消えた１２００エスクード＜３４７日目＞ Stayed in プライア

　宿を出てタクシーを探してサンフェリペの街を歩いた。まだ朝が早いせいかなかなか見つからず、結局、街の入口まで歩いてようやくタクシーを拾うことができた。
　いくら坂道とは言え、１５分も歩いていないはずやし、ダカールに荷物の一部を置いてきたから軽くなってるはずやのに、やたらと息が切れる。ここ数日の引きこもり生活ですっかりナマってしまったんやろうか？　それとも単にご飯を食べてなくて力が出ないだけやろうか？

　無事に港に到着し、船が出るのを待った。行きの船も同じだった欧米人が何人か居た。




　船に乗り込み、ボーッと座っていると寝てしまい、気付いたら出発して２ｈ程経っていた。どうやら今回は酔わなさそう。５年以上前の酔い止めの薬が効いたのか？　飴を舐めながらだったのが良かったのか？
　周りを見渡すと相変わらずそこら中でゲーゲーやっている。ただ行きのときよりはまだマシな気がする。やっぱり夜の方が揺れは激しかった。

　無事にプライアに到着し、以前泊まっていた宿に直行。今回は食欲はあるので、荷物を置いてスグに昼食。

　レストランで昼食を食べていると、船が同じだったスイス人のおじいさんが話しかけてきた。どうやら日本で生まれたらしい。１～１０までの数字を日本語で言っていた。そして、何と昼食を奢ってくれた。船では一度も喋らなかったのに、何かの縁だからってことで奢ってくれたらしい。めっちゃカッコいい。

　昼食後は、ビールを飲みながらカフェでネット。あまりに遅く、ブログの更新は無理。メールすらちゃんと受け取れなかった。

　宿に戻る途中で、銀行のカードでキャッシングを試みたが、やっぱり無理。なんだかマジで口座が停止されている気がする。ダカールに戻っても使えなかったら、また電話するしかない。ホントいつになったらカード問題が片付くのか…　カードが３枚ともアウトならマジで帰らないといけないかもしれない。

　夜、シャワーを浴びて寝る前に、小遣い帳と残りのお金が合ってるか確かめようと思ってお金を探したが、なぜかない。夕方に部屋に戻ったときに、一度確認していた１０００エスクード札と２００エスクード札がない。
　カバンのどっかに入っているんだろうと気軽に探し始めたが、どこを探してもない。夕方には確かにあったのに…　それ以降は宿から出ていないから、絶対に部屋にあるはずなのに…
　ひょっとしてシャワーやキッチンに行ったときに落としたのかもしれないけれど、ちょっと考えにくい。カバンに入れたはずなのに…
　シャワーを浴びてる最中に、部屋に誰かが侵入した？とも考えたが、それなら１２００エスクードしか盗られてないのも変。

　結局１ｈ以上、荷物をひっくり返したけれど、やっぱり見つからない。宿代と空港へのタクシー代を残すと４４５エスクードで明日一日を過ごさないといけなくなる。また両替？　もうホンマに最悪や…

　カーボベルデに来てからますます悪いことだらけ…　あぁさすがにココロ折れそう…orz

　＜今日の移動＞サンフェリペ（フォゴ島）→プライア
　Fast Ferry社のフェリー。４ｈ。２５００エスクード。
　運行は往復とも月・水・金・土らしい。プライアからは午後３時発（金曜は午後５時発）、サンフェリペからは午前９時半発。

　＜宿泊地＞レジデンシャル・ソル・アトランティコ（Residencial Sol Atlantico）　ダブル　２０００エスクード
　住所：Placa Alexandre Albuquerque。プラトー地区の中心のAlexandre Albuquerque広場に面している。
　設備：共同トイレ＆ホットシャワー。Wifiなし。ＴＶ有り。朝食付き。
　備考： ロンプラ西アフリカ版に載っている。綺麗。

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