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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

和牛、気の毒です

2011年07月12日 08時51分06秒 | 食に関して

 安全神話が崩れていく一方で、福島原発事故の影響で、さらに地元に不安が増大しています。南相馬の和牛から基準値をはるかに超えるセシウムが検出されたとか。それも、すでに私以外(うちは、和牛食べたことないから、だって高いんだもの)の誰かがすでに口にしているかもしれないという。そして、こんどは「福島産和牛はとりあえず食べないように」ということになるらしい。それって風評被害の最たるものではないでしょうか?

 これだけのリスクがある原発を、菅さんはやめようとしているのって、当然のことでしょう。その菅さんを総理という地位から引き摺り下ろそうとする与野党の人たちって、簡単に言えば、原発推進したいからということでしょう?それでいいのかって思います。国民は、今回のことでもうすっかり懲りていますよ。いい加減にしてくれといいたい。

 人間に食べられるために育てられて、原発事故に遭い、やっと食べられたえさは人間が与えたもの。かわいそうだからときっと近くにある放射能を浴びたわらだったのでしょう。その畜産農家のほんのちょっとの思いが、すべての福島県畜産農家の足を引っ張ってしまったのかもしれません。でも、もともとは、原発事故がなければそんなことにならなかった。


キッシュ作りました

2011年06月17日 11時34分55秒 | 食に関して

 卵を使おうと、残り物でキッシュを作りました。市販のパイ生地はカロリーが高いので、生地も手作りです。いつも利用しているレシピサイト、クックパッドから見つけて生地を作りました。油脂はバターとオリーブオイルの両方使います。袋かタッパーでシャカシャカとあったけれど、私はパン作りのように、ボウルで合わせてから冷蔵庫に寝かせました。以前、いい型(底が取れるようになっているもの)を買っていたので、卵2個で直径22センチのものと、小さな型3個も使いました。

 だって、きれいな円形に伸ばせないし、あまった部分を小さな型用に使えるし・・。麺棒で遊ぶのは楽しいですね!

 合わせるのは牛乳ではなく、冷蔵庫のあまりものの純正生クリームに植物性生クリーム、そして先日、新宿サザンテラスの北海道物産店で買ったフロマージュブラン(無脂肪牛乳。クリームチーズよりも生っぽく、おいしそうだから買ったけれど、砂糖をたくさん入れないと食べられないのでもてあましていました)も入れ、さらにケチな夫は、野菜の下ごしらえでレンジでチンして出た野菜のゆで汁まで入れてしまいました・・・。そして、具は古いハムにもてあましていたブロッコリーと残り物しいたけにマッシュルーム、たまねぎ。そして、結構入るからどうしようかと思って、まあせっかくだから小さいのにも具液を入れましたが、180度で20分、焼いてみると意外と膨らむもので、驚きました。少なめにしておいてよかったです。

 途中(焼いて10分後)、ピザ用チーズをのせました。

 ちょっと、チーズのせすぎ?

 でも、粗熱とってお皿にのせると、とってもおいしそう!

小さいものは、パーティーなんかにいいですよね。本当、おいしかったです。意外と簡単にできるキッシュ、これからも活用したいです。お好み焼きより好きだなー!

 


坐忘に初訪問

2011年06月07日 18時00分57秒 | 食に関して

 以前からずっと行こうと思っていた西八王子の蕎麦の名店、「坐忘」に今日、夫と行ってきました。

 実は私は相当、方向音痴。いつもならインターネットで住所を調べて地図を印刷するのに、きっと大丈夫と、中央図書館から高尾寄りに一つ入った道を北上すればたどり着けると思ったのでした。彼は、どうせ間違えてがっかりする、あきらめたら「五右衛門」でラーメンだというのです。そして案の定、迷った挙句、見つからないねと振り向いたそのとき、ここじゃないかという入口を見つけました。

 ちょうど待たずに席につけたし、ランチのコースも頼んでお酒まで注文し、なんとも贅沢でくつろげる最高の時間をすごしました。

 またぜひ訪ねたい店です。写真は、お店にもご迷惑だから撮りませんでした。おいしいものを食べるときに写真を撮るのは、こういう店では「無粋」ですよね・・・。

 思えば、日本酒を頼んで焼き味噌が出てくるのは、「清里音楽祭」のついでに通った「翁」以来かな。焼き味噌はおいしい!!酒もすすむ!二人で5合飲んでしまいました。コースの料理のひとつひとつも、とてもおいしかった。季節ごとに味わいたい店ですね。


幸せ、山菜!

2011年05月07日 12時22分01秒 | 食に関して

 八王子のいなかに勤務しています。まるで、「夕焼け小焼け」やユーミンの「晩夏」のような風景がとても気に入っています。バスの乗り継ぎも、この自然に触れられるのならぜーんぜん苦になりません。人は、車で通勤したら、というのですが、そんなストレス絶対に抱えたくないですから。

 そんな都下のいなか、先日は館内敷地で見つけたといって、スタッフがちいさな蕗をくれました。昨日は、昔勤めていたスタッフがベテランスタッフさんに持ってきた山菜の「しどけ」のおすそ分けにあずかり、今日、休みの昼食にゆがいて食べたら、本当においしい!

 小さな蕗は、にんべんで煮付けました。こちらもけっこうおいしい!

 この前は、のらぼうもいただきました。かき菜と同じというの、初めて知りました。のらぼうは、台町の職業訓練校に通っているとき、近くの農家の即売所で買ったことがありました。多摩地区限定の地野菜、いいですよねー。

 下町に生まれて、結婚して多摩地区に移り、今に至っています。もう、こちらのほうが、私にはふるさとなのかもしれません。津波は来ないし、地盤がしっかりしているし、安心といえば安心かな。

 小さなことに幸せを感じる、世界中の人間がそうなったら、もっともっと地球がよくなるのではと思います。自分さえよければという発想はやめましょうよ。

 この「おすそ分け」文化が、きっと、グローバリズムや市場主義、資本主義よりももっといい社会を作るのではないかしら。平気で人を殺すなんて、サイテー(アメリカの正義に対して)。


今年初のつくし

2011年03月28日 11時24分24秒 | 食に関して

ようやく、今年初めてのつくしを庭で発見しました。おとといが今年初めてで、昨日、久しぶりに車を運転して帰宅してから庭をぶらぶらして、さらに見つけ、煮付けにしました。そしてそれを、夫が買ってきた「枝豆豆腐」と「ごま豆腐」にのせて、日本酒でいただきました。おいしかったー。


食パン作るぞ!

2011年03月20日 23時05分55秒 | 食に関して

 この情勢で、パンがなかなか買えなくなったので、しょうがなく自分で作ることにしました。ホームベーカリーをもっている人はそりゃ、楽ですよね。でも私は持っていないから、手こねで家庭醗酵器とコンベックのガスオーブンで作ります。

 島津睦子先生の教室に師範科まで通い、いろいろ覚えたパン作り。教室で教わったドイツサワー種をずっと冷蔵庫で作り続けて12年、種継の時にはサワー種を入れたパンも作っていました。たまにはフランスパンも作ってきました(が、コレは一番時間がかかり、難しいのです。師範科最後の難関でした)。でも、食パンは、実は相当昔なので、うまくいくかどうか?

 真四角の形の「プルマン」って、仕上げ発酵の見極めがとても難しいのです。だから、私が作るのは、山形食パンになりますね。仕事にいつもサンドイッチを持っていっているのですが、その食パンがこの騒ぎで品切れ状態。まあ、無理して買わずに、休みの日にせっせと作ればいいかと思いました。スキムミルクは入れず、バターとちょっとだけライ麦粉も入れて、テキトーに作ってみましょうか、楽しみです。今日、せいせきアートマンの富沢商店で、少しだけ残っていた強力粉も買ったし。負けないよ、私だって!


10年以上経ってもおいしい

2011年01月10日 15時46分19秒 | 食に関して

 去年の猛暑はすさまじかったです。だから、ワインクーラーのない我が家のワインはほとんどだめになってしまったかもと思います。もう、この家にお友だちを招待してお食事とお酒を、なんてことはなくなるかもしれないので、夫に、せっかくだから昔とっておいたいいワインを次から次へと飲んじゃおう、とお願いしました。

 台所の床下収納に入っている、いつ買ったかわからないワインを1本選び、昨日の昼のパスタにあわせてみました。パスタは、鶏の砂肝とレバーのコンフィを使ってミニトマトを加えたパスタ。このワインを調べたら、なかなか面白いものでした。

 このワインは、ブルゴーニュの赤で、サヴィニー村のトロボーというワイナリーが作ったものだそうです。家族経営のところで、とても評判がいいワインが多いとか。私はてっきり、CHMとかCHNとかあるので、夫はシャンベルタンと勘違いしたのかと・・。といっても、そんな高いものは買えるわけがないし・・・。

 10年以上経ってもまあなんとかおいしく飲めるワインだったから、うれしかったです。


料理は難しい・・

2010年11月14日 20時46分04秒 | 食に関して

 乾物利用は体にいいと思って、ずいぶん前に「割干し大根」を買っていました。賞味期限も切れてしまい、どうしたものかとネットで検索し、参考にしてなんとか作ってみましたが、がっかりの味でした。夫も不満なようで、彼は調理しなおして味を濃くしました。

 職場の文化祭での野菜の販売で買った「れんこん」や「冬瓜」。レンコンは結局、その割干し大根の煮物に入れてしまいました。それと、冬瓜はむきえびとあわせて煮ましたが、イマイチの味。

 どうも、私は薄味志向のようで、夫に濃い味で作り直されてしまいます。体にいい料理をどうやって作ればいいのか、試行錯誤が続きます。

 

 


エシェゾー、グランクリュ87年

2010年10月11日 18時28分03秒 | 食に関して

 いつ買ったんだか、そんなワインが家にあり、いつか飲もうと思いつつ、ずっとお蔵入りしていました。我が家のような貧乏所帯、ワインクーラーなんかあるわけない。当然、異常な猛暑のこの夏を室温(まあ、人間に対してのクーラーはつけていましたが)ですごして、その前だって、どんな状態かといえば、いいコンディションではなかったのです。今年、イタリアは強いから大丈夫とばかり、ディエヴォレのワインをあけてみました。おそらく、私がイタリア旅行で持って帰ったものでしょうか。やはり、変質していました。
 夫は私の目を盗んで、帰宅している間はせっせとお酒を盗み飲みしていたので、私もちょっとはと思い、そのエシェゾーを開けてみました。が、開かないのです。もう、コルクがボロボロ、中身は推して知るべし・・・。
 
 苦労してあけて、デキャンタついでに漉してごみを除き、飲んでみました。うーん、明らかな変質ではないけれど、質は思っているものと違うのはわかりました。でも、けっこうイケル。フランスも、強いじゃん!?

 エシェゾー、ノムゾー。明日も休みだし!?猫に小判、ごまこにワイン、さー!?


栗にわく虫

2010年10月01日 21時49分44秒 | 食に関して

 先日の、弟子仲間宴会のときにメンバーからいただいた栗を、2回にわけて栗ご飯にしました。彼女の実家の栗の木からお父様に採っていただいた栗ですが、彼女が気にしていたように、やはり虫がけっこうわいていたのです。どっきり!

 栗の皮をむくのには、諏訪田製作所の「栗くり坊主」を使いました。実は知らなかったのですが、ネイルアーティストが愛用する世界の諏訪田製作所の爪きりニッパー、その同じメーカーが栗くり坊主を作っていたのでした。知らずに私は両方持っていたのです。栗くり坊主の詳しい説明は、こちらをご覧ください。苦手な栗向きも楽しくなりますよ!

 さて、そうして楽しく栗をむいても、ギョギョッとするのが虫が出てきたときです。なんとも不気味な小さな芋虫が・・・。気持ちわるーい!と、夫に外に出してもらうのですが、けっこう虫がわいているのが多くて、つらかったです。一体どんな虫なのか、ネットで調べてみたらなんとなんと、「栗虫」をペットのえさとして重宝しているとのこと、びっくりしましたー。そのブログがこちらです。このかわいいリスの俵太先生を見ていると、気持ち悪いと思っていた栗虫も、なぜだかかわいく思えてくるのが不思議です。

 とやかくいっても、2回もおいしい栗ご飯をいただけたので、友人には感謝!秋の味覚を堪能しました。栗虫ちゃんも貴重な蛋白源として、食べたほうがよかったのかも??