5月24日 5時 日本では同じ日の21時
ぼつぼつ寝る時間に、こちらでは早起きです。
今日はフェリーでヴァンクーバー島の南端、ヴィクトリア
へ行きます。
海上に居る鳥が目的です。然し、遠いことでしょう。
とても写真には撮れません。見るだけになりそうです。
天気は絶好です。
7時20分にホテルを出発し、フェリー乗り場へ向かいます。
40分で着きました。
延々と車の列です。予約してあるので、前の方に並びました。
時間があるので、海を眺めます。飛んでいるのは、ミミヒメウ・
ヒメウ・アオノドヒメウですが、何れも遠くて望遠鏡でやっとの
状況です。ヒメウの繁殖期に見せるお腹の白が目立ちます。
フェリーは18000㌧の船で車が600台収容出来るとの事
です。
8時44分に乗船し、9時に出航しました。
船の周りをワシカモメが飛び交います。
大きいです。体長64Cm 翼を拡げると135Cmで
ユリカモメの1倍半、普通良く見るウミネコと比較しても
体長は1倍半、翼が15Cm程大きいカモメです。
ここでは今の時期、ワシカモメばかりでした。
沖を同じ型のフェリーが航行していました。1時間に1便
の航行のようで、あちこちへ運行しています。
風にはためくカナダの国旗です。
湾内の航行なので静かですが、船首で探鳥をしようとすると
まだもの凄い風で寒いので、早々に船内に入りました。
途中ではウミバトと木に止まるハクトウワシだけでした。
エニシダに似た黄色い花が、いっぱい咲いていました。
10時39分、ヴィクトリアへ入港しました。
南北で約300Kmのヴァンクーバー島です。
ヴィクトリアの町も英国調の美しい町で整然としています。
サンドウィッチとコーヒーで簡単な食事をして、みやげもの店
を物色しました。バッファローの皮で出来た鞄を自分用に奮発
しました。ヴィクトリアの想い出になります。
食後、クローバーポイントと言う海岸に出ました。
遠くにウトウが出たり潜ったりしていました。
近くの岩礁にクロミヤコドリです。
日本で見るミヤコドリより見栄えがしません。
ワシカモメとヒメコバシガラスが仲良く街路灯に止まり、遊んで
いました。
ヴィクトリアの住宅街です。
こちらでも通りには全部、名称がついており住宅の玄関や
壁には住宅番号が、それぞれの趣向で表示されていました。
標高100m程の地にある、マウント トネミーへ行き
ました。
ヴィクトリアの町が一望出来ます。
ここでもムネアカルリノジコの声が聞こえましたので探し
ます。葉の繁った木の枝の中にいましたが、後ろ向きで残念
です。
ムネアカルリノジコのいた繁みです。
ヴイクトリアへ来たら、有名なヴッチャートガーデンを見る
べきとのことで、探鳥にはなりませんが、入園しました。
入園料は30ドルと少し高めですが、それだけの価値は有る
ようです。
花好きのロバート・ビム・ブッチャート夫妻が採石場跡を
美しくしようとして、130エーカーのうち55エーカーの
敷地を庭園にしたとのことです。
元は採石場だったようです。
中に入ると正に百花繚乱の感です。
名前は判りませんが兎に角、花いっぱいでした。
名前無しで暫しご覧下さい。
この木に今の季節には非常に珍しいムネアカシルスイキツツキ
が止まりましたが、望遠レンズを付けたカメラを持って来なかっ
たので痛恨の極みでした。
快晴の空にハクトウワシが飛んで来ました。
何時見ても大きく壮大な鳥です。
1時間半ほどガーデンを充分に堪能して16時近くフェリー
乗り場へ急ぎました。
17時のフェリーに乗ります。
帰りも延々と車の列です。17時05分、出航しました。
18時39分、ヴァンクーバーに入港し、19時半ホテルに
戻りました。夕陽が綺麗でした。
今日、見聞きした鳥は37種。累計で81種となりました。
いよいよ明日で最後です。
いい加減な人です。
オオワシノ剥製がいたのですが、本当におおきかったです。 見たオジロワシも、大きかった。
鳥を見るタビに、梅田さん教えて~~~と、こころの中で叫んだました。
知床でご覧になった鷲はオジロワシです。
知床ではオオワシとオジロワシが流氷とともに飛来します。オオワシは春になると北極海方面へ繁殖の為に帰って行きますが、オジロワシは、一部北海道東部に残ります。
ハクトウワシに良く似ていますので、良く間違えますが、ハクトウワシは北アメリカ大陸限定です。
どちらでも良いですが、一応お知らせします。
知床で、ハクトウワシを見ました。大きいのにびっくり出した。
カモメも大きかったような?
鳴き声は色々するけども、姿はなかなか見つかりませんでした。
剥製のものも見ました。何か、北海道の鳥は大きいと思いました。