昨日はバーのソファで寝たが寒かった。部屋が広いせいかな? 朝起きたときに、飲みかけのコーラが凍っていたのにはビックリ。部屋の中やというのに、室温は何度なんや?氷点下か?
バーは東側の崖のスグ近くなので、朝日を見ることができる。今までの部屋では朝日を見るためにはバーまで歩いてこないとダメだったが、今日は歩かなくて良い。
せっかくなので、寒いのを我慢して日の出を見ることにした。さすがに外に出て崖のそばまで行くのは寒すぎて無理やったうえ、思っていたよりは違う方向から太陽が出てきたので、結局、崖の縁から太陽が昇るところを見ることになってしまったが… それでも、崖や雪が赤く染まっていく様子は何やら幻想的。
最初は部屋の中から見た。
寒さに耐えながら外へ。
風の強さが分かるかなー?
風は少しあるものの、今朝の天気は悪くない。これならヘリコプターは来るはず。寒いのを我慢しながらひたすら待った。
そして、午前9時。ついにヘリコプターがやってきた。
荷物を持って乗り込む。運良く運転席の隣に乗ることができた。
準備完了し、フワッと浮き上がった。もう大興奮。
そのまま雪の上を滑るように進んでいく。
そして、崖を越えた。この瞬間の興奮度合いは凄まじかった。雪景色の山々は美しいし、真下に徒歩で、車で通った道が見える。横を見れば、目線の高さにドラケンスバーグの山が見える。
真横に見えるドラケンスバーグ山脈。
飛んできた方向を見る。
ものの15分程だったが、最高の移動手段だった。
到着したヘリコプター。
去っていく。
ほんの20分まではこの山の上に居た。
降ろされたのはハイムビル近郊のサニパスホテルという高級ホテル。ピーターマリッツバーグに行くには、とにかくアンダーバーグまで出ないとダメなので、ホテルの前でミニバスを待った。
他にもホテルで働く現地人2人が待っていたのだが、その2人はホテルの車でアンダーバーグへ行ってしまった。同じ車に乗せて欲しかったところだが、「許可がないんだ」と言われて断られてしまった。何の許可?
ミニバスが通る気配もないので、ヒッチすることに。すると、ちょうどホテルから出てきた車に乗せてもらうことに成功。たまたまおれがヘリコプターで降り立ったのを見ていたらしく、話もしやすかった。
アンダーバーグのミニバスターミナルで降ろしてもらって、ピーターマリッツバーグ行きのミニバスを確認すると、まだ半分も集まっていない。時間はありそうなので、警察へ行こうと思って場所を聞くと、アンダーバーグではなくてハイムビルにしかないそうだ。今さらハイムビルに戻ることはできない。どうなるかは分からないがピーターマリッツバーグに行ってから警察に行くことにした。
ちなみに警察へ行く目的は、南アフリカの入国スタンプがないから。ヘリコプターで移動してしまったから、レソトの出国スタンプもないし、南アフリカの入国スタンプもない。つまり、いわゆる密入国中ってこと。
レソトの出国スタンプはともかく、南アフリカの入国スタンプがないと、出国の際にどうなるか分からない。なので、警察でスタンプをもらいたい。
ピーターマリッツバーグ行きのミニバスは2h後に出発した。アンダーバーグ周辺は標高1500mくらいのはずだが、それでも雪が積もっていた。道路も除雪車が出た気配がある。アフリカでこんなに雪が降るとはね…
約2h後、ピーターマリッツバーグに到着した。一度来ている街で勝手が分かっているので楽だ。宿に到着してまずはメールをチェック。飛行機の変更の結果がどうなったのかを確認すると、なんと結果が出るまで2、3日かかるそうだ。
2、3日かかったらもうフライトの前日なんやけど… 前日になってから「フライトの変更ができなかった」とか、「変更費用が高くなった」とかになっても困るんやけど…
航空会社の適当な対応に腹は立つものの、まずは入国スタンプ問題の方が大事なので、警察へ向かった。
警察へ行ってみるとイミグレは別の組織がやっているらしい。場所を教えてもらってそっちへ行ってみた。行った場所は日本のパスポートセンターみたいな感じでヒトでごった返していた。
受付で事情を説明すると、「イミグレは3時で閉まっちゃったけど、とりあえず2Fへ行ってみろ」と言われた。そして、もう一度、2Fで事情を説明する。
拙い英語で何とか説明していると、ようやく事情は分かってもらえた。
が、「ここでは入国スタンプを押せないから、出国のときに同じ事を説明したら大丈夫」と言われた。
大丈夫と言われても、ここはアフリカ。そのときの係官がどう判断するかは分からない。
でも、逆に何もチェックすることなく、出国スタンプをくれるかもしれない。
とにかくこの街ではスタンプをもらえないことは決定なので、もう入国スタンプのことは諦めることにした。
そして、問題はチケット。もし変更できないようなら、明日の夜行か、最悪でも明後日の夜行でケープタウンに行かないと間に合わない。
でも、さすがに変更できないとかはないやろうし、そうなったら電話で文句言えば何とかなりそうな気もするので、とりあえず明日は様子見。ネットが使える今の宿で連絡が来るのを待つことにした。
それにしてもピーターマリッツバーグは暖かい。震えることなく眠れるなんて久しぶりだ。
<今日の移動>サニトップ→ハイムビル近郊→アンダーバーグ→ピーターマリッツバーグ
・サニトップ→ハイムビル近郊(サニパスホテル)
ヘリコプター。約15分。910ランド(約115ドル)。
サニトップで足止めされたために呼んだヘリコプター。11人で3往復で1万ランド。
・ハイムビル近郊→アンダーバーグ
ヒッチハイク。約20分。タダ。
30分程待ったが、ミニバスが通る気配はなし。サニパスホテルから出てきた観光客の車に乗せてもらった。
・アンダーバーグ→ピーターマリッツバーグ
ミニバス。2h弱。70ランド(約9ドル)。
アンダーバーグのミニバス乗り場発。ピーターマリッツバーグでは、観光案内所の東側に到着した。
<宿泊地>プリンス・アルフレッド・ストリート・バックパッカーズ(Prince Alfred Street Backpackers) シングル 160ランド(約20ドル)
住所:312 Prince Alfred Street. インターケープやグレイハウンドなどの長距離バスが停車するマクドナルドから徒歩7分くらい。マクドナルドからChief Albert Luthull Stを南東(インフォメーションと反対方向)に進み、1つ目の交差点で左折。そのまま5分程歩いたところの右側にある。
設備:共同トイレ&ホットシャワー。Wifi無料。キッチン使用可。
備考:ロンプラに載っている。スーパーやバス乗り場が近い。レソトへの入口になるアンダーバーグからのミニバスは、観光案内所の東側付近に到着した。
アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
バーは東側の崖のスグ近くなので、朝日を見ることができる。今までの部屋では朝日を見るためにはバーまで歩いてこないとダメだったが、今日は歩かなくて良い。
せっかくなので、寒いのを我慢して日の出を見ることにした。さすがに外に出て崖のそばまで行くのは寒すぎて無理やったうえ、思っていたよりは違う方向から太陽が出てきたので、結局、崖の縁から太陽が昇るところを見ることになってしまったが… それでも、崖や雪が赤く染まっていく様子は何やら幻想的。
最初は部屋の中から見た。
寒さに耐えながら外へ。
風の強さが分かるかなー?
風は少しあるものの、今朝の天気は悪くない。これならヘリコプターは来るはず。寒いのを我慢しながらひたすら待った。
そして、午前9時。ついにヘリコプターがやってきた。
荷物を持って乗り込む。運良く運転席の隣に乗ることができた。
準備完了し、フワッと浮き上がった。もう大興奮。
そのまま雪の上を滑るように進んでいく。
そして、崖を越えた。この瞬間の興奮度合いは凄まじかった。雪景色の山々は美しいし、真下に徒歩で、車で通った道が見える。横を見れば、目線の高さにドラケンスバーグの山が見える。
真横に見えるドラケンスバーグ山脈。
飛んできた方向を見る。
ものの15分程だったが、最高の移動手段だった。
到着したヘリコプター。
去っていく。
ほんの20分まではこの山の上に居た。
降ろされたのはハイムビル近郊のサニパスホテルという高級ホテル。ピーターマリッツバーグに行くには、とにかくアンダーバーグまで出ないとダメなので、ホテルの前でミニバスを待った。
他にもホテルで働く現地人2人が待っていたのだが、その2人はホテルの車でアンダーバーグへ行ってしまった。同じ車に乗せて欲しかったところだが、「許可がないんだ」と言われて断られてしまった。何の許可?
ミニバスが通る気配もないので、ヒッチすることに。すると、ちょうどホテルから出てきた車に乗せてもらうことに成功。たまたまおれがヘリコプターで降り立ったのを見ていたらしく、話もしやすかった。
アンダーバーグのミニバスターミナルで降ろしてもらって、ピーターマリッツバーグ行きのミニバスを確認すると、まだ半分も集まっていない。時間はありそうなので、警察へ行こうと思って場所を聞くと、アンダーバーグではなくてハイムビルにしかないそうだ。今さらハイムビルに戻ることはできない。どうなるかは分からないがピーターマリッツバーグに行ってから警察に行くことにした。
ちなみに警察へ行く目的は、南アフリカの入国スタンプがないから。ヘリコプターで移動してしまったから、レソトの出国スタンプもないし、南アフリカの入国スタンプもない。つまり、いわゆる密入国中ってこと。
レソトの出国スタンプはともかく、南アフリカの入国スタンプがないと、出国の際にどうなるか分からない。なので、警察でスタンプをもらいたい。
ピーターマリッツバーグ行きのミニバスは2h後に出発した。アンダーバーグ周辺は標高1500mくらいのはずだが、それでも雪が積もっていた。道路も除雪車が出た気配がある。アフリカでこんなに雪が降るとはね…
約2h後、ピーターマリッツバーグに到着した。一度来ている街で勝手が分かっているので楽だ。宿に到着してまずはメールをチェック。飛行機の変更の結果がどうなったのかを確認すると、なんと結果が出るまで2、3日かかるそうだ。
2、3日かかったらもうフライトの前日なんやけど… 前日になってから「フライトの変更ができなかった」とか、「変更費用が高くなった」とかになっても困るんやけど…
航空会社の適当な対応に腹は立つものの、まずは入国スタンプ問題の方が大事なので、警察へ向かった。
警察へ行ってみるとイミグレは別の組織がやっているらしい。場所を教えてもらってそっちへ行ってみた。行った場所は日本のパスポートセンターみたいな感じでヒトでごった返していた。
受付で事情を説明すると、「イミグレは3時で閉まっちゃったけど、とりあえず2Fへ行ってみろ」と言われた。そして、もう一度、2Fで事情を説明する。
拙い英語で何とか説明していると、ようやく事情は分かってもらえた。
が、「ここでは入国スタンプを押せないから、出国のときに同じ事を説明したら大丈夫」と言われた。
大丈夫と言われても、ここはアフリカ。そのときの係官がどう判断するかは分からない。
でも、逆に何もチェックすることなく、出国スタンプをくれるかもしれない。
とにかくこの街ではスタンプをもらえないことは決定なので、もう入国スタンプのことは諦めることにした。
そして、問題はチケット。もし変更できないようなら、明日の夜行か、最悪でも明後日の夜行でケープタウンに行かないと間に合わない。
でも、さすがに変更できないとかはないやろうし、そうなったら電話で文句言えば何とかなりそうな気もするので、とりあえず明日は様子見。ネットが使える今の宿で連絡が来るのを待つことにした。
それにしてもピーターマリッツバーグは暖かい。震えることなく眠れるなんて久しぶりだ。
<今日の移動>サニトップ→ハイムビル近郊→アンダーバーグ→ピーターマリッツバーグ
・サニトップ→ハイムビル近郊(サニパスホテル)
ヘリコプター。約15分。910ランド(約115ドル)。
サニトップで足止めされたために呼んだヘリコプター。11人で3往復で1万ランド。
・ハイムビル近郊→アンダーバーグ
ヒッチハイク。約20分。タダ。
30分程待ったが、ミニバスが通る気配はなし。サニパスホテルから出てきた観光客の車に乗せてもらった。
・アンダーバーグ→ピーターマリッツバーグ
ミニバス。2h弱。70ランド(約9ドル)。
アンダーバーグのミニバス乗り場発。ピーターマリッツバーグでは、観光案内所の東側に到着した。
<宿泊地>プリンス・アルフレッド・ストリート・バックパッカーズ(Prince Alfred Street Backpackers) シングル 160ランド(約20ドル)
住所:312 Prince Alfred Street. インターケープやグレイハウンドなどの長距離バスが停車するマクドナルドから徒歩7分くらい。マクドナルドからChief Albert Luthull Stを南東(インフォメーションと反対方向)に進み、1つ目の交差点で左折。そのまま5分程歩いたところの右側にある。
設備:共同トイレ&ホットシャワー。Wifi無料。キッチン使用可。
備考:ロンプラに載っている。スーパーやバス乗り場が近い。レソトへの入口になるアンダーバーグからのミニバスは、観光案内所の東側付近に到着した。
アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v