空の日誌

設計室「空」のブログ

木村秋則(あきのり)さんのりんご

2009-12-10 18:22:55 | アート・文化

りんご農家に生まれた「木村秋則」さんは、奥さんの農薬による健康被害をきっかけに、無農薬でのりんご栽培に挑戦し、大変な苦労の末に「奇跡のりんご」と言われる、素晴らしい果実を作り上げたとても立派な方です。

先日、私はその「木村秋則」さんがいらしたという飯山の温泉施設に、建設会社の人に案内されて行ってきました・・というより、偶然、案内されたその施設を経営されている会長さんが、もともと農業で無農薬栽培に関心があった方で、木村さんを飯山に呼んで、講演をしてもらったそうです。

受付にあった本に「木村秋則」さんの姿が載っていたので、TVで拝見して以来「りっぱな人が世の中にはいるもんだ・・。」と関心を持っていた私は、目ざとくそれを見つけたのでした。

「木村秋則」さんは、NHKテレビの「プロフェッショナル」などいくつもの番組でとりあげられ、実直そうな人柄と相まって、「努力の人」としてとても尊敬されております。詳しくは脳科学者の
「茂木健一郎」さんのブログで「奇跡のりんご」を見てね。

写真はりんご農家の「木村秋則」さん。
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冷たいベンチ

2009-12-09 16:25:33 | うんちく・小ネタ

設計を仕事にしている上で、時々何でもなさそうな物にも、反応してしまう事があります。

今日も街を歩いていて、バス停の脇にある、雨に打たれたベンチを見て、「あんな冷たいベンチに座る人は一人もいないだろうな・・。」と思ってしまいました。

その御影石(よく墓石に使われている丈夫な石)はつやつやに磨かれていて、雨に打たれようが、雪がかぶろうが、夏の強い日差しにも耐えて、たぶん人間の寿命よりも長生きできると思いますが、それこそが、そこに座る人への気配りを欠いている原因だとおもわれます。

私も街作りのお手伝いなどで、ベンチを計画した事がありますが、石のベンチは決して計画したことがありません。

夏に墓石に座ると冷たくて気持ちがいいという人もいますが、圧倒的に人気があって、座りたくなるのは木のベンチです。

それは、ただひとつ、ぬくもりがあるからだとおもわれます。
維持に多少手間がかかっても、座りたくなるベンチでなかったら何の意味があるでしょう?

「冷たいベンチ」は誰が考えたのでしょうか?
「あればいい」、という愛情の欠落は私にはかえって目障りに見えます。
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「雨に打たれたベンチには、愛をささやく、歌もない~?・・、恋人よ~、そばにいて~♪・・」
失礼しました、五輪真弓だったっけ?


高山さんちのルッコラ

2009-12-07 14:43:45 | うんちく・小ネタ

長野市の高台の住宅地、「上松」というところに「高山さん」は住んでいます。
そして、高台の中でも更に道路より2mほど上がった敷地に建つお宅からは、
東に広がる長野市街とその向こうに広がる志賀高原や菅平高原まで見渡せ、
それはそれは贅沢な環境ですが、このお宅を計画する時は、
敷地条件を活かしきるのに、一生懸命知恵を絞った記憶があります。

そのかいあって、「高山さん」は建物に大変満足されていて、
時々家の新築を計画されている方をお連れすると、いつも快く迎えて下さり、
私もうれしくなってしまいます。

先日もお客さんと一緒にお伺いしたら、「縣さん、着くまで時間があったから庭のルッコラ
(ロケット)とっておいたよ。」とおっしゃって、袋にいっぱいの「ルッコラ」を渡して下さいました。

「高山さん」のお宅には何故か「ルッコラ』がたくさん自生していて、しかも柔らかくておいしいので、いつもサラダにする前に、そのままつまんで食べてしまうのですが、今回もやはり
あっという間に食べてしまいました。

いつもありがとうございます。
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写真は採りたての「ルッコラ」どうです、おいしそうでしょ・・


クリスマスツリー

2009-12-06 18:38:31 | まち歩き

十数年ぶりに東京の表参道のイルミネーションが復活と、ニュースで言っていました。
省エネに配慮して、電飾はほとんどがLED(発光ダイオード)の時代となりました。

我が事務所の入る、「アイビースクエア」も例年通りクリスマスツリーの飾り付けが、オーナーの御姉妹により完成致しました。

今年のメインカラーはグリーンだそうです。
今年は仕事量も減っちゃったし、イブにPhoto
靴下ぶら下げておこうかなっと・・。