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~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

動きたくても動けない、いや、動きたくないだけか・・・<534日目> Stayed in ピーターマリッツバーグ

2012-08-11 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 結局、エミレーツからは何の連絡もない。今日は土曜日。たぶん今日も明日も連絡はないんやろう。火曜がフライトの予定なんやけど、月曜までフライトが変更できたかどうか分からないという微妙な状況に陥ってしまった。

 本来なら万が一に備えてケープタウンに移動しておくべきなんやろうけど、やっぱり移動する気にはなれない。ネットができる状況に居ないと、フライトがどうなるか分からんから動けない。なので、月曜の結果を待ってから移動することにした。ちゃんとフライトが変更できてないとエライ目に遭うんだが…

 午前中は部屋でのんびりして過ごし、昼過ぎになってからちょっとだけ出かけた。ATMでお金を下ろし、チキンリキンで昼食を食べた後、スーパーへ行った。
 夕食用の食材を買うつもりでいったが、やはり1人になると、食材を買うのにも躊躇してしまう。野菜を買うにも肉を買うにも缶詰を買うにも1人だと量が多い。悩んだ結果、結局お菓子とお酒だけ買って食材は何も買わずにインスタントラーメンで過ごすことにした。身体に悪いな… でも、なぜか作る気になれない。

 再び宿に戻った後は、漫画を読んだりネットをしたりのんびりと過ごした。

 昨日から右胸が痛いんだが、それに加えて頭も痛い。風邪でも引いたかな? 急激に気温が変化したからそれも仕方ないのかも… 結局、移動できないというよりは、疲れているし移動したくないだけやな…

 明日もきっとこの調子で引きこもり。あ~、頭痛い…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>プリンス・アルフレッド・ストリート・バックパッカーズ(Prince Alfred Street Backpackers) シングル 160ランド(約20ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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ヘリコプターによる大興奮の脱出劇<533日目> Stayed in ピーターマリッツバーグ

2012-08-10 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 昨日はバーのソファで寝たが寒かった。部屋が広いせいかな? 朝起きたときに、飲みかけのコーラが凍っていたのにはビックリ。部屋の中やというのに、室温は何度なんや?氷点下か?

 バーは東側の崖のスグ近くなので、朝日を見ることができる。今までの部屋では朝日を見るためにはバーまで歩いてこないとダメだったが、今日は歩かなくて良い。

 せっかくなので、寒いのを我慢して日の出を見ることにした。さすがに外に出て崖のそばまで行くのは寒すぎて無理やったうえ、思っていたよりは違う方向から太陽が出てきたので、結局、崖の縁から太陽が昇るところを見ることになってしまったが… それでも、崖や雪が赤く染まっていく様子は何やら幻想的。

 最初は部屋の中から見た。


 寒さに耐えながら外へ。




 風の強さが分かるかなー?


 風は少しあるものの、今朝の天気は悪くない。これならヘリコプターは来るはず。寒いのを我慢しながらひたすら待った。

 そして、午前9時。ついにヘリコプターがやってきた。


 荷物を持って乗り込む。運良く運転席の隣に乗ることができた。


 準備完了し、フワッと浮き上がった。もう大興奮。


 そのまま雪の上を滑るように進んでいく。

 そして、崖を越えた。この瞬間の興奮度合いは凄まじかった。雪景色の山々は美しいし、真下に徒歩で、車で通った道が見える。横を見れば、目線の高さにドラケンスバーグの山が見える。






 真横に見えるドラケンスバーグ山脈。




 飛んできた方向を見る。


 ものの15分程だったが、最高の移動手段だった。

 到着したヘリコプター。


 去っていく。




 ほんの20分まではこの山の上に居た。


 降ろされたのはハイムビル近郊のサニパスホテルという高級ホテル。ピーターマリッツバーグに行くには、とにかくアンダーバーグまで出ないとダメなので、ホテルの前でミニバスを待った。

 他にもホテルで働く現地人2人が待っていたのだが、その2人はホテルの車でアンダーバーグへ行ってしまった。同じ車に乗せて欲しかったところだが、「許可がないんだ」と言われて断られてしまった。何の許可?

 ミニバスが通る気配もないので、ヒッチすることに。すると、ちょうどホテルから出てきた車に乗せてもらうことに成功。たまたまおれがヘリコプターで降り立ったのを見ていたらしく、話もしやすかった。

 アンダーバーグのミニバスターミナルで降ろしてもらって、ピーターマリッツバーグ行きのミニバスを確認すると、まだ半分も集まっていない。時間はありそうなので、警察へ行こうと思って場所を聞くと、アンダーバーグではなくてハイムビルにしかないそうだ。今さらハイムビルに戻ることはできない。どうなるかは分からないがピーターマリッツバーグに行ってから警察に行くことにした。

 ちなみに警察へ行く目的は、南アフリカの入国スタンプがないから。ヘリコプターで移動してしまったから、レソトの出国スタンプもないし、南アフリカの入国スタンプもない。つまり、いわゆる密入国中ってこと。
 レソトの出国スタンプはともかく、南アフリカの入国スタンプがないと、出国の際にどうなるか分からない。なので、警察でスタンプをもらいたい。

 ピーターマリッツバーグ行きのミニバスは2h後に出発した。アンダーバーグ周辺は標高1500mくらいのはずだが、それでも雪が積もっていた。道路も除雪車が出た気配がある。アフリカでこんなに雪が降るとはね…

 約2h後、ピーターマリッツバーグに到着した。一度来ている街で勝手が分かっているので楽だ。宿に到着してまずはメールをチェック。飛行機の変更の結果がどうなったのかを確認すると、なんと結果が出るまで2、3日かかるそうだ。
 2、3日かかったらもうフライトの前日なんやけど… 前日になってから「フライトの変更ができなかった」とか、「変更費用が高くなった」とかになっても困るんやけど…
 航空会社の適当な対応に腹は立つものの、まずは入国スタンプ問題の方が大事なので、警察へ向かった。

 警察へ行ってみるとイミグレは別の組織がやっているらしい。場所を教えてもらってそっちへ行ってみた。行った場所は日本のパスポートセンターみたいな感じでヒトでごった返していた。
 受付で事情を説明すると、「イミグレは3時で閉まっちゃったけど、とりあえず2Fへ行ってみろ」と言われた。そして、もう一度、2Fで事情を説明する。

 拙い英語で何とか説明していると、ようやく事情は分かってもらえた。
 が、「ここでは入国スタンプを押せないから、出国のときに同じ事を説明したら大丈夫」と言われた。

 大丈夫と言われても、ここはアフリカ。そのときの係官がどう判断するかは分からない。
 でも、逆に何もチェックすることなく、出国スタンプをくれるかもしれない。
 とにかくこの街ではスタンプをもらえないことは決定なので、もう入国スタンプのことは諦めることにした。

 そして、問題はチケット。もし変更できないようなら、明日の夜行か、最悪でも明後日の夜行でケープタウンに行かないと間に合わない。
 でも、さすがに変更できないとかはないやろうし、そうなったら電話で文句言えば何とかなりそうな気もするので、とりあえず明日は様子見。ネットが使える今の宿で連絡が来るのを待つことにした。

 それにしてもピーターマリッツバーグは暖かい。震えることなく眠れるなんて久しぶりだ。

 <今日の移動>サニトップ→ハイムビル近郊→アンダーバーグ→ピーターマリッツバーグ
 ・サニトップ→ハイムビル近郊(サニパスホテル)
  ヘリコプター。約15分。910ランド(約115ドル)。
  サニトップで足止めされたために呼んだヘリコプター。11人で3往復で1万ランド。
 ・ハイムビル近郊→アンダーバーグ
  ヒッチハイク。約20分。タダ。
  30分程待ったが、ミニバスが通る気配はなし。サニパスホテルから出てきた観光客の車に乗せてもらった。
 ・アンダーバーグ→ピーターマリッツバーグ
  ミニバス。2h弱。70ランド(約9ドル)。
  アンダーバーグのミニバス乗り場発。ピーターマリッツバーグでは、観光案内所の東側に到着した。

 <宿泊地>プリンス・アルフレッド・ストリート・バックパッカーズ(Prince Alfred Street Backpackers) シングル 160ランド(約20ドル)
 住所:312 Prince Alfred Street. インターケープやグレイハウンドなどの長距離バスが停車するマクドナルドから徒歩7分くらい。マクドナルドからChief Albert Luthull Stを南東(インフォメーションと反対方向)に進み、1つ目の交差点で左折。そのまま5分程歩いたところの右側にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。Wifi無料。キッチン使用可。
 備考:ロンプラに載っている。スーパーやバス乗り場が近い。レソトへの入口になるアンダーバーグからのミニバスは、観光案内所の東側付近に到着した。

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脱出まであと一息だったのに・・・<532日目> Stayed in サニトップ

2012-08-09 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 今朝も良い天気。ただ、昨日より風が強い。昨日の夜は全くの無風だったのに…


 コーヒーを飲んでから、バーへ向かった。風があるだけで歩きにくい。それでも昨日の朝よりは遥かにマシだ。サクサクと歩いてバーに到着した。


 なお、車はこんな感じに埋まっている。


 南アフリカ方面を望む。




 宿のシャレー。ここで寝れば暖かいんやろうけど…


 「ミニバスは今日は出るのか?」と聞くと、「レソト内部のモコトロンへ向かうんなら今日か明日にでも出るかもしれない。ただ、南アフリカへ行くなら2週間は無理だ」と言われた。

 ま、確かにこの積もった雪が1日や2日で解けるとは思えない。現実、ミニバスが走るようになるまでは1~2週間くらいかかるんやろう…orz

 とりあえずネットが繋がっていたので、スカイプでエミレーツに電話。昨日のエラーの対処をお願いしたから、明日には結果が出ているはず。

 さすがに他の客達もいつまでも閉じ込められている状況に業を煮やしたのか、脱出方法を探し始めた。チラホラとヘリコプターという言葉が聞こえてくる。

 20kmもバックパックを背負って山道を下るのは現実的に不可能だ。気温は氷点下やし、雪も深い。万全な気候なら歩けるかもしれんけど、冬の今では無理。

 となると、もう残すはヘリコプターで脱出するしかないようだ。

 ところが、なかなかにヘリコプターの手配が進まない。
 結局、しばらくボンヤリと過ごすことになった。

 15時頃、ようやくヘリコプターが決定。1人あたり910ランド(約9000円)だ。11人を3回に分けて運ぶ。言葉が達者じゃないうえ、他の乗客達が呼んだヘリに便乗するだけなので、当然ながら最後のフライトとなった。

 それでも、初めてのヘリコプターってだけでも興奮するのに、それが国境越え、しかもドラケンスバーグ山脈を降りるんだから、すっごいラッキーだ。こんな状況になったとは言え、ヘリコプターに乗れることになったので満足。

 サニパスの晴れた景色も、吹雪も、晴れの雪景色も見れたし、大満喫だ。

 ヘリに備えて、荷物をバーに移動。雪の中、バックパックを背負って歩くのは辛過ぎる。どう考えても歩いて山を降りるのは無理だ。

 いよいよ17時過ぎに第一陣が出発していった。景色を楽しみにしていたが、この調子では日が暮れてしまっているだろう。まぁ夜なら夜でもいいか…


 と、楽しみにしているところで、「燃料切れ&風が強くてもう無理」っていう情報が入ってきた。

 という訳で、ヘリコプターは明日に延期。明日は天気が悪いという情報もあるが、まぁ何とかなるだろう…

 むなしく夕暮れの南アフリカを見る。


 今さら部屋に戻ることはできないので、今日はバーで寝ることにした。

 夕食もご馳走になり、恐らく今晩の宿泊費はタダ。

 ちなみに、宿自体は中級以上のホテルに相当するので、夕食は豪華。久しぶりに良い思いしたわ。遭難も悪くないね。

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>サニ・トップ・シャレー(Sani Top Chalet) バーのソファ タダ
 ヘリコプターで脱出できるはずが、上記事情により出れなくなった。荷物を持ってバーまで移動したので、もう戻りたくない。というか、戻れない。なので、バーのソファで眠らせてもらうことにした。

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ようやく晴れた<531日目> Stayed in サニトップ

2012-08-08 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 朝、ドアを開けてビックリ。
 1m以上の雪が積もっていた。出れない。


 出ない訳にも行かないので、雪を押しつぶすようにして、まずは隣のキッチンのある建物に移動した。わずか10mの移動が大変だ。

 キッチンの中は昨日以上に凄まじい光景。至るところに雪が積もっている。まずはお湯を沸かしてコーヒーを飲んだ。間違いなく今日もサニトップを出れない。


 シンクがもはやシンクとして意味をなしてない。


 これはもちろんキッチンの内側。


 お湯沸かし中。


 それよりもまず、バーまでどうやって行こう。もう食料はパスタがちょっと残っているだけなので、昼食でも夕食でも何かはまともなものを食べないとしんどい。

 けど、外は猛吹雪。
 悩んでいても仕方ない。昼になれば吹雪が収まるかどうかは分からない。行くならさっさと行って暖炉に当たっている方がマシだ。

 今、泊まっている施設。雪で入口が埋まってしまった。


 意を決して歩き始めたが、昨日以上に足が沈む。場所によっては股下まで沈む。全然進めない。おまけに進む道が分からない。目的地は吹雪の向こうにうっすらと見えるが、歩くところを間違うと、両足とも股下まで沈み込んで出れなくなってしまう。

 悪戦苦闘しているうちに息も切れていた。2800mを超えているから空気が薄い。普通にしてる分には大丈夫だが、こんなに苦労していると息がもたない。

 そして、そのうちに吹雪で手も顔も冷たくなり、感覚がなくなってきた。足もだんだん雪が染み込んできて、親指のあたりなんかは凍傷になりそうな感じ。

 ようやく途中にある民家のそばに避難できた。まだ半分くらいだが、もう身体中が冷えきっている。特に足がヤバイ。この調子じゃバーまで着けない。それどころか、戻ることすらもう無理だ。

 民家の軒下で息を整えていると、ドアが開き、中に入れてくれた。

 火だ!

 慌てて手足や顔を温めた。
 まさかこんなに辛いとは…

 しばらく休憩させてもらって、再び歩き始めた。ここからは民家も何もない。ただひたすら黙々と歩いた。

 そして、ようやくバーに到着した。
 従業員も他に足止めされてる客も「Are you alive?」と聞いてくる。いや、ホント死ぬかと思ったよ。

 濡れた靴下を乾かしていると、朝食が準備されており、お客の1人が気を利かして朝食をご馳走してくれた。その後もお菓子をくれたりと優しい。

 いつになったら出れるのかと従業員の1人に聞いてみると、『1週間』という答え…

 絶望…orz

 ネットもできなければフライトの変更もできないし、みすみす7万円近いチケットを捨てることになってしまう。

 でも、もはや何もできない。仕方ないので数独をやって時間を潰していた。

 ロバもこんな状況。




 あ~白い。。。


 つらら。


 昼頃になってくると、だんだんと晴れ間が出てきた。どうやら吹雪の峠は越したようだ。雪がなくなれば移動できる。他の従業員に聞いてみると、「ひょっとしたら明日に出れるかもしれない」という素晴らしい答え。


 ちょっと気持ちが楽になってきた。

 晴れてきた~


 雪だるま。


 景色はやっぱり素晴らしい。






 しかも夕方になると電気が復旧し、Wifiが使えるようになった。慌てて飛行機について調べてみると、1万円で変更可能だった。間に合うかもしれないが、変更した方がマシだ。

 変更の手続きをしたものの、やっぱり最後のクレジットカードの認証でダメだった。オフィスに電話するしかない。おれのカードでは飛行機のチケットを買うことができないのか?

 夕方になったので、部屋に戻ることにした。風が止み、吹雪じゃなくなっただけで、随分と歩きやすくなった。これだけでもちょっと気分が楽しくなってきた。

 夕暮れ。


 夜、空を見上げると、キレイな星空が見えた。
 雪と星。写真に撮るしかない。

 寒いから一眼レフがうまく機能しない中、三脚を立てて星空を撮った。


 流れ星も撮れた。


 載せすぎか…(笑)


 ついでに、自分も入ってみた。まずまずの写真じゃないかな?(笑)


 あ~、明日こそ移動したい!!

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>サニ・トップ・シャレー(Sani Top Chalet) ドミ? 185ロティ(約23ドル)
 詳細は昨日と同じ。今日も薪なし。

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遭難体験記<530日目> Stayed in サニトップ

2012-08-07 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 今、夜の7時頃。吐く息も白い中、ロウソクの光で日記を書いている。パソコンのバッテリーもあとわずか… 全く何でこんな目に遭っているのか…

 朝は寒いかと思っていたが、大量の毛布を着込んだおかげでグッスリと眠れた。
 8時頃に窓から差し込む光を見て、『今日も天気が良さそう』と思ってミニバスの時間までもう一眠りしようとしたところで、窓から何やら白い粉が…

 う~ん。
 どう見ても雪だ。

 外に出てみると、一面真っ白。半端無く真っ白。
 足を踏み出すと20cm以上沈み込む。

 これはダメだ…

 一応、わずかな期待を込めて、バーまで今日のミニバスがあるかどうかを聞きに行くことにした。
 寒い。吹雪だ。前が見えない。一歩一歩が辛い。

 何も見えん。


 やっとの思いでバーに着いて、ミニバスのことを聞いてみたが、やはり今日は無理。レソトのモコトロンへ行く方面も、南アフリカへ戻る方面も両方無理。まぁこの雪の中でボロいミニバスに走られるのも怖いけど…

 で、「明日になれば行けるのか?」と聞くと、「3日くらいはこんな天気」だそうだ…

 大ピンチ…orz

 ケープタウン発の14日の飛行機のチケットを持っているというのに、ここで3日も足止めされたら間に合わなくなりそう。少なくともケープタウンで色々と観光しようと思っていた分が全て行けなくなりそう。ここまで来て喜望峰に辿り着けないかもしれない…

 途方に暮れるものの、もうどうしようもない。ここまで来たことについては後悔してないが、昨日のうちに南アフリカへ戻るべきだった。昨日はあんなに晴れていたのに、たったの一晩でこうも変わってしまうとは…

 しばらくバーで過ごしていた。他にも欧米人の客たちが居て、彼らはガンガン酒を飲んでいる。おれも飲みたいところだが、何泊しないといけないのか分からない状況であまりお金を使うと、残りの所持金がピンチになる。

 仕方なく、ホットワインを一杯だけ頼んだ。

 バーの内室。


 サンタクロースもバソトハットを被っている。


 テラスはこんな状況。


 つららもすげぇ~


 天気は全く良くなる見込みはない。むしろ相変わらず雪が降り続いている。これじゃあ、仮に明日晴れたとしても雪解けまで時間がかかって結局出れない気がする。

 昼食。


 昼食後、バーに居てもヒマなので部屋に戻ることにした。バーと部屋とは200~300m離れているんだが、朝以上に雪が深くなっている。膝下までズボズボと沈み込み、場所によっては、膝上まで沈む。
 おまけにうっすら見える建物を目標に歩いているんだが、下を向いて歩くからスグに方向がズレている。雪山で遭難したら、死ぬ自信があるわ(笑)。

 ようやく部屋に戻ると、部屋の中にも窓の隙間から入った雪が積もっていた。一体この先どうなるんやろう? エライとこまで来てしまったよ…

 靴も無残。乾かせへんし…


 朝よりヒドイ。


 ベッドに積もった雪。


 昨日は6時頃から来た電気が今日は来ない。まぁこの雪だから、メインの建物から離れたコッチのところまでは自家発電を動かしに来ないんだろう。
 これはこれでムカつくが、さらには、薪すら来ない。昨日の残りの薪がいくつかあるが、高地のためにライターが使いにくいうえ、着火剤となるようなものがないので火をつけることができない。
 ちなみに水道が完全に凍ってしまって水も出ない。幸いキッチンのガスだけは点くので、周りに積もった雪を溶かしてインスタントラーメンやコーヒーを作ることはできた。

 遭難して山小屋に立てこもってる気分だ。部屋の中でも当然ながら吐く息は白い。

 たぶん一生しない経験やから良いんやけれど、今の調子じゃ明日は晴れても雪で車は動かないやろうし、せめて明後日くらいには脱出したい。

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>サニ・トップ・シャレー(Sani Top Chalet) ドミ? 185ロティ(約23ドル)
 詳細は昨日と同じ。ただ、高い金払ってるんだから、薪くらい持ってこい!!

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イギリス人は神様です<529日目> Stayed in サニトップ

2012-08-06 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 8時か8時半に宿の前をミニバスが通ると聞いていたので、7時半には準備を整えて宿の支払いを済ませた。支払いの際にもう一度ミニバスのことを確認してみると、『9時にミニバス乗り場まで連れて行ってあげるよ』と言われた。おそらく昨日行った未舗装道路の始まり部分のことなんだろう? まさかと思うがミニバスはそこからしか出発しないのか?

 朝のドラケンスバーグ山脈の入口部分。朝日に染まってキレイ。




 バランシングロック。歩いて行けるらしい。


 さすが山の天気。一瞬にしてこうなった。


 しばらく待機。


 9時に1日サニパスツアーの車に乗せてもらって、ミニバス乗り場まで行った。ドライバーは「歩きながらヒッチするのが良いよ」と言ってきた。ツアーのドライバーの言うことだからそうなんだろう… 歩き始めることにした。

 ミニバス乗り場らしいところ。


 でも、よく考えれば、そのままサニパスまで連れて行ってくれれば良かったんじゃないのか? 高いツアー代を払っているヒトにしたら気分が悪いのかもしれないが…

 景色は良いね。




 しばらく歩いていると車が通ったが、停まってくれない。これもツアーの車のようだ。1h程歩いたところで、1台の車が停まってくれたが、ヒトがいっぱい。ドライバーにあと何kあるのか聞いてみると、なんと18km。この山道を18kmはさすがに無理そうだ。ドライバーは「車は後から来るよ。頑張れ」と言って去っていった。

 そのスグ後にもう1台停まってくれたが、今回もいっぱい。ドライバーは「順調に歩けば2時くらいに着くよ」と言ってくれたが、その後「ミニバスはもうスグ来ると思うが、いっぱいかもしれないよ」と悲しい予言をしていった。

 ひたすら歩く。




 その後、何台かの車が通過するも、全く停まってくれない。空いているのに停まってくれないのもあって何だか哀しくなってきた。

 そして、歩き始めて2h後、待望のミニバスがやってきた。

 しかし、さっきのドライバーの予言通り、いっぱいで乗せてもらえなかった。

 絶望・・・

 しばらくの間は車は1台も通っていないし…

 引き返すにもなかなか勇気の要るところまで来てしまった。何より目の前に見えているドラケンスバーグの山々を見ていると、どうしてもサニパスまで行きたい。

 最悪全てを歩く覚悟を決めて歩き始めた。でも、肩も足も結構限界。登ったり下ったりの坂が続くので10分歩けば休憩しないと歩けなくなってきた。

 2.5h程で、およそ8km程歩いたところで右足が痙攣し始めた。

 ヤバイヤバイ…

 慌てて荷物を降ろして休憩。一体、何の修行なんだろう? 素直にミニバス乗り場で待っていた方が良かったんじゃないのか? あのドライバーが歩きながらヒッチするのが良いとか言うから…

 ブツブツと頭の中でボヤきながら、冷静に今後どうするかを考えた。事前の情報では、南アフリカのイミグレを超えてからが本格的な登りが始まるというのに、まだイミグレにすら辿りつけていない。とりあえずイミグレまで辿り着ければ、何とかなるだろう…


 足も良くなってきたので、いよいよ歩き始めようとしたら、ちょうど車が通った。また停まってくれないんだろう…と半ば諦めモードだったが、なんと停まってくれたうえ、乗せてくれることになった。イギリス人の旅行者だった。神様に見えたよ。

 ようやく車に乗り込むことができて一安心。南アフリカのイミグレまではあと3kmくらいだった。

 イミグレの手続きを終えたあたりから急に道も険しくなる。そして、山がホントに近づいてきた。スゴい景色。




 龍の名にふさわしく、山がうねうねして見える。




 つづら折りに山を登っている途中で、休憩&写真撮影のために車が停まってくれた。ホントにキレイだ。今まで色んなところを通ってきたけど、峠の景色としては一番かもしれない。カラコルムハイウェイよりも良いと思う。








 ありがたいことに、休憩のときにホットワインを出してくれた。何なんだ、このヒト達の優しさは…

 これから向かうサニトップはこのちょうど奥。


 さらに登る。


 その後もひたすら山を登り続け、ようやく頂上に到着した。『天空の王国』の名にふさわしいレソトへの入国だ。山を登り切った瞬間に視界が開けて雪山が見えた。空も近い。通ってきた方を見ると、崖下に続く山の景色が素晴らしい。


 乗せてくれたイギリス人たちと。


 ここを登ってきた。


 レソトのイミグレを通過後、スグそばのサニトップシャレーという宿兼バーに行った。バーはアフリカで一番高いバーらしい。ちなみに、標高は2874m。中は、おれを見捨てていったツアー客でごった返していた。


 その中、おれを拾ってくれたイギリス人はまたもやホットワインをおごってくれた。もう涙が出そう。2.5hも歩かされるハメになったけど、結果的に歩きながら景色も見れたし、ホントにイイ人に拾ってもらえたし、結果的には良かった。

 宿に荷物を下ろした後は、もう一度バーに戻って遅めの昼食。軽食的なメニューしかないが、こんな何もないところではこれで十分だ。


 ちなみにキャンプサイトもあるが、夏以外は無理だと思う。


 ようやくお腹も満ちたので、少しだけ周辺を歩いてみたが、もう寒くて無理。太陽が当たっていてまだ3時だというのにこの寒さは恐怖。風が冷たすぎる。早々と部屋に戻ることにした。

 サニトップは村というか、村以下… ちっちゃな集落。


 キレイやわ~


 レソトはポニートレッキングが有名だが、ココに居たのはロバ。


 部屋に戻って毛布を着込んでもまだ寒い。これは強烈だ… ここはちょっと異常だとは言え、レソトに居る間はずっとこんな寒さと戦わないとダメなんやろか?

 夜になるとくつろぎスペースに薪が運ばれてきた。コーヒーをすすりながら薪の世話。なんかイイねぇ~(笑)。

 <今日の移動>ハイムビル近郊→サニトップ
 徒歩+ヒッチ。約4h。タダ。
 詳細は日記を読んで下さい。なお、ミニバスは1日に2本くらいはありそう。

 <宿泊地>サニ・トップ・シャレー(Sani Top Chalet) ドミ? 185ロティ(約23ドル)
 住所:サニトップに着けばスグに分かる。
 設備:共同トイレ&たぶんホットシャワー。キッチン使用可。Wifi Hotspotと書いてあったが、実際には使えなかった。
 備考:付近には何もない。バソトハット(レソト土産)を売っている店やホントに小さな商店はあるが、レストランはおそらくここ1ヶ所のみ。
 値段は高いがまぁ場所が場所なだけに仕方ないのかも…
 電気は夜6時~10時半頃のみ。お湯などはガスなので基本的に出る。

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ドラケンスバーグの入口<528日目> Stayed in ハイムビル近郊

2012-08-05 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 朝5時半頃に目が覚めた。昨日モタモタしているうちに無くなってしまった安いチケットを確認してみると、案の定、そのチケットは復活していた。
 が、やっぱり買えない。電話して買おうにも、今日は日曜なのでオフィスが閉まっている。しばらくは諦めるしかなさそうだ。

 7時前に準備を整えて宿のリビングに向かうと、すでにオーナーは起きていて車の準備をしてくれていた。こんなに親切にしてくれる宿は初めてかもしれない。南アフリカで一番、というか、南部アフリカで1、2を争うオススメの安宿だ。まぁ、シングルで160ランド(約20ドル)だから、安いとは言い切れないけど…

 ミニバスターミナルまでオーナーが送ってくれ、乗るミニバスも教えてくれたので、非常にスムーズ。
 ところが、問題はここから…

 ミニバスターミナルに着いたときから思っていたが、閑散としすぎている。実際、今から乗る予定のアンダーバーグ行きのミニバスにも乗客は1人しか居ない。これは長期戦になりそうだ。


 その後は、ただひたすら待った。さすがに腹が減っていたので、スグそばで売っていたタマゴサンドを買って食べて時間を潰したりもしたが、まだまだ客が集まりそうもない。やっぱり日曜に移動するのは良くなかったか…?

 結局、ミニバスの出発を待っている間に寝てしまった。

 目が覚めると、だいぶヒトが集まっていた。時刻は10時。眠りに落ちる前に乗客の1人と喋っていたときに聞いた出発予想時刻だ。でも、あと2、3人足りない。

 ミニバスが出発したのは11時前。4h近く待ったことになる。今日はどこまで行けるんだろうか?

 ミニバスが動き出してからしばらくは起きていたが、またもや寝てしまった。バックパックとサブバッグを膝に抱えながらよく眠れるもんだ… 自分の適応力に呆れてしまう(笑)。

 隣の乗客に「アンダーバーグに着いたよ」と言われ、とりあえずミニバスを降りた。レソト行きのミニバスを探したが、今日のミニバスは行ってしまったらしい。「とりあえず待っとけ。何ならタクシーを呼んであげるぞ。」と言われたので、しばらく待機。
 さすがに今居るアンダーバーグからレソト国境のサニパスまでタクシーに乗る気にはなれない。山道だし、いくら請求されるのか分からない。途中のハイムビル近郊の宿のサニロッジまでならタクシーでもそんなにかからなさそうだが…

 『どうしようか?』と悩んでいたら、さっきのミニバスが戻ってきた。出発前に話をしていたヒトが「早く来い。サニパスまで行くぞ。」と言っている。
 『なら、何でさっきおれが降りたのを黙って見てたんだ?』と思ったが、どうやらサニパス方面へ向かうらしいので、これはありがたい。もう一度、ミニバスに乗り込んだ。

 どうやらこのミニバスはサニパスへの途中まで行くらしい。『こうなったら行けるとこまで行こう!』と思い、サニロッジで降ろしてもらうのを止め、そのまま他の乗客と一緒にサニパスへ向かうことにした。

 ところが、終着点は舗装道路が終わった地点。他の乗客5人はここでヒッチを試みるらしい。「お前はどうする?」と聞かれて迷ったが、明日の朝にサニパスを通るミニバスがあると聞いたので、結局、通り過ぎた宿のサニロッジに戻ることにした。今日は最低限サニロッジまで行ければ良いと思っていたので、とりあえずは問題がない。

 宿の中庭。


 無事に宿に到着したので、休憩もそこそこに宿の裏にある山に登ってみることにした。レソト国境近くのこの地域は、世界遺産のドラケンスバーグ自然公園の一部。久しぶりの世界遺産だ。

 ハイキングコース。




 レソト方面。


 宿の前にそびえ立つ山。


 宿から延びるハイキングコースを歩いていると、スグに『許可無き者、立入禁止』の看板があった。その看板には世界遺産であることも書いてある。




 看板のそばから歩いてきた方向を見る。


 ここまで来たし、そばの山の上までならOKと宿の注意書きに書いてあったので(英語力が正しければ…)、そのまま歩き続けた。

 湖もあった。


 途中の景色。




 そして、30分程で山の上に到着した。


 気持ちイイ… ただ、天気がちょっと悪い。崖の上に立つと、強烈な風で吹き飛ばされそうになる。




 ただ、晴れてないせいか、スワジランドのエズルウィニの方が景色は良いように思えた(笑)。でも、遠く、レソト方面にはうっすらと雪を抱いた山が見える。明日はレソトに向かうが、果たして通れるやろうか?。ここで雪で立ち往生になると、かなりピンチなんやけど…

 女子レスラーみたい…


 カラス?


 1hちょっとの散策を終えて宿に戻った。

 しばらく宿の庭でぼーっとしていたが、さすが山なだけあって天気の移り変わりが激しい。強烈な砂埃を巻き込んだ風が吹いたと思えば、スグに晴れて暖かくなる。見れば見るほど、明日のレソト行きが怪しくなってくる。

 今居るサニロッジ付近には、レストランはもちろん商店すらないので、夕食はピーターマリッツバーグから持ってきたパスタを作ることにした。2人で居たときは、野菜や肉なども持ってきていたが、1人になってからは野菜なども持ってきていないので、素パスタにソースを絡めるだけ。不味くはないが、美味くもない。やっぱり自炊するなら、それなりに準備した方が良いみたいだ。

 そもそも1人になると、ご飯を作ること自体も面倒やし、食べていても楽しくない。2人だったときのことを思い出してしまうのでダメだ。一人旅に慣れるまではもう少し時間がかかりそうだ。

 明日は、いよいよこの旅でアフリカ最後の国のレソト。ちゃんと行けるやろうか?

 <世界遺産88個目(複合遺産5個目)>・・・ウカランバ・ドラケンスバーグ自然公園
 レソトの東側国境に沿った地域のうち、ハイムビル近郊にあるサニロッジバックパッカーズ周辺を訪れた。
 ピーターマリッツバーグからミニバスでアンダーバーグまで約2h。70ランド(約9ドル)。さらに、アンダーバーグからサニロッジバックパッカーズまでミニバスで約20分。26ランド(約3ドル)。日曜に移動したせいかもしれないが、ミニバスの数はそんなに多くなさそう。

 <今日の移動>ピーターマリッツバーグ→アンダーバーグ→ハイムビル近郊
 ・ピーターマリッツバーグ→アンダーバーグ
  ミニバス。約2h。70ランド(約9ドル)。
  ピーターマリッツバーグの駅近くのミニバス乗り場から。日曜のせいもあってヒト気の少ないミニバスターミナルだった。7時から4h待って11時前に出発。宿のオーナー曰く、『平日ならヒトが多いので、7時半頃には出発する』らしい。
 ・アンダーバーグ→ハイムビル近郊(サニロッジ)
  ミニバス。約20分。26ランド(約3ドル)。
  アンダーバーグのミニバス乗り場から。アンダーバーグで降りた後、『ミニバスはもうない』と言われてタクシーかどうしようか悩んでいたら、アンダーバーグまで乗ってきたミニバスがそのままサニパス方面へ行くらしく、乗ることができた。レソト国境のサニパスへの道のうち、未舗装道路が始まるところまで行くミニバスだった。5人の現地人はそのままヒッチでサニパスへ向かうようだった。

 <宿泊地>サニ・パス・ロッジ・バックパッカーズ(Sani Pass Lodge Backpackers) ドミ 110ランド(約14ドル)
 住所:アンダーバーグ~サニパス(レソト国境)の途中にある。ハイムビルから10km(アンダーバーグからは15km)くらい。ミニバスの運転手に言えば降ろしてもらえる。なお、NUD(旧Underburg Express)というシャトルバスがピーターマリッツバーグやダーバンと結んでいるが、高い。確か300ランドとかしたはず(往復の値段だったかも…)。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifiはあるみたいだが、有料か無料かは不明。
 備考:付近には何もない。夕食(70ランド)は朝9時までに申し込んでおけば食べれる。自炊するなら食料を持ってこないといけない。アンダーバーグにはスーパーがあった。
 プライスリストを見るとキャンプ場もあるみたいだが、尋ねると『ない』と言われた。どっち? プライスリストによれば、キャンプは80ランド。

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相変わらずチケットが買えない<527日目> Stayed in ピーターマリッツバーグ

2012-08-04 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 ネットができるので、昨日は夜更かししてしまった。それでも、朝7時には目が覚めている。どんな身体になっちゃったんだ?

 今日は引きこもる予定。タダで結構なスピードのネットができるので、今のうちに色々と調べたいこともあったからだ。まぁ実際は、単にのんびりしたいだけやけど…

 それでも昼食がてらに少しだけピーターマリッツバーグの街を歩いた。今日は土曜なので、昨日よりは少しだけヒト通りが少ない気がする。

 適当に歩いて、適当に目についた建物の写真を撮った。かなり雑な観光。

 ピーターマリッツバーグはこんな街。




 博物館。壁の気持ち悪いものたちは常設?


 公衆浴場があった。立派な建物。


 コロニアルビルやったと思う。


 ガンジー像。あのガンジー。


 これがピーターマリッツバーグの象徴かな? シティホール。


 何が何の建物なのかもほとんど把握していない。建物だけ見れば、古いヨーロッパの街と変わらない。もう慣れてしまって違和感は全くないけど、初めてやったら、この建物の雰囲気に黒人がいっぱい居る状況に戸惑ったかも… ただ、このピーターマリッツバーグにはインド系のヒトも多い気がする。

 宿に戻った後は、飛行機のチケットの検索。

 そして、意を決して買おうとしたら、またもやカードのエラーで買えず… 何度か試しているうちに、安かったチケットが無くなってしまった。最悪だ。
 ってか、このところカードでチケットが全然買えないんだけれど、ホントに大丈夫なんやろうか? ネットで使えないカードを持ち歩くことほど、無駄なこともない。どうしたもんだか…?

 とりあえず、もうホントに時間が限られてきたので、明日は移動。なんと宿のオーナーがミニバスターミナルまで送ってくれることになった。Wifiもタダやし、南アフリカで一番の宿かも…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>プリンス・アルフレッド・ストリート・バックパッカーズ(Prince Alfred Street Backpackers) シングル 160ランド(約20ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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一人旅再開<526日目> Stayed in ピーターマリッツバーグ

2012-08-03 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 今日はダーバン近くのピーターマリッツバーグという街まで移動。そして、今までと違うのは今日の移動からは一人になるということ。ジンバブエから1ヶ月以上一緒に行動していたが、それもヨハネスまで。

 パークステーションまで送ってもらい、バスの出発を待った。1人で居ると、何かをちょっと買いたいときでも荷物があって買いに行きづらい。

 いよいよバスのチェックインが始まった。預ける荷物が19.5kg。なのに荷物代を請求された。インターケープなら20kgまではOKのはずだったが、今日利用するバスはSAロードリンク。インターケープより遥かに安いバスだ。

 安いバスだから荷物の上限も低いのかと思ったが、どうもおかしい。最初は30ランド請求されたのに、50ランドを渡すとお釣りがないということで、結局20ランドで良くなった。適当過ぎる。

 後になってネットで調べたら、やっぱり20kgまでは荷物代は取られないようだ。しかも、超過1kgにつき5ランドってなっている。ムカつく。こんな腐った係員の居るバスには、いくら安くても二度と乗らん。

 ただ、バスの席自体の乗り心地は悪くなかった。2席-3席なのでインターケープなどと比べると確かに狭いが、リクライニングもあったし、問題ない。

 しかも、7hかかるはずが、予定より早く、6hでピーターマリッツバーグに到着した。

 宿に荷物を置いた後は、とりあえず昼飯にマクドナルド。南アフリカに入ってからは、『これでもか!』というくらいマクドナルドに通っている。まぁ半年以上食べれなかった反動か(笑)。

 スーパーで買物を済ませた後は宿に戻って、ネット。今回の宿は、珍しくフリーのWifiがあった。静かで快適。もうあまり時間がないというのに、結局、連泊することに決めた。この判断が上手くいけばいいけど…

 それにしても、1人になるとヒマだ。ネットが繋がるから良いものの、そうじゃないと今まで何して1人で過ごしていたんやろうか?

 <今日の移動>ヨハネスブルグ→ピーターマリッツバーグ
 SAロードリンク社のバス。約6h。150ランド+荷物代20ランド。
 座席は2席-3席の並び。
 バックパックは20kgをギリギリで超えていなかったのに30ランド請求された。結局20ランドで済んだけど…
 あとでネットで調べてみたらやっぱり20kgまでは追加料金が要らないと書いてある。ムカつく。他のバス会社に比べれば安いけど、腐った係員のバス会社は使いたくない。

 <宿泊地>プリンス・アルフレッド・ストリート・バックパッカーズ(Prince Alfred Street Backpackers) シングル 160ランド(約20ドル)
 住所:312 Prince Alfred Street. インターケープやグレイハウンドなどの長距離バスが停車するマクドナルドから徒歩7分くらい。マクドナルドからChief Albert Luthull Stを南東(インフォメーションと反対方向)に進み、1つ目の交差点で左折。そのまま5分程歩いたところの右側にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。Wifi無料。キッチン使用可。
 備考:ロンプラに載っている。スーパーやバス乗り場が近い。レソトへの入口になるアンダーバーグまでのミニバス乗り場までは、2~3kmくらいある。

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引きこもり<525日目> Stayed in ヨハネスブルグ

2012-08-02 23:59:59 | モザンビーク~南アフリカ(3回目)
 洗濯などを済ませた後は、もう今日やることはなくなった。
 とりあえず近くのスーパーに行ってお酒を買って、宿に戻って飲んだ。

 ヒマやし、久しぶりのドミなので、バックパックの整理をすることにした。お土産(主に、スワジキャンドル)がものすごく邪魔。重さも増した気がする。バックパックだけで20kgを超えてそうだ…

 バックパックの整理の後は、今後のルートも考えたが、意外と時間がないことが判明。これからは連続で移動しないといけない。それに山へ向かうから雪で峠が通れるかどうかも分からない。

 どうなるんやろう?

 結局、引きこもりの一日で終わった。なのに、なぜか疲れている。最近は一日引きこもっただけでは疲れが取れない。もう少しの辛抱なんだけど、身体がもつかな…?

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>イーストゲート・バックパッカーズ(Eastgate Backpackers) ドミ 150ランド(約19ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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