今度はホントになくなった＜１０９日目＞ ｉｎ ギルギット

　なんとか５時前に起きて、５時半のバスに乗ることができた。眠い。ウトウトしているうちに、シャンドール峠に到着。峠ではパスポートチェックがあり、しばらく休憩。富士山と同じくらいの標高なので涼しくて気持ちがいい。




　バスとシャンドール峠。


　バスが走ってきた道。


　牛が居た。


　子供。化粧している。




　お母さんはさすがに写真撮れなかった。


　山をバックに撮影。


　声掛けた訳じゃなかったのに、全員カメラ目線。



　峠を越えてしばらくした後、バスの屋根に乗ることにした。バスの中から見る景色とは全然違って気持ちが良い。
　バスの上から撮った景色。














　一緒に屋根に乗っていたパキスタン人も陽気で楽しい。どうやら蜂蜜を売りに行くみたいで、１つタダでもらった。


　蜂蜜くれたオジイ。


　笑うオジイ。


　途中でバスが停まったときに隠し撮り。のはずが、完全にカメラ目線。



　道が悪いと激しく揺れて怖い。道が良いと激しくスピードを出すので怖い。ときどき木の枝が襲ってくるのでこれまた怖い。屋根の上に乗るのはスリルがある。ジェットコースターに安全ベルトなしで乗ってるようなもの。ただメッチャ楽しい。

　途中、グピスという村でご飯休憩。ご飯を食べ終わってバスを見ると、何やら修理を始めた。何か壊れたのか？　３０分後くらいに出発することができた。ところが、ガクーチという村でバスを乗り換えさせられた。やっぱり何かが調子悪かったみたいだ。


　もうあと１ｈくらいでギルギットに到着というところで急ブレーキ。そして、ドンって音。なんだなんだと外を見てみると、子供が抱き抱えられていたところ。ハネられたらしい。無事そうなので良かった。
　驚きなのはその後も何事もなかったかのように、バスは走ったこと。スピードも変わらず出しまくっている。怖い国だ。


　そしてようやくギルギットに到着。しんどい道のりだった。荷物をバスの上から降ろしてもらおうとすると、何か固まっている。まさかって思ってバスの上に登ってみると、荷物がない！！


　ロストバゲージ…　バスを乗り換えたときだ。。「荷物を移動させてやる」って言ったくせに…


　文句言ったが「明日来るから。ノープロブレム」の一点張り。バカじゃないのか？　絶対に謝らない。とりあえず、荷物があるガクーチのバス会社の電話番号を聞いてホテルのオーナーに相談することにした。

　ホテルに行って起きた出来事を言うと、ここでも「ノープロブレム」。ホントなのか？　とりあえず明日にならないと分からない。まさかの２日連続のロストバゲージだ。昨日はスグに拾われて見つかったけれど…

　それにしても、この２日間は色んなことが起こり過ぎる。こういうときはビール飲みたいのに、この国にはビールがない。悔しい…


　＜宿泊地＞マディナホテル　ドミ　２５０Rs
　ギルギットのバザールのそば。旅行者には有名やし、誰かに聞けばスグに分かる。雰囲気は良い感じ。

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