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WEB上のニュースや新聞などで扱われたエホバの証人のニュースを取り上げます。シリアスな話題から笑えるニュースまで。

増加するエホバの証人への襲撃 ー インド

2011-06-10 18:37:32 | 迫害・反対
インドでエホバの証人たちが暴徒に襲われるケースが増えているようです。
JWオフィシャル・メディアサイトでもつい数日前にそれが取り上げられました。2011年の年鑑によると、インドの人口は11億6千万人で、33,089人の伝道者がいます。人口比率では3万5000人に一人のエホバの証人しかいません。そのインドで何が起こっているのでしょうか。

■エホバの証人を襲った暴徒たちが罪を免れている - インド

JW公式メディアサイト 2011/6/7

バンガロール(人口616万人ーインド第3の都市) -  インドのいくつかの州では、暴徒たちがエホバの証人を襲うケースが度々報告されており、それは増加している。彼らは20-50人で構成されているギャングで、よく知られているエホバの証人の伝道活動を少人数で平和的に行なっている時に、攻撃してくる。ある暴徒たちは、証人たちを殺すとかレイプするといって脅かした。

2011年3月26日、カルナタカ州の南部で、4人のエホバの証人たちのグループ(3人の女性と1人の男性)にある男が近づいて訪問の目的を訪ねたのは、近くの町マディキンで村の人々と友好的な会話を楽しんだ直後のことだった。

その男性は携帯電話を取り出して、バジラン・ダル (ヒンディの戦闘的組織)とジャグラン・ベリケの構成員たちに電話をかけた。やがて、50人もの人々が証人たちを取り囲み、3人の女性をレイプしようとし、男性を木に吊るし、灯油をかけて生きながら焼き殺そうとした。しばらくして警察が到着し、エホバの証人たちを取り調べのために警察署に連れて行った。4人のエホバの証人全員が逮捕され、保釈されるまで4日間拘留された。

2011年4月1日には、証人の「人権法律スタッフ」の一人と、他の3人の関係者(そのうちの1人はエホバの証人ではない)が、情報を入手するために暴徒活動が起こった土地に向かった。しかし、4人が帰る途中で暴徒たちに待ち伏せされ襲われた。証人たちは口汚く罵られ、ベルトや棒で打ち叩かれ、服を剥ぎ取られて公共の道路を半裸の状態で歩かさせられた。エホバの証人ではなかった一人は攻撃されなかった。その後、暴徒たちはいくつかのTV局に電話をかけ、来て起きたことをビデオに取るようにと言った。証人たちは警察署へと連れていかれ、暴徒たちによって捏造された証言によって有罪とされた。彼らは6日後に留置所から釈放された。

同じような出来事が同じ日に、州都バンガロールでも起こった。2人のエホバの証人が、ある男性と今日の社会で子供を育てることの難しさについて話していた。男性は初めは友好的だったが、その男性は友人に電話をかけ、証人たちがいる間に彼のアパートに来るようにと電話していることに証人たちは気付いた。さらに、その友人がアパートに到着すると、彼はさらに別の人たちにも電話し始めた。証人たちは起ころうとしていることを感じ取り、そこを平和裏に立ち去ろうとした。しかし、暴徒たちにそれを阻まれた。暴徒は2人の証人を叩き始め、近くの区域にいた別の2人の証人にも暴力を振るった。やがて、彼らは4人の証人たちを警察署へと引きずって行き、地元の新聞社に連絡を取った。警察署にいた暴徒の1人は、自ら自分のシャツを引き裂いて外に出て、改宗を断ったらエホバの証人に攻撃されたと話して回った。その男性はレポーターにインタビューされ、その作り話が地元のニュースに事件の内容として報道された。4人の証人は一晩を留置所で過ごした後釈放された。一人 10,000 INR ($226 アメリカドル)が保釈金として支払われた。

異議申し立てが3件の事件で提出され、警察による調査と暴徒による暴力行為に対しての起訴を求めている。これらの攻撃は、明らかにインドにおける憲法上の信教の自由を侵害する行為である。

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これらの事件を引き起こしているのは、ヒンディ原理主義者たちです。記事でも名前が挙がったバジラン・ダル(Bajrang Dal)とジャグラン・ベリケ(Hindu Jagran Vedike)は、ここ数年特に活発に活動しており、他のキリスト教派に対しても攻撃を加えているようです。

キリスト教徒に対する暴力は下記のサイトでも説明されています。

キリスト教ニュース
ビジネス・アイ 2008/10/16