長野市の東口にお住まいを計画されている「高坂さん」は、年に数回海外のアート展に作品を出品しておられる書家ですが(「動書」と言う動きのある「書」を製作している作家)、私は知り合いになったのをいいことに川中島町の「Mさん」のリフォーム工事のプレゼントに「高坂さん」に作品を1点作ってもらいました。
「Mさん」のお住まいは大きな伝統建築様式の住宅ですが、今年ようやく下水道が接続し水洗化が進んだ地域で、「Mさん」もこれを機に住宅のリフォームを考えました。
水周りのほかに玄関やキッチンも改修され、ようやく年末に工事も完了し、気に入っていただけただろうかと気にかけていましたが、先ほど電話で「いや~、建具が入って工事が完了したら素晴らしいよ。」とおほめの言葉をいただき、心底「設計者冥利に尽きる。」と私は手放しで喜んでしまいました。
こんな話を自分でするのは少し恥ずかしいのですがお許しください。
写真は「Mさん」の住宅の玄関に飾られた「動書」、「花」の文字。