ニュースの中のJW

WEB上のニュースや新聞などで扱われたエホバの証人のニュースを取り上げます。シリアスな話題から笑えるニュースまで。

もし王国会館の隣が居酒屋だったら? - 2

2011-11-05 16:55:53 | ちょっと面白いニュース
さて、前回の記事の続きですが、屋外でお酒と提供したいお店側と、静かな環境と確保したいエホバの証人側はどう折り合うのでしょうか

■パブとエホバの証人は屋外でのアルコールの提供について合意した
WIRRAL NEWS COM UK

ヘスウォールのパブは、隣にあるエホバの証人との交渉の末、屋外で食事とアルコールを提供できるようになる予定だ。

ヘスウォール会衆の成員たちは、「ザ・ラベンクロフト」が建物の外側で飲み物の提供するためにライセンスの拡大を申請した時に、ウィラール市当局に心配を表明していた。

そのパブは、会衆の王国会館のすぐ裏に位置している。

彼らは、お酒を飲んでいる人たちの騒音のため、「静かな中で崇拝を楽しむこと」が出来なくなってしまうのではないかと心配していた。

しかし、市のライセンス委員会で会合を持った後、すべての関係者は満足してその場を去った。パブは、会衆の集会の時間を除いて、飲み物を建物の外で提供することが出来ることになった。

委員会のメンバーの一人、クラー・ハリー・スミスはこう言った。「私たちは要求を許可しましたよ。王国会館の活動に重ならないようにという制限突きでね。集会は木曜日で夜9時には終わるよ。あとは日曜日の午前10時から12時までも集会があるけど、まあ、明らかに問題にはならんでしょう」

「我々は警察にも確認したけど、特に問題はなかったね。当局の立会いなども全くなかったし。ザ・ラベンクロフトはその解決案を喜んで受け入れたよ。証人たちは、建物の前でタバコを吸うことをなんとか止めさせたいと思っていた」

ヘスウォール会衆の担当者は、「私たちは、全く満足しています。私たちはいつでも、道理にかなっていたいと願いっていますが、騒音の問題が発生することは心配でした。マネージャーとは良い関係を保っています。何か問題があれば、彼と話をすればいいだけですよ」とコメントしている

ザ・ラベンクロフトのマネージャー、ボビー・アデルホワイトは「集会中に外側を閉めておくことは我々にとって何の問題でもない。それは、敬意の問題だよ。その時間帯に訪れる客は少ないだろうしね。(日曜日の午前中のことと思われる)」と述べた。

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要するに、集会の時間中だけ屋外のテーブルを使わないという解決策でした。期待させた割には、普通で済みません・・・。

しかし、ともすれば自分の権利だけ主張してしまいがちですが、道理にかなった範囲で一定の譲歩を示し、相手の立場も尊重する姿勢は、見習いたいものです。

他の妥協案として、集会の時間はプログラムをパブの外でも流すのもありかなと思いました。関心のない人はきっとみんな建物の中に入ってしまうかも。あるいは、集会後に毎回食事を差し入れてもらう代わりに屋外OK、なんてのもいいですね。

もし王国会館の隣が居酒屋だったら? - 1

2011-11-02 19:44:01 | ちょっと面白いニュース
最近でこそ、RBCのきれいな王国会館が標準になりつつありますが、一昔前は様々な、いわば個性的な王国会館がありました。聞いた話では、一階が居酒屋になっていた会館もあったそうです(又聞きなので確証は出来ませんが)。夜の集会中に下からカラオケとか聞こえてきたら、気が散って集中出来そうにありませんね。

ところで、2年ほど前のイギリスのある町でのことですが、会衆の王国会館の裏にパブがありまして、その店が屋外にもテーブルを出してそこでお酒が飲めるようにしようとしました。欧米人は店の外でお酒を飲むのが好きですから、きっと受けると思ったのでしょう。それを聞いて困ったのはエホバの証人です。何しろすぐ隣ですから、どんな影響があるか分かりません。パブ側は当初の申請内容を変更するために市の許可、そして地域住民の許可をもらう必要があります。皆さんならどうしますか?


■エホバの証人は、ヘスウォールのパブの屋外拡張計画に反対する
Liverpool Daily Post


あるパブが食事と飲み物を屋外で提供する計画をしていたが、エホバの証人の激しい反対にあった。

イギリス・ヘスウォールにあるパブ「ザ・ラベンクロフト」では、アルコール類を提供するのは屋内だけという免許の条件を、屋外にも広げようとしている。

彼らの場所のすぐ裏には、エホバの証人のヘスウォール会衆の敷地がある。彼らは、免許の申請に対し、平和に崇拝をしている人たちに騒音を生み出すものだと述べている。

ザ・ラベンクロフトは、バラキューダのチェーン店で、2007年にオープンした。この名前は、この地区で生まれたDJジョン・ピーターの名字から取られている。

2009年の6月に、ウィラール市は大きな騒音を出さないことを条件に、店の外側にテーブルを出す許可を与えた。しかし、ライセンス委員会は、「建物の外側では、アルコール類を提供しない」という条件を引き続き付けていた。

それから数ヵ月後、ザ・ラベンクロフトのオーナーは、同じ免許で外側のエリアでアルコールを提供出来るように、その条件をひっくり返そうとしたのだ。

ヘスウォール会衆からウィラールのライセンス委員会に送られた手紙には、彼らの集会の時間が、計画されている店外のエリアでお酒をのむ人たちの時間と重なっていることが書かれていた。

さらに、店がオープンしてから、隣接する公共の駐車場のスペースが占領されていることも指摘された。

手紙はさらに続く。「店外拡張の計画は、免居が与えられるエリアの真後ろにある王国会館での静かな環境に対して、逆の影響を与えると考えています」

「私たちの建物と反対側のフェンスのエリアは隣接していませんので、そこでのアルコールや食事の提供、喫煙は認められるべきだと思います」

彼らはまた、2006年10月に市より様々な制限がパブに課されたことを指摘する。

「結論として、申請されている計画には反対します。何故なら、騒音やにおいが発生することが予想され、それはここの静かな環境やわたしたちの崇拝の目的である建物にとって損失となるからです」

ザ・ラベンクロフトのマネージャーは昨晩、コメントを避けた。

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さて、お互いの言い分がある中どのように折り合えるのでしょうか。このわずか2週間後に、事態は新しい展開を迎えます。

次回の記事に続きます。

エホバの証人のふりをした空き巣が捕まる

2010-08-28 04:51:53 | ちょっと面白いニュース
直接エホバの証人とは関係ないですが、ある空き巣がエホバの証人のふりをしてごまかすも結局捕まったというニュースです。エホバの証人は家々を回っているイメージがあるのでちょうどいいと思ったのかもしれません。でも服装や雰囲気がどこか違っていたんでしょうね。

アメリカ テネシー州 2010/8/14

■ Wate.com

セヴィアーヴィル警察は、エホバの証人のふりをした男が木曜日に逮捕され、8件の空き巣の容疑で起訴されたと発表した。さらに余罪が出るものと思われる。

警察広報のボブ・ステヒクによると、セヴィアーヴィル郡および市では、ここ最近空き巣が増加していたとの事だ。

木曜日の午後一時頃、ジェームス・B・キング(24)は、ホワイトオークの通りのある家に入った。そして家の人に自分はエホバの証人だと言った。

キングが帰った後、家の人は怪しく思い、また最近のまわりの空き巣のことも知っていたので、保安局に電話をした。それが保安官と警察による捜索へとつながった。

程なくして、キングはダグラス・ダムの通りにいるところが見つかった。

ジョン・ハドルストーン保安官は以前キングを一件の空き巣で起訴していたが、今回の逮捕後に、郡の警察官により3件、市の警察官により4件の空き巣で起訴されている。

調査が進むにつれ、さらに起訴の件数が増えるものと思われる。

当局の発表によると、明らかに盗品と思われる品物が大量に見つかり、さらに調査中との事である。

最近空き巣に入られた家は、保安局または警察署に情報を問い合わせるように勧められている。




ペットとして飼われていたヤギを救ったエホバの証人

2010-08-01 18:31:44 | ちょっと面白いニュース
エホバの証人といえば羊とヤギの例え話がよく出てきますが、これは彼らが本物のヤギを救った話です。   アメリカ - ノースキャロライナ 2010/6/8

■ The McDowell News

心が優しく、また素早く行動したエホバの証人のおかげで、ヤギのビューラは命を救われた。

このほとんど目の見えない4ヶ月になるヤギは、自宅のプールに誤って落ちてしまった。危うく死ぬところだったところをエホバの証人たちに救われたのだ。

ビューラは、オールド・フォートに住んでいるヘンスリーの家で飼われているメスのヤギだ。ビューラは大変な経験をしてきた。乳離れをした後、自分で食べることが出来ずビタミン欠乏症になり、ほとんど目が見えなくなってしまった。愛するペットのために出来る限りの世話をした結果、ビューラはなんとか丈夫に育ってきた。

ヘンスリー家では、特に15才になる娘のヘイラーが、よく面倒を見てきた。

「ヘイリーは自分の赤ん坊のようにこのヤギを世話しています」と、彼女の母親は語った。

献身的な家族の世話のおかげで、ビューラは健康を取り戻し、今では12,3キロも体重がある。家族の助けによりヤギは早死にを免れた。

そして、この月曜日、ビューラは再び命を救われた。

その日、夫のリックは仕事の出張で家にいなかった。妻のトニアはマクドウェル郡の裁判所で登記関係の仕事をしていた。娘のヘイリーは学校に行っていた。18才になる兄のジェイコブだけは家にいた。

11時半から12時の間に、ビューラは檻から抜け出して歩き回り、最後には自宅にあったプールに落ちてしまった。どうやってビューラが柵から抜け出たのかは、未だに謎である。ジェイコブはちょうど洗濯の真っ最中で、洗濯機の騒音のために、ビューラの助けを求める泣き声が聞こえなかった。

ちょうど同じ時刻にエホバの証人のグループが家から家を訪問して、ジョンソン市で行われる大会の招待状を配っていた。ジェイコブは、彼らが家に訪問していることも気付かなかった。

しかし、エホバの証人は、ビューラの叫び声を聞いた。彼らのうちの一人が、17才になるアートン・ストダートだった。

「私たちはちょうど家から家を訪問していたところだったんです」と彼女は言った。「私たちはどこか近くから叫び声がしていることに気付きました。まだノックもしていませんでしたが、何か大変なことが起こっていることが分かりました」

アートンとジョアン、シンディの3人は叫び声の方に走って行き、ビューラが溺れてもがいているのを見つけた。アートンがビューラをプールから引き上げて、ジョアンがそのヤギを檻の中へと戻すのを手伝った。

後になって、家族は何が起こったのかを知った。隣に住んでいたリックの叔母さんが、女の子たちがビューラを救った一部始終を見ていたのだ。

「こんなことが起こるなんて、めったにないでしょう?」とトニアは言った。「これでビューラは2回、命拾いをしたんです」

ヘンスリー家は、今回のことをいつも感謝しているそうだ。

「ここまでしてくれる人たちが今でもいるという事を知って、とてもうれしく感じています。これは本当に驚くべきことです」とトニアは語っている。

もしあなたの上司がエホバの証人だったら?

2010-04-18 21:40:39 | ちょっと面白いニュース
「ユダヤ人、ゲイ、ジプシー、元精神障害者が上司に? 冗談でしょ」    ポーランド  Gazeta news 2007/11

Gazeta's new poll


ガゼッタニュースの投票。ポーランド人の不寛容にようこそ!

我々は投票による見えない偏見を探ってみた。直接は聞けない質問だが、ポーランド人の大半が上司として受け入れられるのはどんな上司だろうか。これはいわゆる投影法という方法である。人々は自分の見方を多くの人の見方に照らして判断するものだ。

他の人を受け入れられるか一般的な質問をするよりも、他の人たちが我々に何をするべきを話してくれるかを聞いてみることにした。深く大きな不寛容さが明らかになった。

女性が仕事で目に見えない障害に直面するとしても、女性が上司であることには90%の男性と女性が問題ないと考えた。上司が女性であるということは何の問題にもならないようだ。

しかし、もし上司が車椅子に乗っていたらどうかという質問では、31%の人が受け入れられないと答えた。もしその上司がエレベータで動けなくなったり、縁石にはまったりして助けを求めたりしたら、職場での威厳は崩れ落ちてしまい、会社にとって戸惑いとなる。

上司の宗教は個人的な問題のように思える。個人の自由にさせようではないか。しかし、ポーランドでは少し事情が違う。

回答者の75%は(これは2番目に最も受け入れられる上司となるが)、自分がカトリックであることを前面に出している上司(例えば仕事中にロザリオを祈っているとしても)を受け入れられるとしている一方で、41%の人のみがエホバの証人の上司を受け入れられると答えており、無神論者もそれほど高くはない。

たとえそれを前面に出して実践していても、カトリックの信者であることはいまだにポーランドでは、職場において大きな利点となる。

73%の回答者は、アメリカ系ポーランド人を上司として受け入れるそうだ。アフリカ生まれのポーランド人はどうだろうか。その場合は45%ほどが一緒にやっていけるに過ぎない。

ローマ人やアラブ人たちにとってはさらに状況が悪くなる。回答者の75%はそれを受け入れることはできないそうだ。

上司がアメリカ生まれの女性だったらどうだろうか。彼女が白人でカトリックだった場合に限って受け入れられる。しかし有色系だったり黒人だった場合は論外だ。

しかし、すべての白人が受け入れられるわけではない。もしわし鼻だったりするとすこし面白いことになる。我々の半数はユダヤ系のポーランド人は受け入れられない。受け入れられたとしても、その上司は我々ポーランド人と同じようにユダヤ人が忌避する食べ物でも特にこだわない、浅黒い肌の男だろう。我々はよく、ポーランドにおいての反ユダヤ主義は静まってきていると言う。Jedwabne(ポーランド人によるユダヤ人虐殺事件)以降は特にそうだが、しかし相変わらず偏見は存在している。ユダヤ人の上司は明らかにありえない。

同性愛者への割合は本当に低いものだ。わずか16%のポーランド人がゲイの男性と女性を上司として受け入れられるに過ぎない。

私たちは、同性愛者についての沈黙の掟をこれまで書いてきた。「あなたの頭を突き出させるな。そうすれば迷惑をかけることはしない」。これはフーリガンから「ホモをガス室に送り込め!!」などと罵倒されることを防いできた。大統領が述べたように、「同性愛者たちを公式に推奨することはない。しかし彼らが同性愛者としてではなく、一市民として自己を表現するのならばそれを禁じることはしない」

投票は単なる沈黙の掟以上のものが我々にはあることを示している。それは敵意と排他的な精神だ。当時教育大臣だったGiertych氏が、中央教育訓練施設の長を解任したときのことを覚えているだろうか。長は、学校が同性愛者の団体の代表者を学校に招いて、寛容についてスピーチしてもらうように提案した教科書の件で解任されたが、とくに抗議などはなかった。

また同氏がヘイデルバーグに国民を代表して反同性愛者運動の施設を立ち上げたときはどうだっただろうか。44%ものポーランド人は「同性愛者の宣伝はヨーロッパで勢いを増しており、すべての若者たちへと影響を及ばしている。これは家庭を弱くしている」というGazetaの投票に同意し、44%は「同性愛者は自然の法をゆがめている」と考えた。

男性が男性に惹きつけられるのが何が悪いのだろうか?女性が女性に恋に落ちることは?彼らが私たちの上司になることは出来ないことだろうか?最近まで閉ざされた伝統主義的な国だったアイスランドでは、いまではルーテル国教会が同性愛者の結婚を執り行っている。それでもその島は海に沈まずにやっていけているのだ。

では過去に精神病の治療を受けて今では回復した人は何か問題があるだろうか。

周りを見れば、あなたもきっとそのような人を知っていることだろう。私はかつて精神病棟で働いたことがあったが、患者としてきた成功者や有名人たちに会った。治療を終えて彼らは自分たちの仕事へと戻っていった。

しかし93%ものポーランド人が精神病はどこまでいっても精神病だと考えている。こうした人々は黒人やユダヤ人、ローマ人や同性愛者たちさえよりも上司としての立場には向いてないと考えられている。

同様の態度が元受刑者にも向けられている。わずか14%のポーランド人のみがこうした人が他の人の上に立ってもいいと考えている。

さらにもうひとつ耳の痛い話だが、4分の3の回答が、70才以上の人が上司になることを受け入れられないとした。

これはめったに語られない偏見かもしれない。年をとりすぎている。出来やしない。私はただこれらの投票の結果がレオ・ベーンハッカーへのあてつけにならなければいいのだがと願う。

/// ポーランド人が上司として受け入れられるかのアンケート ////

                     はい  いいえ

女性                    90    10
カトリックであること公言している人     75    25
アメリカ生まれのポーランド人        73    27
車椅子の人                 70    30
無神論者                  57    20
アフリカ系ポーランド人           53    47
ユダヤ系ポーランド人            52    48
エホバの証人                41    59
70才以上の人               28    72
ローマ系ポーランド人、ジプシー       27    73
アラブ系ポーランド人            23    77
ゲイ・レズビアン              16    84
元受刑者                  14    86
元精神病者                  7 93


※ まあどこも本音ではそうなんでしょうけど、人種が絡んだ差別意識は強いものがありますね。日本人などはどのくらいに位置するんでしょうか。あと数ある宗教の中でエホバの証人が入っているのが興味深いですね。それほど認知されているということなのかもしれません。