空の日誌

設計室「空」のブログ

お知らせ

2009-12-20 18:30:49 | ニュース

来年の、セミナーのスケジュールを発表する時期となりました。

12月は本当に時間の経つのが早いですね。

2010年1月9日(土)の住宅セミナーは、新春につき、プロのジャズボーカリスト
「渡辺チエコ」さんの歌の特別サービスまであります。
以下をご覧下さい。
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さよならオリエント急行

2009-12-18 15:40:26 | まち歩き

イギリスの、世界で最も知られた推理小説家「アガサ・クリスティー」の名探偵「ポワロ」シリーズに「オリエント急行殺人事件」というのがあって、いつもながら意外な犯人に驚かされたものですが、
その豪華国際列車の代名詞ともいうべき、あこがれの「オリエント急行」が、とうとう消え去る事になってしまいました。

私が会社員をやめた10年近く前、たまっていた有給休暇に2ヶ月追加して、ヨーロッパとアジアを中心に100万円で世界旅行を計画し、旅行会社の友人のアドバイスを受けて、
出発寸前までになったのですが、しばらく会社で後継者の育成を頼まれたりしているうちに、
独立後の仕事が入ってしまい、やむなく断念しました。

その時に計画していたのが、パリからイスタンブールまで「オリエント急行」の足跡をたどって行く、「国際列車の旅」で、いまさらながら残念な思いでいっぱいです。

物事には適切な時期というものがあって、それをはずすといくら強い意思があっても、思い通りにならないものです。あとでも何とかできるだろうというのは、後悔の元になります。

そんな訳でこの「オリエント急行」の廃止は私にとってかけがえのない目標の喪失なのであります。

とはいえ、前回、ヨーロッパ周遊の鉄道旅行をしているので、次の旅行では、イスタンブールへは
逆回りのインドあたりから入ってみたいと思っています。
そんなルートあるのかな??Photo


不思議な蔦(つた)

2009-12-17 15:01:40 | うんちく・小ネタ

縁あって、仕事だけでなく、アートや遊びでも関係が深くなってきた長野市の北、「小布施町」に食事とお茶が飲める、小布施ガイドセンター「ア・ラ・小布施」があります。

「ア・ラ・」とはフランス語で、なになに流とかなになに風・・という意味だそうですが、ここには「ゲストハウス」という宿泊施設も併設されていて、その蔵作りの宿がなかなか人気です。

さて、昨日、毎年桜の季節に開かれる「境内アート」というアート展の打ち合わせがあり、実行委員の私はアーチストの「中村仁」さん(アートディレクター)と「宮田一尾」さん(陶芸家:アトリエ多一主催)と一緒に小布施に行きました。

1時間半ほどの打ち合わせの後、会場を「六斎舎」に移しアート談義のあと「ゲストハウス」に泊まり、翌朝「ア・ラ・小布施」でコーヒーを頂き、ついでに、そこの室内でいつもあおあおと葉を繁らせている不思議な「つた」の葉を一枚頂戴し、「コーヒーのフレッシュ」の容器に入れて持ち帰ったのでした。

写真は「ア・ラ・小布施」の不思議な「つた」。小さな植木鉢からどんどん伸びて、とうとう部屋の奥から入り口まで達してしまいました。
このつたを葉っぱから栽培して設計したお宅の室内にプレゼントしようと思うのです。

Photo_2どうです、不思議でしょ・・


ペリメニ

2009-12-15 17:45:48 | うんちく・小ネタ

Photo 「ペリメニ」という料理を知っている方は少ないと思います。
これは、ロシアの「水餃子スープ」料理で、パイタンスープのような白濁したスープが
とてもおいしいのです。

この料理を初めて食べたのは、モスクワ郊外の都市「スズダリ」という町で、
河のほとりに建つ「白鳥」という名の大変美しい教会の記憶とともに「ペリメニ」は
私の中のとても大きな思い出になっています。

私たちをロシアで案内して下さった方は、その年にご自宅をリフォームされたお医者さんのお嬢さんで、日本語はもちろん英語も通じない異国の地で、流暢なロシア語をしゃべり、半月近い滞在中(途中ヨーロッパへも行きましたが・・)いたれりつくせりの歓待を受けたのでした。

そんな思い出深い「ペリメニ」に、偶然、明治乳業の牛乳を使ったお料理レシピ集で出会い、懐かしさに感激した私は早速作ってみたのです。

どうです?おいしそうでしょ。
あの時のように、お嬢さんと飲んだロシアビールがあればいいのになあ・・


アンティーク

2009-12-14 16:31:02 | うんちく・小ネタ

円高の影響は輸入品が手に入り安くなる事に大いに影響していると思いますが、建築の家具や備品、設備器具などの購入にも良い影響を与えているようです。

現在リフォームをすすめて工事中のお施主さんが、浴室は「猫足のバスタブ」、ドアには本物の
「ステンドグラス」を・・などと、アンティークな要望を出されているので、私は埼玉県にある輸入業者と長野県の松本市にある輸入家具業者を訪れ、お客さんと一緒に気に入った物をチョイスして、ご要望に応える事にしました。(松本の業者はお客さんに教えていただきました。)

写真は松本にあるアンティーク家具のお店のカウンター。
バーカウンターにいいいなあ・・と値段を聞いたら、売り物ではないそうです。残念!
右上隅は「猫足のバスタブ」。映画の気分になれるかも・・
Photo

青山のキッチンショップも見に行ったり、仕上げの選択は楽しくなくちゃ。この次は「薪ストーブ屋」さんにGOGO!