空の日誌

設計室「空」のブログ

高津秀太郎美術館

2016-11-19 10:38:36 | アート・文化
長野市の東隣りが
須坂市。

その須坂市から栗菓子で知られる
小布施町に向かって数キロ、
小河原と言う地籍に
「高津秀太郎」と言う
若い画家の美術館が今日オープンします。

美術館という名前ではありますが、
私設の「高津秀太郎」専用の展示場
といったところで、
石垣の上に建つ白壁の土蔵を
改装して出来上がりました。

土蔵のオーナーは
「吉池さん」という
吉池家の本家の方で、
2年ほど前、高津さんの絵を
気に入って購入した上
自費でご自宅の蔵を改装し、
彼の専用展示場にするというほどの
大変な情熱の持主で、
若干25歳の高津秀太郎にとっては
まさに、この上ない
幸運の女神との出会いとなったのであります。

私はというと、
最初に相談を受けた時
「土蔵を改装してもなあ~、
人は来ないだろうな~・・」と
あまり気乗りしませんでしたが、
初めてその場を見た瞬間
圧倒的な力を感じ、
二つ返事でお手伝いすることになりました。

とはいえ計画は紆余曲折を経て、
今は、奥田さんの努力の甲斐合って
私の提案した方向へ
クラウドファウンディングなども利用しつつ
進みつつあり、
とてもうれしいのであります。

そんなわけで、
今回の計画の核となる美術館の
完成をスタートラインとして、
北信五岳を見渡せるデッキを備えた
喫茶と集いの場の完成まで、
お付き合いする予定です。

このプロジェクト中心人物の「奥田」さん、
先ずはお疲れ様でした。

それから時間がない中で
難しい工事を請けてくれた「久米田」さん
感謝でございます。

写真は完成形(まだ先です)の予想図
(土蔵の改修は「修工務店」です。)








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