最南端の街に到着＜６３８日目＞ Stayed in ウシュアイア

アルゼンチン１５日目
　　今日は世界最南端の街ウシュアイアへ到着。


　朝６時過ぎにリオガジェゴスに到着した。

　バスを降りてあまりの寒さにビックリ。まださらに南へ下るんやけど、大丈夫やろうか？？

　リオガジェゴスではバスの乗換え。ウシュアイア行きのバスのチケットを買わないとダメなんだが、まだオフィスが開いていない。


　オフィスは朝８時からと書いてあったので、しばらく待機していたが、いつの間にかオフィスが開いていた。なんとか無事にチケットも購入することができた。


　さすがに今回のバスは少しボロくなった。それでもアルゼンチンのバスは十分に快適だ。


　１～１．５ｈくらい走って国境に到着。面倒くさいことにパタゴニア地域はチリとアルゼンチンの国境が入り組んでいるので、同じアルゼンチンのリオガジェゴスからウシュアイアに行くだけなのに一度チリを通らないといけない。


　別に国境自体はそんなに面倒ではないんだが、パスポートにスタンプが増えてしまうのが嫌だ。


　チリは野菜などの持ち込み制限が厳しく、荷物検査もあると聞いていたが、Ｘ線装置に通したのは手荷物のみだった。バスに預けた荷物はそのまま。メッチャ緩い。パタゴニアだからかな？


　無事にイミグレを通過し、チリに入国。


　さらにしばらく走って行くと、道路がプッツリ切れていた。




　ついに到着したマゼラン海峡。


　風がメッチャ強く、波も激しい。ここをフェリーで渡っていよいよフエゴ島へ向かう。記念撮影のためにバスを降りたが、あまりの寒さにスグにバスの中に退避。でも、結局フェリーに乗る際にバスを降ろされて歩かされるハメに…　寒い、寒い。

　フェリーを待機中のバス。


　フェリー到着。



　フェリーはそんなに揺れることなく、フエゴ島に到着した。


　ここから再びバスに乗り込み、しばらく走った後、国境に到着した。今回の国境は荷物検査も何もないので１回目以上に楽だった。


　そして、午後６時、リオグランデに到着した。ここで一度バスを乗り換え。何のための乗り換えだったんかはよく分からん。ちょっとだけバスがボロくなった。


　とあるブログで『インドのバスよりヒドい』という記事を読んだけど、どこがヒドいんだかはサッパリ分からんかった。快適そのもの(笑)。


　リオグランデからウシュアイアにかけての景色は雪山や湖や枯れ木など、寒冷地の雰囲気が出てきて良かった。これからのパタゴニアのトレッキングが楽しみになってきた。

　綺麗な湖。


　ちょっとシャッタースピードが遅すぎた。


　枯れ木も良い感じ。




　意外と山がちなルート。



　午後８時半頃、ようやくウシュアイアに到着した。世界最南端の街（ちなみに世界最南端の村はウシュアイアの対岸にあるプエルトウィリアムスらしい）。

　少し雪が降っている。寒い。市バスに乗って少し離れたところにある上野山荘に向かった。

　ようやく一息付けたのはもう夜１０時。と言っても、まだちょっと明るいのでそんな時間が経っているようには思えないんやけど…

　明日はいよいよ南極ツアーの下調べ。ついに来るとこまで来たって感じだ。


　＜本日の移動＞（プエルトマドリン）→リオガジェゴス→ウシュアイア
　・Don Otto社のバス。約１７ｈ。６０８ペソ(約９８ドル)。
　　プエルトマドリンのバスターミナル発。カマバス。ご飯がメッチャ豪華。夜にはワインまで出た。
　・Tecni Austral社のバス。約１２ｈ。４２５ペソ(約６５ドル)。
　リオガジェゴスのバスターミナル発。１～１．５ｈくらいでチリとの国境に到着。アルゼンチンもチリもイミグレは同じ建物。と言うか隣同士に座っていた。
　その後、フェリーでフエゴ島に渡った後、２ｈくらい走ってアルゼンチンとの国境に到着。今度はイミグレの建物は別だった。
　リオグランデでバスを乗り換え。リオグランデからウシュアイア間の景色が良かった。

　＜宿泊地＞上野山荘　ツイン　５５ペソ(約９ドル)
　住所：Ayelen 126。ウシュアイアのDeloqui通りからLinea Bの市バスで１５分程度。３．７５ペソ。Ayelenで下車後、徒歩２分くらい。
　設備：共同トイレ＆ホットシャワー付き。キッチン使用可。Wifiなし。
　備考：１１～３月頃の夏場のみ営業。夏場は混むらしいので、電話で空きベッドの状況を確認した方が良いらしい。実際行ってみると、他の宿泊客は０だったけど…　Wifiがないのが残念。１～３泊は５５ペソ、４泊～は５０ペソ。４５ペソになるのもあったが、何泊からかは忘れた。

　現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば２つとも…v(^o^)v