今回ふと思い立って、しまいこんである写真の中をあさって昔に乗っていたクルマの写真をさがしてみました。
予備校から結婚までずっと一人暮らしをしており、更に長いことカメラを所有していなかったこともあり、愛車の写真がほとんどないことにあらためて気づきました。それでもなんとか歴代愛車の写真がごくわずかだけ見つかったので、今のうちにとPCに取り込んでみましたのでちょっとご紹介してみます。
まずは初めて所有したクルマです。初心者マークをつけてるよ~(笑)
ちなみに23年ほど前になります。
トヨタ カローラFXというクルマです。この代のカローラからFRがFFに変更になったのかな。レビンとトレノはまだFRでハチロクと呼ばれて大ヒットしましたが。
このカローラのハッチバック版のFXはGTという3ドアの上位グレードが大人気で、同じく大ヒット作のワンダー・シビックのスポーティグレードのSiのライバル車でした。でも私のはLという最廉価グレードで5ドア版で、しかも中古での購入。4速でしたが一応MT。なのにタコメーターがなかったのがさみしかったですね(笑)そこかしこで大人気のGTを見かける度に「いいな~」なんて羨望の眼差しを送っていましたが、当時中古でも120~30万円しており、とても私には手が出ませんでした。
でも思い返してみれば当時20歳代前半で、クルマが楽しくて仕方ない時期に乗り回していたこのクルマはもっとも思い出深い気がします。友人と交代で一晩で青森まで走っていったり、フェリーに積んで北海道まで行ったり・・・。4年半のつきあいで購入時26321km走行だったのが12万キロを超えました。トータル95410km走り、通算燃費は13.34km/Lでした。
続いて2代目マイカーです。上のFXの写真にもちらっと写っています。父親からのお下がりでGX-71型のトヨタ マーク2ですね。
変な奴(私)が写っていますが、流しておいてください。これは高知の桂浜の駐車場で父に撮ってもらった写真だったなあ・・・。FXが酷使したせいでだいぶガタがきたように感じていた頃、父がGX-71型から81型に買い換える時「お前、このマーク2に乗らんか?」と言ってくれたので、その話にのっかって手に入りました。もらった時点で走行が10万キロ近くいっちゃってましたがFXの状態に不安で、かつクルマを買い換えるお金なんて全然なかった私にはありがたいことでした。
このマーク2、グレードはグランデのツインカムで一番人気のものでした。クルマ自体大ヒット作で、いわゆる「ハイソカー・ブーム」っていうのはこれから火がついたんだったかな?4ドア「ハードトップ」っていう当時流行の形状は天井が低くて中も広くなかったですが、直6FRの乗り心地を結構楽しんでいたような気がします。ただもらって1年くらいの時、10万キロ超えのタイミングでの車検で27万円もかかったのには参りましたが(笑)
26561km走行で通算燃費は9.56km/Lでした。
続いて3代目の愛車はコチラ。
ホンダ プレリュードです。
マーク2に乗っている期間に大学を出て就職したのですが、当時は「なんとか早くお金を貯めてクルマを買い換えよう」と思い続けていました。その理由はごく単純で、「ATは退屈、MTに乗りたい」の一心でした。この頃はATのクルマが退屈で仕方なかったんですよね。それで一生懸命節約に励んでいたのですが、クルマより先にバイクのGSX-R750が壊れちゃってゼファー750に買い換えることがあったりと思うようにいかず、歯がゆい思いをしていました。そこに舞い込んできたのが就職2年目の前半4月から9月いっぱいまで高知への転勤話でした。実はその転勤先は職員の住宅完備で職場の食堂に食事を頼んでいたらそれも3食無料で食べられるという好条件。しかも京都で働くより給料も多目にもらえるという魅力的なお話しでした。高知観光し高知の料理を味わえてかつお金も貯められ、しかも必ず半年後には京都に戻ってこられるんですね。当然のことながら「高知でお金を貯めて帰ってきたらクルマを買う」と決心しました。ちなみに現地でのドライブ生活も楽しかったですよ。住んでいた半年の間に宗谷岬1回、足摺岬3回、四国カルスト3回ほど行ってしまいました。近年にない雨不足の年で、「四国の水瓶」早明浦(さめうら)ダムが干上がって水没していた村が出てきたのも見に行きました。愛媛まで行ってファミレスでトイレに入ったら時間制限で断水していたのに驚いた憶えも・・・。
新車購入は京都に戻ってからの予定がこのクルマ、我慢できずに高知で購入してしまいました(笑)高知の職場で知り合った人のつきあいのディーラーさんが熱烈にプッシュしてきて、その上、確実に京都に帰るということで車庫証明もあらかじめ京都の実家でとれるよう手配し京都ナンバーで納車してくれる。11万キロ走ったマーク2も15万円で下取って、Siプライベートステージというお買い得グレードの5MTを総支払いでいくらにしますなど、かなりの好条件を提示してくれたのに負けてしまいまったんですね。あと高知の同僚がNAロードスターに乗っていて、それを借りて走ったときにあまりの楽しさに「やっぱりMTの方が楽しいわ」ってやられちゃったのもあります。結局この時のロードスターの楽しさが忘れられず数年後に手に入れることになるのですが、この頃はまだ独身でクルマの利便性も必要としていて2シーターを買う勇気がなかったのと予算オーバーでもあってあきらめました。あと京都に戻って学生時代のあこがれを実現するために3代目カローラFX GTを新車で買おうと思ってたのも断念することになっちゃいましたね(笑)
とにかく人生初の新車購入でした。マーク2で瀬戸大橋を四国に渡り、プレリュードで本州に戻ってくることになってしまいました(^^)
このクルマ、「初めての新車購入」「初めてのクーペ」「初めての濃色車」と自分にはとても新鮮で気に入って乗り回していたのですが、たった2年半で手放すことになってしまいました。高知から京都に戻ってのち仕事で週に一回ほど福井県へ通うようになっていたのですが、その途中の凍結路面で滑って自損事故を起こしてしまったんです。下回りがやられて修理代50万円以上の見積もりで、その上入っていた車両保険をけちって自損では下りない契約にしていたため、「これだけの金額を自腹で払っても元の車が事故車になって帰ってくるだけか・・・」というのが感覚的に受け入れられないのと、厄払いと気分転換で買い換えすることにしちゃったんです。保険が下りていたら直して乗り続けていたと思うんですけどね。保険料はケチったらあかんという良い勉強になりました(笑)
33693km走行で通算燃費は11.52km/Lでした。
次に乗ったのはコチラ。事故ったプレリュードを持ち込んだ福井の自動車屋さんにあった中古車をそのまま購入しました。
ニッサン P10型プリメーラの5MTです。大ヒットになった型ですが人気の2LのATじゃなく1.8LのMTというところが気に入って即決で買いました。6年落ちで66000kmほど走っており、当時で70万円くらいでした。2.0L版に比べてパワーは小さいけど軽量できびきび走り、実はプリメーラはこの排気量をMTで乗るのが一番楽しいはずと車屋さんにおだてられました。でも実際その通りの印象で、2.2Lのプレリュードよりワインディングを走って楽しかった気がしました。結婚が決まり、妻がクルマ生活者なため2台持ち家庭になることで1台は2シーターでも困らないということになり、数年来気になっていたNAロードスターを購入することになり手放しました。
30091km走行で通算燃費は12.53km/Lでした。
その後は結婚ちょい前にNAロードスターH7年式Vスペシャル5MTを今から12年前のH10年に購入し、7年で53080km走行し、H17年に発売すぐのNCロードスターに乗り換えました。NAの通算燃費は11.83km/Lです。
買い換え理由はマーク2からプレリュードに乗り換えたのと真逆の理由「ATに乗りたくなったから」(笑)
当時バイクをビッグスクーターのマジェスティに乗り換えていて、ギア操作がなくとも楽しめていたのと、NAで山を走っていても2速や3速ホールドで出来るだけ長く走ろうとしている自分に気づいてしまったこと。実は今時のバイクや車のハンドリングの良さをギア操作は機械任せにしていた方が今の自分は楽しめるんじゃないかと思い込んでしまったんですね。しかも同時にロードスターは6AT搭載でフルモデルチェンジするタイミングだったため、すっかり頭は買い換えモードに突入してしまいました。NAロードスターはクルマ史に残る名車だと思いますしかなり手放すのに悩みましたけどね。おそらくMT車に乗りたいタイプのままなら今でも乗り続けていると思います。でも人生は一度きりですから、名車への未練で趣味の部分で不満を抱えたまま時間を消費していくのももったいないことですしね。
まあこの乗り換えは結果的に成功でした。NAは近場を走るのはとてもわくわくして楽しかったのですが、ちょっと遠出すると結構疲れを感じるようになってましたしね。今乗ってるNCは近所に出かけて良し、何百キロの遠出をして良しと、オールマイティな楽しさを与えてくれています。人生2回目の新車購入ですし、今度こそは長いお付き合いといきたいものです。考えてみればもう4年半乗っていたFXを抜きましたから、既に一番長く乗っているクルマなんですね(^^)
オマケに。
自分専用車の新車購入はプレリュードとNCロードスターですが、妻用としてあと2台新車で買っています。一台は現在の我が家の主力車のアイシスで、もう一台は先代の家族車のレガシィB4です。
妻が「ターボはいらん」と言いましたので人気のターボのRSKじゃなくNAのRSにしました。妻も週に一回、福井まで非常勤で通っていたのですが、「これにスタッドレスタイヤを履かせていたら、どんな雪の日も何の問題もなく走れるよ」と感動していました。子供が二人になって、自動スライドドア車の利便性がどうしても欲しくなり、アイシスへの買い換えで手放しました。6年で9万キロほど走り、買い取り店で30万円で引き取ってもらいました。「これ、どうするんですか?」と聞くと「おそらく海外に出ます。日本では9万キロ走った中古車は余程希少価値のある車種じゃないと売れないですから」と言われました。今も世界のどこかで走ってるのかな~。
さて基本的にコンパクトでキビキビ走るクルマが好きなワタクシ。今乗っているNCロードスターはコンパクトFRで非常に楽しいハンドリングを持っています。搭載している6速のATもとてもいい感じですし、おかげで長距離ドライブしてもNAと比べて比較にならないくらい楽ちんです。屋根が開くのも楽しくて、2人の息子たちもそこがお気に入りになっています。2シーターゆえシートを倒して休めないのだけが不満ですが、これは仕方ない。要するに大きな不満がなくて、他の買い換えたい思う理由がないんですね。 さてこの後いつまでどんなつきあいになるのかな?クルマライフ、楽しいですね(^^)
僕はやっぱりNAロードスターかな あとスカイラインの32のタイプMがほんと速かった。
GR-Rじゃなくても十分すぎるくらい。。衝突安全基準っていっても、アクセルとブレーキ
間違える人がいるくらいだから、もっと今の技術で軽いボディー作ってください。メーカーさん。ノシ
意図されて、というものや、たまたま、というものを含んでいわゆる名車ぞろいで感服しました。
走り屋向き、ツーリング向きとジャンルは違えど。
いいなぁ、と思う反面、ロドへの愛着もまた湧いてきちゃいました(^^)。
私が高校生で、周りの男の子たちが、免許をとりだしたころ
みーんなプレリュードでしたね♪
昔乗ってた車をみると、その時の思い出がよみがえって
写真っていいですよねぇ
その時々の生活環境や思いが浮き彫りになるようで、自分史の鏡のようでもあります。
ピィさんの体格だとNAロドのMTは窮屈だったでしょうね(笑)
このままいくと、実運転走行距離もNCが最長になるのかな、それは私も同じくです♪
マークⅡはハイソカーブームに乗っかって本気で欲しかったの憶えています。
結婚前の頃かなー。
あと、プレリュード・・・スペシャリティーカーだとかデート車なんて言われていたかなー
一度私も振り返ってみよ!
FX-GTは私も憧れました。
学生には手の届かない車でしたよね。
プレリュードは、この前モデルが好きでした。
ホンダ車ということでトヨタ党の父の反対に遭い所有に至りませんでしたけど。
福井云々ってくだりのところで親しみがわきますね、やっぱ。(^^)
R32スカイラインのGTS-t typeMって、むちゃくちゃ人気ありましたね。
コンパクトボディと優れたハンドリングが評論家さん達にも絶賛で、まさに走りのクルマ、スカイラインって感じでした。
その分セダンは狭くて不評でしたけどね(^^)
確かに今の技術で軽い車を作って欲しいですね。
FT-86コンセプトって、どうなるんでしょうね?
FXのグレードがGTじゃないとか、プレリュードの人気は先代と先々代とか名車の条件を微妙にはずしていたりもしますけど(笑)
私も歴代の愛車で一番満足度の高いのはロードスターだったりします。
MT時代はNAで、ATでもNCです。
やはりいいクルマですね(^^)
おそらく同級生さん達に人気だったプレリュードはリトラクタブル・ヘッドライトの先代だったんじゃないかな。
S13型のニッサン シルビアと人気を二分してましたね(^^)
古い写真を眺めるとしみじみしちゃいますね(笑)
いくら学生でお金がなくとも、安いカメラでも買って、もっといっぱい撮っておけばよかったって思いますね(^^)
確かにその時々の愛車って自分の人生で結構大きい部分になってますね。
その頃何を思ってハンドルを握っていたのかに思いをはせると、なんだか懐かしい思いになります。
NAはNCより窮屈でしたよ(笑)
NAの方がシート髙があるらしく、頭が不安でした。
NCは期間は絶対長く乗りますが距離はどうかな?
10万キロいくには15年かかりそうですから(笑)