を持った、食品テロです。

 気になるのは、その事件発覚の前に、JT株に売り注文が殺到したとか・・・。インサイダー取引ってことになるのか、もっと根が深いのか・・。

 もし、株取引の操作のための事件だとしたら、生協も巻き添えになって気の毒ですが、生協自体、食の安全を謳いながら、自分のところでは何の検査もせず、取引先が検査したから安全だなんて、そんないい加減な「安全」があるのかといいたいです。

 食について、もっともっと考えないといけません。食に関してのテロもありうると、私は思います。だから、中国製がみんな疑わしいとか思うのは、とてもいけないんじゃないかと思います。今回の真相が早く究明されることを祈ります。

 とにかく、今回、死者が出なかったのは、不幸中の幸いといえるのではないでしょうか。うちは、賞味期限切れでも平気で食べる人が料理するので、恐ろしいです。