福島のハワイ二度目

4月7日火曜日に長男の中学入学式だったのですが、それに先んじて週末に卒業&受験終了祝いとして久しぶりの家族旅行に行ってきました。

 

映画「フラガール」のモデルになったスパリゾートハワイアンズです。

我が家としては2012年8月に行って以来の二度目の訪問になりました。

 

基本的にはスーパー銭湯のような大きな温泉と子供たちが遊ぶための大プールの施設なのですが、これが非常に充実している。

フラダンスも人気ですしハワイをモチーフにした館内もリゾートの雰囲気満載でとても楽しいところです。

前回今回とうちは2泊3日で行ったのですが、それがちょうどいい感じです。

3泊して中日が丸2日あると少し飽きるかもしれないですけどね。

でも間を置いてまた来たいと思わせる魅力のあるところです。

前回も強く感じましたが、炭鉱以外何もなかったところにこれだけの人気観光施設を作り上げた人達には敬服します。

 

ハワイアンズ自体は前回とほぼ同じでしたが、この2年半の間に最寄りの湯本駅が、

 

こんな建物から、

 

新しくなっていました。

更に、京都からの往復に関して。

 

京都から東京までは新幹線で。

そして東京から福島県の湯本までは、この、

 

この特急スーパーひたち利用します。

2年半前は東京駅まで新幹線のぞみで行き、そこから在来線で上野駅まで。

そして上野からスーパーひたちに乗っていました。

それが、

 

常磐線が品川駅から出るようになっていた。

これがとんでもなく楽でした。

東京から上野まで家族揃って大荷物と共に上野駅まで移動というのはかなり面倒でしたからね。

それが今回は品川駅内でほんの100か200mほどの移動で済んでしまいました。

 

品川駅の役割がどんどん大きくなっているようです。

関西の人間にとってはありがたいことですね。

 

 

読書の備忘録。

 

岡崎琢磨氏作「喫茶店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで」

「五年前に失意の美星を救ったのは、いまは亡き大叔母が仕掛けた小さな“謎”だった―。京都にひっそりとたたずむ珈琲店“タレーラン”の庭に植えられたレモンの樹の秘密を描いた「純喫茶タレーランの庭で」をはじめ、五つの事件と書き下ろしショート・ショートを特別収録したミステリー短編集。」

京都が舞台というだけでけっこう面白いですが、叙述ミステリの「おお！」と驚かされる部分もいいですね。

相沢沙呼氏作「午前零時のサンドリヨン」

「ポチこと須川くんが一目惚れしたクラスメイトの女の子、不思議な雰囲気を纏う酉乃初は、凄腕のマジシャンだった。放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』で腕を磨く彼女は、学内の謎を抜群のマジックテクニックを駆使して解いていく。それなのに、人間関係には臆病で心を閉ざしがち。須川くんは酉乃との距離を縮められるのか―。“ボーイ・ミーツ・ガール”ミステリの決定版。第１９回鮎川哲也賞受賞作。」

探偵役の女の子がマジックに傾倒していく感情にちょっと違和感がありましたが、ミステリとしてはなかなか良かった。

登場人物達の感情的な交流もなかなか魅力的です。

続刊があるので読んでみよう。

若竹七海氏作「さよならの手口」

「探偵を休業し、ミステリ専門店でバイト中の葉村晶は、古本引取りの際に白骨死体を発見して負傷。入院した病院で同室の元女優の芦原吹雪から、二十年前に家出した娘の安否についての調査を依頼される。かつて娘の行方を捜した探偵は失踪していた―。有能だが不運な女探偵・葉村晶が文庫書下ろしで帰ってきた！」

軽めの文体が多い作者ですが、これはかなりシリアス。

でも非常に面白かった。

こういう昔に起こった出来事を追いかけて行く形の謎解きは大好物です。

中山七里氏作「切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人」

「東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。やがてテレビ局に“ジャック”と名乗る犯人から声明文が送りつけられる。その直後、今度は川越で会社帰りのＯＬが同じ手口で殺害された。被害者２人に接点は見当たらない。怨恨か、無差別殺人か。捜査一課のエース犬養刑事が捜査を進めると、被害者の共通点としてある人物の名前が浮上した―。ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる！」

こういう連続殺人犯追跡ものも好きですね。

しかし「切り裂きジャック」を題材にした作品は本当に多いなあ。

電子書籍では、

榎宮祐氏作「クロックワーク・プラネット 1」

以上で85冊目。